【スニーカーに合う腕時計10選】ニューバランス×IWC、プーマ×タグ・ホイヤーなどベストな組み合わせを探求!

  • 文:Pen編集部
Share:

ニューバランスやオニツカタイガーなどの定番スニーカーに、合わせるべき腕時計とは? Pen Onlineの連載「靴と腕時計」から抜粋して紹介する。

1. オメガ「シーマスター ダイバー300M」 

オメガ×ニューバランス
腕時計¥979,000/オメガ(TEL:0570-000087) シューズ¥39,600/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室 0120-85-7120) ジャケット¥74,800、パンツ¥35,200/ともにグラフペーパー(グラフペーパー 東京 TEL:03-6381-6171)

ニューバランスの名作「990」シリーズ。初代「990」は1982年、「1000点満点なら990点」という衝撃的なコピーと共に登場した。時間とコストを度外視して当時の最高を追求した開発姿勢は、40年以上の時を経た第6世代「Made in USA 990v6」にも色濃く受け継がれている。本作では、デザインと機能の大胆な刷新が行われた。象徴的だったミッドフットサドルをあえて排除し、ピッグスエードとシンセティックレザーのオーバーレイを踵から爪先へ流れるように配置することで、かつてないスピード感のあるルックスを獲得した。ソールユニットには、高反発な「FuelCellミッドソール」を990番台として初採用。お馴染みのENCAP構造と組み合わせることで、マイルドなクッション性と安定性を両立させている。

そして忘れてはならないのが、ニューバランスの象徴である「グレー」だ。アスファルトの色に馴染み、汚れを目立たせない実用色として採用されたこの色は、いまやタウンユースの定番カラーとなっている。

シーマスター ダイバー300M
シーマスター ダイバー300M/自動巻き、SSケース、ケース径42㎜、パワーリザーブ約55時間、シースルーバック、ラバーストラップ、30気圧防水。¥979,000

「シーマスター ダイバー300M」の詳細はこちら

---fadeinPager---

2. グランドセイコー「SLGC009」

グランドセイコー×オニツカタイガー
腕時計¥2,310,000/グランドセイコー(セイコーウオッチお客様相談室TEL:0120-302-617) スニーカー¥19,800/オニツカタイガー(オニツカタイガージャパン www.onitsukatiger.com) ジャケット¥93,500、パンツ¥59,400/ともにブラームス(ワンダリズムTEL::03-5797-9915)、シャツ¥35,200/ブラームスルーツストック(ワンダリズムTEL:03-5797-9915)
 

オニツカタイガーを代表するコレクションである「メキシコ66」は、1961年の「リンバーアップ」と、象徴的なストライプが初採用された66年の「リンバー」をルーツに持つ。そのレトロな佇まいを色濃く残しながら、現代の技術で履き心地を再構築したのが今回選んだ「メキシコ 66 SD VIN」だ。

特筆すべきは、クラシックな薄底スタイルからは想像できない機能性。ミッドソールのヒールウェッジにはクッション材「アンプリフォーム」を、中敷きには「オーソライト」を搭載。見た目はあくまでヴィンテージ風だが、足入れは驚くほど現代的でやわらかい。

そしてモデル名にある「VIN(ヴィンテージ)」が示す質感と、今作のキーカラーである「クレイキャニオン(褐色)」にも注目。上質なレザーに施された独自のヴィンテージ加工は、乾いた大地を思わせる赤茶色の陰影を際立たせ、新品のスニーカーにはない深みとこなれ感を与えてくれる。

この足元に合わせたいのは、グランドセイコーの「SLGC009」。ブランド初のメカニカルクロノグラフ「テンタグラフ」のラインアップに加わった、「スポーツコレクション」の最高峰である。毎秒10振動のハイビートを刻む「キャリバー9SC5」を搭載し、パワーリザーブは約72時間という実用性を確保。

「SLGC009」の詳細はこちら

---fadeinPager---

3. ベル&ロス「BR-03 ブラック スティール」

BR-03 ブラック スティール
腕時計¥550,000/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック TEL:03-6264-3989) スニーカー¥34,650/VEJA×CFCL(CFCL TEL:050-1726-2002) シャツジャケット¥99,000、パンツ¥79,200/ともにCFCL(CFCL TEL:050-1726-2002)

今回選んだスニーカーは、2005年創業のフランス・パリ発のサステナブルブランドであるVEJA(ヴェジャ)と、CFCLによる初のコラボレーションモデル。

ベースとなったのは1990年代のオールドスクールな佇まいを持つヴェジャの定番「V-90」だが、本作はそこから大胆な「引き算」がなされている。アイレットを裏側に隠してシューレースを収納し、ロゴの主張も極限まで抑制。アッパーには耐久性と上質さを兼ね備えたVEJA独自開発の素材「NOLYN(ノーリン)」を採用し、素材そのもののテクスチャーを際立たせた。B Corp 認証企業同士のコラボレーションだけに、その素材選びには一切の妥協がない。

