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GENKI KAWAMURA /
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TOMOKAZU MATSUYAMA /
SANG-IL LEE

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Pen CREATOR AWARDS 2025

いま輝く才能を
たたえよう

始まりは2017年——「Pen クリエイター・アワード」は、
あらゆるジャンルのクリエイターへ敬意を表し、功績をたたえてきた。
第9回となる25年は、5組の受賞者を選出。

「2025年大阪・関西万博」のシグネチャーパビリオンで
話題をさらったメディアアーティスト、
斬新な視点で日本映画に新風を吹き込んだ、さまざまに肩書を持つ映画監督、
自身の店を閉めてまで、全身全霊をかけて新たな挑戦をする女性シェフ、
NYをベースとし、カルチャーの境界を軽やかに超えてゆく現代美術家、
歌舞伎という伝統芸能を題材に、日本だけでなく世界を熱狂させた映画監督。

彼らの2025年の活躍を振り返りつつ、その素顔に迫る。
始まりは2017年「Pen クリエイター・アワード」は、あらゆるジャンルのクリエイターへ敬意を表し、功績をたたえてきた。第9回となる25年は、5組の受賞者を選出。

「2025年大阪・関西万博」のシグネチャーパビリオンで話題をさらったメディアアーティスト、斬新な視点で日本映画に新風を吹き込んだ、さまざまに肩書を持つ映画監督、自身の店を閉めてまで、全身全霊をかけて新たな挑戦をする女性シェフ、NYをベースとし、カルチャーの境界を軽やかに超えてゆく現代美術家、歌舞伎という伝統芸能を題材に、日本だけでなく世界を熱狂させた映画監督。

彼らの2025年の活躍を振り返りつつその素顔に迫る。

YOICHI OCHIAI

アーティスト 落合 陽一

メディアアーティスト

落合 陽一

メディアアーティストとしての才を、
⼤阪・関⻄万博で大いに発揮

大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務め、シグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」を成功に導いた落合陽一。限られた予算の中で手作業も交えながら完成させ、会期中は現場に足繁く通い、抽選に外れた来場者のために“ウォークスルー”を設けるなど細やかな配慮を続けた。AIが日常に浸透した2025年、展示を通じて“ポストAI時代”の世界観を提示し、大きな反響を呼んだ。

写真:中島光行

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GENKI
KAWAMURA

映画監督 川村 元気

映画監督

川村 元気

『8番出⼝』にカンヌも熱狂、
新しい劇場体験型⽇本映画を展開

『告白』『悪人』など数々のヒット作を手掛けてきた川村元気は、監督第二作『8番出口』で新しい劇場体験型映画に挑戦した。ゲームと映画の境界を越えて生み出された本作は、見慣れた地下通路を無限回廊に仕立て、25年のカンヌ国際映画祭を熱狂させた。日本では興行収入51億円を突破し、海外でもリメイクのオファーが相次いでいる。

写真:齋藤誠一

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NATSUKO
SHOJI

シェフ 庄司 夏子

シェフ

庄司 夏子

世界的メゾンを舞台に躍進する、
美しき食の革命家

ジェンダーギャップが残る飲食業界において目覚ましい活躍を遂げ、世界的メゾンからも注目を集める女性シェフがいる。庄司夏子はティファニー 銀座の「ブルー ボックス カフェ」監修に臨むため、自身の店を閉じて新たな道を選んだ。SNSでも次世代へ夢を示し続ける彼女は、逆境を力に変えながら“食の革命”を掲げ、未来を切り拓いている。

写真:河内 彩

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TOMOKAZU
MATSUYAMA

アーティスト 松山 智一

現代美術家

松山 智一

アイデンティティを軸に世界を更新し続ける、
唯一無二の表現者

2025年、松山智一は東京で初となる大規模個展『FIRST LAST』を開催し、大きな話題をさらった。自身のルーツを見つめた本展と並行し、老舗和菓子店「とらや」、西陣織「細尾」など異業種との協創にも挑戦。「トリビュート」と呼ぶ手法でアートと社会とを柔軟につなげたことが話題となった。さらにアメリカでは主要美術館での収蔵が拡大し、国際的な評価が着実に高まっている。

写真:野口正博

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SANG-IL
LEE

映画監督 李 相日

映画監督

李 相日

歴史的ヒット作『国宝』を生み、
映画の底力を見せつけた

歴史的ヒットとなった『国宝』は、邦画の実写映画としては22年ぶりに興行収入歴代1位記録を更新し、公開から半年を経てもロングランが続いている。カンヌ国際映画祭「監督週間」での世界初上映を皮切りに、トロントや釜山でも喝采され、アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも選出された。任侠の一門に生まれながら歌舞伎に人生を捧げた主人公・喜久雄の半生を、吉沢亮が1年以上の稽古を経て演じ切り、李相日監督は映画の底力を改めて示した。

撮影:後藤武浩

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ARCHIVE

2024

アーティスト
毛利悠子
ピアニスト
角野隼人
脚本家
吉田恵里香
アニメーション監督
押山清高
アーティスト
ネルホル

2023

女優
安藤サクラ
音楽ユニット
YOASOBI
脚本家
宮藤官九郎
作家
小川哲
建築家
永山祐子
『KYOTOGRAPHIE 京都国
際写真祭』
共同創設者・共同ディレ
クター
ルシール・レイボーズ
&仲西祐介

2022

歌舞伎俳優
市川染五郎
アニメーション映画監替
宮崎吾朗
アーティスト・
コレクティブ
Chim ↑ Pom from
Smappa!Group
クリエイティブスタジオ
池澤 樹+篠原ともえ
/STUDEO
ピアニスト/音楽家
反田恭平
漫画家
山口つばさ

2021

ファッション・デザイナー
黒河内真衣子
現代アートチーム
目[mé]
エンジニア
武井祥平
クリエイティブ・ラボ
anno lab
美学者
伊藤亜紗
福祉実験ユニット
ヘラルボニー
デザイナー
we+

2020

音楽家
常田大希
講談師
神田伯山
アーティスト
鴻池朋子
シェフ
小林圭
建築家
田根剛
小説家
遠野遥

2019

アーティスト
塩田千春
俳優
菅田将暉
映画監督
白石和彌
女優
瀧内公美
ファッション・
デザイナー
丸龍文人
ユーチューバー
中田敦彦
写真家
石川直樹
クリエイティブ・
ディレクター
佐藤カズー
俳優
光石 研

2018

俳優
吉田鋼太郎
ウルトラ
テクノロジスト集団
チームラボ代表 猪子寿之
俳優
稲垣吾郎
彫刻家
名和晃平
女優
松岡茉優
建築家
石上純也

2017

俳優
高橋一生
女優
土屋太鳳
ミュージシャン
Suchmos
フォトグラファー
ヨシダナギ
ファッション・
デザイナー
森永邦彦
クリエイティブ・
ディレクター
村松亮太郎
詩人
最果タヒ
クリエイティブ・
ディレクター
原野守弘
アーティスト
岩崎貴宏
映画監督
長谷井宏紀

About

「Pen CREATOR AWARDS」は、
Penが主催する、クリエイターをたたえるアワードです。

2017年の第1回以来、アーティストや建築家、ミュージシャン、ファッションデザイナー、写真家、作家、俳優、監督など、さまざまな分野の才能にスポットを当て、彼らの素顔や作品の背景に迫りながら、その功績をたたえてきました。どんな時代でも、人の心を動かすのは創造性です。創刊以来、クリエイティブな精神と新しい視点を大切にしてきた私たちは、これからも、クリエイティブの力を信じます。