朝市、骨董、ご当地ラーメンが徒歩圏内で楽しめる、飛騨高山の魅力4選。

  • 写真・文:鈴木修司
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ビームスジャパンの鈴木修司です。新年明けまして、おめでとうございます。
2023年の最初、旅の舞台は飛騨高山です。とはいえ訪れたのは昨年末で、この5年ほど続けて年内最終の旅先となっています。

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1.飛騨高山の「朝市」

今回の日程が12月20日と21日だったので、例年より一週間早く、残念ながら毎年恒例の“注連飾り”を手に入れることが出来ませんでした。それを目的に高山を訪れているわけではないのですが、高山の注連飾りは素朴で愛らしく、なんだかんだとこの数年続けて自宅に飾っています。

ちなみにどこで買えるかというと、高山の“朝市”です。言わずとれた高山の名所ですが、川沿いに立ち並ぶ“宮川朝市”と、史跡そばの“陣屋前朝市”の二カ所で、私は陣屋前朝市で購入しています。
もちろん朝市は年中行われているので、季節ごとに旬のものが買えたり食べられたり、地元の方ともおしゃべり出来たりと、とても楽しい場所です。

ビームスジャパン鈴木修司_宮川朝市.jpg

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2.日本でも屈指の「美しい街並み」

ビームスジャパン鈴木修司_高山街並.jpg

じつは、私は高山のことを愛してやまず、自宅の梁や床などの古材や建具を高山の古道具屋さんで求めて使用するほどです。高山の魅力を挙げだすとキリがないのですが、まず思い浮かぶのは街並みの素晴らしさ、住まれている地元の方々の意識の高さでしょうか。

日本各地に古い街並みを残し続けている地域は多いですが、高山はその中でも屈指の場所だと思います。ここまでしっかり、かつ嫌味なく続けられている街はそうそうないと考えます。場所によっては完全に観光地化されていますが、少し外れれば地元住民のリアルな生活の場所ですし、昔ながらの美しい街並みが広範囲なことにいつも感心してしまうのです。

海外のお客様をはじめ皆がこぞって訪れたくなるのも納得で、ただ散歩しているだけで楽しいです。ちょっと立ち寄りたくなるようなお土産物屋さん、飲食店、資料館などの史跡もたくさんあって、狭い範囲にぎゅっと集まっています。徒歩圏内で旅を大満足に楽しめるのも魅力です。

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3.掘り出し物が見つかる「古道具屋・骨董屋」

ビームスジャパン鈴木修司_高山赤絵.jpg

そして、本当はあまり教えたくない情報なのですが(心が狭く申し訳ありません)、古道具屋さんや骨董屋さんがたくさんあるということです。しかも、どこのお店もモノが良く、良心的なお値段です。
いつも仕事ついでに何軒か寄らせて頂いて、これまでにたくさんのお買い物を楽しませて頂きました。私の自宅の古いものの大半は高山で手に入れたものです。

この旅で何を求めたかというと、“赤絵のお皿”と“木彫りの大黒天と恵比寿天”です。獅子のような柄は古い有田焼、龍と麒麟の柄は古い渋草焼だと思われます。意外に知られていないのですが“渋草焼”は高山周辺に古くから伝わる焼物で、絵付けの具合がとても好きです。

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4.食べ比べ&飲み比べしたい「高山ラーメンと日本酒」

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もちろん、食も魅力です。これも挙げはじめるとキリがないですが、ズバリ私がオススメするのは“高山ラーメン”と“高山の酒(日本酒)”。

名店は数多くあるのですが、今回食べたのは“麺屋しらかわ”さん。その日が結構寒かったので、素朴ながらもしっかりとした味付けのスープがいつも以上に温かく染みました。お酒は、お世辞にも大きいとは言えない街中に何軒かの酒蔵が点在していて、往時の賑わい、消費量を連想させます。どの酒蔵さんも個性があって、どれも美味しいです。お酒が得意ではない方には申し訳ないですが、高山に行かれる際は飲み比べをオススメします。

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年初めからとりとめなく飛騨高山について話してしまいました。

最後にお知らせですが、この春(3月頃)の発売を目指して、小中学年用の社会科の教材の監修をさせて頂いています。「都道府県おでかけ図鑑」と題して(まだ仮タイトルですが)、これまでにない切り口で日本全国を紹介しております。どんな切り口なの?と聞かれるところで、早くお話したいのはヤマヤマですが、それはまた今度にさせてください。一つ言えることとして、「読むと、日本を旅したくなる」ということです。

連載記事

鈴木修司

BEAMS JAPAN クリエイティブディレクター

1976年、三重県松阪市生まれ、ビームスと同い年です。年間120日近くを旅に費やし、日本各地の様々な場所で魅力的なモノ・ヒト・コトに関わる仕事をしています。肩書きは“BEAMS JAPAN”のクリエイティブディレクター、日本に関係することあれば比較的なんでも来いのスタンスです。大学などで講師を務めることも。『銘品のススメ』著者、『都道府県おでかけ図鑑』監修。

鈴木修司

BEAMS JAPAN クリエイティブディレクター

1976年、三重県松阪市生まれ、ビームスと同い年です。年間120日近くを旅に費やし、日本各地の様々な場所で魅力的なモノ・ヒト・コトに関わる仕事をしています。肩書きは“BEAMS JAPAN”のクリエイティブディレクター、日本に関係することあれば比較的なんでも来いのスタンスです。大学などで講師を務めることも。『銘品のススメ』著者、『都道府県おでかけ図鑑』監修。