エルメスのレトロスニーカーとスポーツウォッチでつくる、大人のスポーティスタイル【靴と腕時計 Vol.5】

  • 文:Pen編集部
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腕時計¥1,320,000、スニーカー¥180,400、ブルゾン¥292,600、ニット¥350,900、パンツ¥165,000/すべてエルメス(エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

「靴と腕時計」Vol.5


スタイルの要となる“靴”と“腕時計”——。両者のベストなマッチングを考える。今回はエルメスの新作スニーカーとスポーツウォッチを合わせる。

メゾンのエレガンスがあふれる名品

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左:エルメス「エルメス H08」 右:エルメス「マスター」

ヴィンテージの趣とメゾンの矜持が交差するスニーカー、エルメス「マスター」。1970年代以前のクラシックなランニングシューズの面影を宿しながらも、熟練の職人技によって洗練を極めた「現代のスポーツシック」へと昇華された一足だ。

最大の魅力は、大地をダイレクトに捉えるような「超薄型ソール」。極限まで削ぎ落とされたプロポーションが軽快なフットワークをもたらすと同時に、足元のシルエットをこの上なくスマートに引き立てる。アッパーに採用された「ヴォー・スープル(柔らかな牛革)」が、アクティブな佇まいのなかに、隠しきれない気品と極上のフィット感を添えている。

この洗練された足元に合わせたいのが、2021年の誕生以来、現代のしなやかな男性像を象徴してきたエルメス「エルメス H08」である。特筆すべきは、メゾンが誇る革新的なマテリアル使いだ。編み込まれたグラスファイバーにアルミニウム加工とスレートパウダーを施した独自の「コンポジットケース」は、驚くほどの軽量性と強靭さを両立。サテン仕上げを施した漆黒のセラミックベゼルが鈍く硬質な光を放つ一方で、メゾンのアイデンティティである「オレンジ」のラバーストラップが、ストイックなモノトーンの世界に鮮烈な遊び心を打ち出す。

レトロな意匠をまとったレザー・スニーカーと、最先端のハイテク素材を駆使したスポーツウォッチ。一見すると対極にあるような両者だが、そこに流れているのは「機能美」と「エレガンス」を妥協なく融合させる、エルメスの揺るぎない美学である。このふたつのピースを組み合わせることで、日常の装いはより立体的で、圧倒的な説得力を持つスタイルへと完成する。

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エルメス H08/自動巻き、グラスファイバー複合素材ケース、ケース径42㎜、パワーリザーブ約50時間、シースルーバック、ラバーストラップ、10気圧防水。1,320,000

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