この足元に合わせたいのは、同じくフランスにルーツを持ち、1994年に創業したベル&ロスの「BR-03 ブラック スティール」だ。コックピットの計器をそのまま手首に移植したような「四角の中に丸」というデザインコードは、ブランドの絶対的なアイコンである。2023年のアップデートにより、ケースサイズを41㎜へと縮小。ラグを細く調整することで、現代の都市生活になじむ装着感を手に入れた。一方で、ブラックの文字盤とコントラストの効いたホワイトのインデックスは視認性が高く、プロフェッショナルのためのツールとしての矜持に満ちている。

「BR-03 ブラック スティール」の詳細はこちら

---fadeinPager---

4. A.ランゲ&ゾーネ「1815」

1815
腕時計¥4,043,600/A.ランゲ&ゾーネ(TEL:0120-23-1845) スニーカー¥13,200/アディダス オリジナルス(アディダスコールセンター TEL:03-6732-5461) ジャケット¥42,900、デニムパンツ¥30,800/ともにアー・ペー・セー (アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120-500-990)

アディダス不朽の名作「スタンスミス」。1973年の命名以来、「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスブックにも認定されたこのコートシューズは、スポーツ出自でありながら、ジャケットスタイルにもなじむ極限のミニマリズムを体現している。 アッパーのスリーストライプスをベンチレーションホール(通気孔)に置き換えるという大胆な「引き算」。クリーンなトゥに、シュータンのアイコニックな肖像画。特にヒールタブまで「ホワイト」で統一し、そこに「ゴールド」のロゴを配した今回のモデルは、定番のグリーンよりも一層ドレッシーで、無垢な気品さえ漂わせる。

この足元に合わせたいのは、ドイツ時計の最高峰、A.ランゲ&ゾーネの「1815」だ。ブランド創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲの誕生年を冠したこのモデルは、ザクセンの時計づくりの伝統を最も純粋な形で継承するドレスウォッチである。 視認性を極めたアラビア数字、外周を走るレイルウェイ・ミニッツトラック、そして美しい「ゴールド750」の針。これらすべての要素が、ただ「時間を告げる」という機能のために研ぎ澄まされている。一見すると控えめなホワイトゴールドのケースだが、その裏側には「4分の3プレート」や「ハンドエングレービング」といった、狂気的なまでの手仕事によるムーブメントが潜む。34㎜のケースサイズは抑制の効いたエレガンスを一層引き立てる。

「1815」の詳細はこちら

---fadeinPager---

5. エルメス「エルメス H08」

エルメス H08
腕時計¥1,320,000、スニーカー¥180,400、ブルゾン¥292,600、ニット¥350,900、パンツ¥165,000/すべてエルメス(エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)
 

ヴィンテージの趣とメゾンの矜持が交差するスニーカー、エルメス「マスター」。1970年代以前のクラシックなランニングシューズの面影を宿しながらも、熟練の職人技によって洗練を極めた「現代のスポーツシック」へと昇華された一足だ。

最大の魅力は、大地をダイレクトに捉えるような「超薄型ソール」。極限まで削ぎ落とされたプロポーションが軽快なフットワークをもたらすと同時に、足元のシルエットをこの上なくスマートに引き立てる。アッパーに採用された「ヴォー・スープル(柔らかな牛革)」が、アクティブな佇まいのなかに、隠しきれない気品と極上のフィット感を添えている。

この洗練された足元に合わせたいのが、2021年の誕生以来、現代のしなやかな男性像を象徴してきたエルメス「エルメス H08」である。特筆すべきは、メゾンが誇る革新的なマテリアル使いだ。編み込まれたグラスファイバーにアルミニウム加工とスレートパウダーを施した独自の「コンポジットケース」は、驚くほどの軽量性と強靭さを両立。サテン仕上げを施した漆黒のセラミックベゼルが鈍く硬質な光を放つ一方で、メゾンのアイデンティティである「オレンジ」のラバーストラップが、ストイックなモノトーンの世界に鮮烈な遊び心を打ち出す。

「エルメス H08」の詳細はこちら

6. タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」
腕時計¥1,149,500/タグ・ホイヤー(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7030) スニーカー¥15,950/プーマ(プーマ お客様サービス 0120-125-150) ジャケット¥82,500/ダイリク(info@dairiku-cinema.com) パンツ¥59,500/イントゥダスク(ジェットン ショールーム 03-6804-1970) 

