ブランパンを象徴するダイバーズウォッチ「フィフティ ファゾムス」に、初となる38㎜のケースサイズがラインアップ。定番モデルの新サイズに加え、新たな門出を祝う、顔立ちの異なる飛車角がここに揃った。

モダンダイバーズウォッチの原型を築いたとも言われる、ブランパンの「フィフティ ファゾムス」。ブランパンの歴史を象徴するモデルでもあるだけに、往年のファンやコレクターから愛され続けているコレクションでもある。これまで45㎜と42㎜のケースサイズがラインアップされていたが、今回新たに38㎜が加わった。これは単純にケースを小さくしただけでなく、インデックスや文字の大きさや針といったダイヤルの細部までプロポーションが見直され、「フィフティ ファゾムス」らしさはそのままに、よりスッキリとした姿にリフレッシュされた。

定番モデルの進化として新たにコレクションに加わったのは３種類。ポリッシュ仕上げのステンレス・スチール製ケースにブラックのダイヤルを纏うオリジナルを踏襲したモデル、グレード23チタン製ケースにブルーダイヤルを組み合わせたモデル、18Kレッドゴールド製ケースにブルーダイヤルでコントラストを効かせたモデルという、どれを甲乙つけがたい悩める選択肢だ。

いずれのモデルも特大の夜光マーカーとサンバースト仕上げの文字盤を備え、「フィフティ ファゾムス」の特徴であるドーム型サファイアクリスタルをはめ込んだ逆回転防止ベゼルで縁取られている。各モデルには、ラバーストラップのほか、セイルキャンバスやNATOなどのストラップ、サテン仕上げが交互に施されたチタン製またはステンレス・スチール製のブレスレットを用意。好みや用途に合わせて選べる豊富なラインアップも嬉しい。

新モデルに搭載されているのは、ブランパンが誇る自社製ムーブメント「Cal.1150」だ。100時間のパワーリザーブを備え、シリコン製ヒゲゼンマイにより優れた耐磁性を発揮する。サファイアクリスタルのケースバックからは、1953年のオリジナルデザインにインスパイアされた18Kゴールド製ローターなど、ブランパンならではの美しい仕上げを観賞できる。

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ペア使いもできる、MOPダイヤルが初登場！

完成されたデザインと確かな機能性、細部までつくりこまれた美しい仕上げが特徴である「フィフティ ファゾムス」だが、今回の38㎜サイズの追加を祝福するように、さらに2モデルの新星も登場。ブランパンいわく「レディース向けに製作・デザインした」とされているが、男女問わず腕を彩るジェンダーレスかつ、歴史と現代を融合した一本となっている。

こちらに搭載するムーブメントも、同じく自社製の「Cal.1153」だ。約100時間のロングパワーリザーブを誇り、シリコン製ヒゲゼンマイを備えた耐磁性にも優れた設計だ。スリムなケースサイズにもかかわらず、これだけの性能を内包するあたりに、歴史あるマニュファクチュールとしての矜持が滲む。

18Kレッドゴールド製の「スモーキー ブラック デグラデ」と、チタン製の「ペタル ピンク デグラデ」の2色を展開。ブラックには艶やかなポリッシュ仕上げが施され、クラシカルな面持ちを演出。一方のピンクは、サテン仕上げのチタンケースとパールのようにほのかに光を反射するダイヤルの組み合わせでフェミニンな仕上がりに。38㎜の同じケースサイズでもまったく異なる表情を見せている。まさに“飛車角”という表現がぴったりの、性格の異なる2モデルが顔を揃えたかたちだ。

ダイバーズウォッチとしての性能も、もちろん折り紙付きだ。300m防水を確保し、逆回転防止ベゼルや高い視認性をもつ夜光インデックスといった、プロユースを想定した設計はそのまま。単にサイズダウンしたわけではない。 “正統なフィフティ ファゾムス”としての性能と美意識をしっかりと受け継ぎつつ現代に寄り添うタイムピースに昇華している。

70年以上の歴史を誇るシリーズに、新たな選択肢が加わった。重厚な存在感を求める人にとっては本家サイズが王道だが、38㎜というコンパクトサイズがもたらす新たな美学──それはまさに現代の多様性を体現する進化形といえるだろう。

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阪急メンズ大阪でポップアップを開催！

ブランパンの世界観を堪能できるポップアップストアが「阪急メンズ大阪」の１階メインステー ジにて7月22日までの期間限定で開催中だ。今回のポップアップストア期間中には、上記の38㎜サイズの新作含め、現代のダイバーズウォッチの礎となった「フィフティ ファゾムス」コレクションを中心に展示。

また、ブランパンが取り組む海洋保全への情熱とその活動を感じられる特別な空間となっているので、この機会にぜひ訪れて体験してほしい。