ファッションアイテム総まとめ！2022年掲載【スポーティシック】

2022年にPen Onlineに掲載したファッションアイテムをまとめてみました。
フォトグラファー／編集ライターの一史（かずし）が担当する、
ファッション連載「着る／知る」、
ブログ「コラムニスト」で紹介したもの。
ブランドやメーカーからの提供写真でつくったニュース記事は除外してます。
ブツも人物も、わたしが撮ったオリジナルです。
実物を手に取り、価格の納得度も含めてよいと感じたアイテムばかり。
販売終了品が多いでしょうが、在庫があれば１月のセールに出るかも？

22年のキーワードは、
アウトドア、スポーティ、ファンクショナル（機能的）、カラフル
あたりでしょうか。
野外キャンプに代表されるコロナ以降のナチュラルなライフスタイルに基づく服装です。

一方で私的には近ごろ、
クセのある服、光沢素材、カラフル、細身シルエット、色っぽさ、（古典的な）男っぽさ、（女性における）フェミニンさとレディライク
などが気になってます。
一時期はドレッシーにも着目しましたが、だんだん気分が萎えてきちゃいました。
結局自分でも革靴に戻りませんし、テーラードは最近よく着るものの、デニムと同様の「新鮮なアイテム」という捉え方でありドレスアップ発想ではなく。
ドレスアイテムを着てもマインドが異なるんです。

それでは以下より、22年の総まとめを。
分類は、

前半：セレクトアイテム
後半：私物（購入品、いただきもの）

での構成です。

---fadeinPager---

スポーツブランドの日常着がコスパも機能もバツグン

スポーツメーカーの普段着が、機能もデザインもすごくイイです。
コスパのよさはファッションブランドを上回るほど。
市場をリードするのはわたしたちの感性にフィットする日本企画品。
ゴールドウイン（ザ・ノース・フェイスなど）、デサント（水沢ダウンなど）、ダイワ（ダイワピア39など。社名はグローブライド）らがファッションシーンでも話題になりました。
さらに注目されるのが、ニューバランス。
ニューバランスジャパン企画のウエア類がスポーツに偏りすぎないタウンファッションで、23年も目が離せない存在になりそう。
英国のカリマーも日本企画が中心で、大人の日常感覚にズバリ刺さります！

ニューバランス：MET24

---fadeinPager---

靴がニューバランスなら、服はMET24で！着ればわかる日常の機能美【着る／知る】Vol.142

---fadeinPager---

ザ・ノース・フェイス：ザ・ノース・フェイス、ザ・ノース・フェイスパープルレーベル

---fadeinPager---

ザ・ノース・フェイスがキャンプ専門店をオープン！新生恵比寿ガーデンプレイスに見るモダンライフ【着る／知る Vol.143】

---fadeinPager---

カリマー

---fadeinPager---

アウトドアから都市へ！カリマーが大人の洒落た日常着になった【着る／知る】Vol.136

---fadeinPager---

シューズもアウトドア系で

「疲れる靴はもうイヤ」とばかりに、コロナで自由になった服装のうち決定打になったのがリラックスしたフットウエア。
革靴は、履きたい人だけが履く社会習慣が確立されるでしょう（そうなるといいな←革靴の押しつけ断固反対派より）。
そこでスニーカーの出番なのですが、一般的なトレンドならローテクのコートシューズが気分だと思います。
1970年代以前のコート（試合場）用モデル。
わたしは22年の冬に、ゆったり服とバランスがいいボリューミーなアウトドア系をイチオシしました。
洒落るという意味でも、大人が学生たちと差をつけるためにも、足元には個性を持たせるほうがいいと思うんです。

キーン

---fadeinPager---

ハンター

---fadeinPager---

スイコック

---fadeinPager---

街履きスポサンを探せ！大人のセンスで選ぶ最新＆定番【着る／知る】Vol.135

---fadeinPager---

男もスマホを斜めがけ

ジェンダーレス発想が広がってきたとはいえ、多くの大人男性は女性と共通する服や小物を身につけることを避けがち。
女性のことは大好きなクセに、女性的なものには無関心（笑）。
若い女子を中心にいまや標準になったスマホの斜めがけも、男性には抵抗があるようです。
そんな人でも身近に感じそうな収納小物を見つけました。
バッグ部分を取り外し、スマホ単独で下げることもできる便利グッズです。

トポロジー

---fadeinPager---

【着る／知る】 Vol.133　ルックスも実用も最高の夏グッズ！事情通の男たちがその凄さを語る

---fadeinPager---

毛布系の厚手素材がヒット

スポーツウエアでも天然素材を見直す動きが生まれています。
持続生産できるSDGs観点からだったり、ハイテクでは及ばない身体に優しい特性があったり、心に優しいほっこり感があったり。
家生活でも毛布にくるまりたいですね。

イーストハーバーサープラス

---fadeinPager---

大人が狙う軍モノアウターは、毛布系ウールが今年流！【着る／知る】Vol.141

---fadeinPager---

ドゥニコロン

---fadeinPager---

ラフな服装でこそ高品位なストールを！大人カジュアルの達人、西野大士による着こなし指南

---fadeinPager---

応援ブランドのショップオープン

年始は旅行させままならなかった社会情勢の22年。
秋になると街に人が戻りはじめてきました。
そのタイミングで東京・新宿の商業施設「ニュウマン」に、イレーヴの初店舗がオープン。
上質な素材のベーシック、というとほかのブランドとの違いが気になるところですが、イレーヴは色が絶妙だと思ってます。
形は今風にゆったりとして、トラッドの文脈を未来に押し広げてる感じ。
デザイナーが女性だからこそ、メンズにも繊細さが息づいているのでしょう。
メンズデビューは22年春です。

イレーヴ

---fadeinPager---

商業施設に注目ブランドが続々と！秋の新宿が見逃せない【着る／知る】Vol.139

---fadeinPager---

買ったり、いただいたりの私物

後半はざざっと、22年のお気に入り私物をお見せします。
購入品が半分で、メーカーからギフティングでいただいたアイテムが半分。
服一着を除きすべてフットウエア。
服はユニクロから取材お礼でいただいたマルニとのコラボアウターです。
生地がペラッとした化繊で汗蒸れするから着るタイミングを逃していまに至ります。
でも旬のカラフルなアイテムですし、肌寒さが残る春に袖を通すつもりです。

デザインものでも長く着ようとする社会慣習が広がってきたのは嬉しい限りです。
買い替え、でなく買い足し。
それがSDGsも踏まえた現代のワードローブづくりなのでしょう。

■購入：マリブサンダルズ、ムーンスター、ハイテック
■ギフト：ユニクロアンドマルニ、プーマ、キーン

マリブサンダルズ