今回選んだスニーカーは、プーマの伝説的ドライビングシューズである「スピードキャット メタリック」だ。 1990年代後半に誕生した「スピードキャット」は、もともとプロドライバーがペダル操作の感覚を極限まで研ぎ澄まし、わずかでもラップタイムを縮めるために開発された超薄型シューズがルーツである。

丸みを帯びたラウンドトゥとフラットなヒールは、まさにタイトなドライバーズシートでの実用性を追求した「用の美」の結晶だ。本作は、そのシャープなシルエットを近未来的なメタリックシルバーのレザーアッパーで再構築。ブラックのプーマロゴとの鮮烈なコントラストが、アスファルトの上で洗練された存在感を放つ。

この足元に合わせたいのは、同じくモータースポーツのDNAを色濃く受け継ぐ、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」だ。 1963年に過酷なモーターレースに挑むドライバーのための計器として誕生した「カレラ」。現在もそのレーシング・スピリットは色褪せることなく、都市を駆ける大人たちの腕元で熱を放ち続けている。

「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」の詳細はこちら

---fadeinPager---

7. IWC「インヂュニア・オートマティック 40」

IWC「インヂュニア・オートマティック 40」
腕時計¥2,396,900/IWC(IWC 0120-05-1868) スニーカー¥13,970/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室 0120-85-7120) ジャケット¥79,200、パンツ¥48,400/ともにブラームス(ワンダリズム 03-5797-9915) ニット¥59,400/エイトン(エイトン青山 03-6427-6335) ベルト¥17,600/グラフペーパー(グラフペーパー 東京 03-6381-6171)

今回選んだスニーカーは、ニューバランスのアイコニックなモデルであり、ブランドを象徴するカラーを纏った「574」だ。 1990年代に誕生した「574」は、舗装路用のスマートな名作「996」とは対照的に、オフロード(未舗装路)での着用を想定して開発された。そのため、やや丸みを帯びたタフなシルエットを持ち凹凸の激しい路面でも安定した走りを実現する。

衝撃吸収性に優れたEVA素材を頑丈なポリウレタン素材で包み込んだ「ENCAP(エンキャップ)」構造をミッドソールに搭載し、その履き心地は説明不要の完成度を誇る。本作は、ブランドのサステナビリティプログラムの一環として、環境に配慮したECOGREENスエードとメッシュのアッパーを採用。アスファルトの上でも未舗装路でも汚れが目立ちにくいという実用的な理由から採用されたグレーは、いまや知的で落ち着いた大人の足元を約束する絶対的なカラーコードである。

この足元に合わせたいのは、スイスのシャフハウゼンに拠点を置くIWCの「インヂュニア・オートマティック 40」だ。「インヂュニア(ドイツ語でエンジニアの意)」は、強い磁場の中で働く技術者たちのために1955年に誕生した耐磁時計。本作もそのDNAを受け継ぎ、内部には磁気からムーブメントを守る軟鉄製インナーケースがしっかりと収められている。外観の最大の特徴は、ベゼルを固定するための5つの多角形ビス。かつては隠すべきとされた構造上のパーツを、あえて機能美として剥き出しにするアプローチである。

「インヂュニア・オートマティック 40」の詳細はこちら

---fadeinPager---

8. ティソ「スーパースポーツ クロノ バスケットボール エディション」

ティソ「スーパースポーツ クロノ バスケットボール エディション」
腕時計¥72,600/ティソ(TEL:03-6254-5321) スニーカー¥23,980/ナイキ スポーツウェア(ナイキ カスタマーサービス TEL:0120-6453-77) レザーパーカ¥275,000/エー レザー(エー ブティック TEL:070-3223-7530) パンツ¥49,500/エイトン(エイトン青山 TEL:03-6427-6335)

今回選んだスニーカーは、ナイキの90年代を象徴する名作をローカットへと刷新した「エア モア アップテンポ LOW」だ。 1996年に誕生し、“モアテン”の愛称で親しまれるこのモデルは、決して見た目先行のファッションシューズではない。シカゴ・ブルズ黄金期をジョーダンと共に支えた伝説的プレーヤー、スコッティ・ピッペンが愛用した正真正銘の競技用シューズがルーツである。

サイドの巨大な「AIR」のレタリングは、当時のポップアートに着想を得たもの。テレビ中継や観客席からでも自社のテクノロジーを一目でアピールすべく計算された、究極のブランディングとも言える意匠だ。その圧倒的な存在感が、後にストリートで熱狂的に支持される理由となる。本作はアッパー全体に麦わら色(ウィート)の上質なスエードを採用。当時の力強さを残しつつも、温かみのあるカラーが大人の気品を醸し出している。

この足元に合わせたいのは、スイスの老舗腕時計ブランド、ティソの「スーパースポーツ クロノ バスケットボール エディション」だ。 NBAのオフィシャルタイムキーパーを務めるティソが、競技への深いオマージュを込めてつくり上げたスポーツクロノグラフである。45.5㎜の重厚なステンレス・スチールケースにはブラックPVDコーティングが施され、ストイックな存在感を放つ。文字盤の中心から広がるグラデーションブラックのバスケットネット柄、そして秒針やストラップのステッチに効かせたオレンジのアクセントが、コートの熱気を密やかに物語る。その心臓部には、高精度なクオーツムーブメントが脈打っている。

「スーパースポーツ クロノ バスケットボール エディション」の詳細はこちら

---fadeinPager---

9. ロンジン「レジェンドダイバー」 

ロンジン「レジェンドダイバー」 
腕時計¥541,200/ロンジン(TEL:03-6254-7350) スニーカー¥23,100/オン(オン・ジャパンTEL:050-3196-4189) ジャケット¥55,000、パンツ¥47,300/ともにグラフペーパー(グラフペーパー 東京TEL:03-6381-6171)

今回選んだスニーカーは、スイス生まれのブランド、オンの「クラウドモンスター ヴォイド」だ。 ベースとなった「クラウドモンスター」は、ブランド史上最大級のクッショニングを誇るパフォーマンスランニングシューズである。そのボトムユニットの極上の履き心地はそのままに、デイリーユースへと昇華させたのが本作だ。アッパーには立体的なエンジニアードメッシュを採用し、シュータンにはマイクロファイバーと人工スエードを配置。氷山と錫(スズ)を意味する「Iceberg / Tin」というシックなグレートーンの配色が、モンスター級の機能性を極めて洗練された都会の足元へと中和している。

この足元に合わせたいのは同じくスイスの名門、ロンジンの「レジェンドダイバー」だ。 最新鋭のシューズに対し、こちらは1959年に水中探査用として誕生した傑作をルーツに持つ、レトロな佇まいが魅力の歴史的ピースである。ダイバーズウォッチでありながら武骨な外付けベゼルを持たない。潜水時間を計る回転ベゼルを風防の「内側」に配置し、ふたつのリューズで操作するヴィンテージ特有の構造により、ドレスウォッチのような流麗なシルエットを保っているのだ。39㎜径のスマートなケースに、ブラックラッカー仕上げの艶やかな文字盤。しかしその内部には、シリコン製ヒゲゼンマイを備えた約72時間のパワーリザーブを誇る高精度ムーブメントが潜み、30気圧という本格的な防水性能を備えている。

「レジェンドダイバー」の詳細はこちら

---fadeinPager---

10. カルティエ「サントス デュモン」

カルティエ「サントス デュモン」
腕時計¥1,755,600/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンターTEL:0120-1847-00) 靴¥99,000/パラブーツ(パラブーツ青山店TEL:03-5766-6688) ジャケット¥93,500/ヘリル(にしのやTEL:03-6434-0983) デニムパンツ¥49,500/シーヴ(ブリーズ e-mail:contact@ceive.jp) ソックスはスタイリスト私物

今回のシューズは、フランスが誇る名門シューメーカー、パラブーツの代名詞とも言えるUチップシューズ「シャンボード」だ。 悪天候や険しい道に耐えうる堅牢なつくりが特徴で、革にはワックスがたっぷりと含まれており、悪天候に強い「リスワクシーレザー」が使われる。そして最大の特徴は、アッパーとラバーソールを縫い合わせる「ノルヴェイジャン・ウェルト製法」だ。水の浸入を防ぎ、靴の堅牢性を高めるための製法は、純粋な「機能の必然」でありながら、いまやフレンチカジュアルを象徴する美しいデザインとして愛されている。

この重厚な足元に合わせたいのは、カルティエの「サントス デュモン」ウォッチだ。 1904年、飛行家アルベルト・サントス=デュモンが、飛行中に操縦桿から手を離さずに時間を確認できるよう考案されたオリジナルモデルは、「世界初の実用的な男性用腕時計」として歴史に名を刻んでいる。当時、腕時計といえば女性向けの華やかな装身具と見なされており、男性は懐中時計をポケットに忍ばせるのが絶対的な常識だった。 そんな時代に、純粋な「飛行の実用」から誕生したこの時計は、ベゼルに「ビス(ねじ)」のモチーフをあしらっている。

「サントス デュモン」の詳細はこちら