東京国際映画祭への招待も! 「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で叶う、唯一無二の特別なひととき

  • 文:植田沙羅
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インターコンチネンタル ホテル&リゾーツが世界6都市で展開する、スペシャルな宿泊キャンペーン「Doors Unlocked by InterContinental-ときめきに出会う旅へ-」。日本では去る10月27~29日に「ANAインターコンチネンタルホテル東京」にて開催され、「第38回東京国際映画祭」のオープニングセレモニーへの出席や、世界的バーテンダーによるカクテルディナーパーティなど、ここでしか味わえないひとときが届けられた。

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地上37階、総客室数801室を誇り、赤坂や六本木へは徒歩圏内の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」は、2024年に大規模改修を終え、装いも新たに生まれ変わった。3階にある日本料理「雲海」は、四季折々に表情を変える日本庭園を眺めながら優雅な会席料理を味わえる。「Doors Unlocked by InterContinental-ときめきに出会う旅へ-」ではスペシャルカクテルディナーの会場となった。

「Doors Unlocked by InterContinental-ときめきに出会う旅へ-」は、世界的カルチャーイベントでの特別な体験と、ホスピタリティにあふれたホテルでのイベントを堪能できる、ラグジュアリーな宿泊プラン。ゲストを魅惑的な世界へと誘うこのキャンペーンは、ホテルの歴史とも深く関わっている。

1946年、パンアメリカン航空会長のファン・トリッペが、世界を旅する人々に向けてラグジュアリーなステイを提供すべく創業したのが、インターコンチネンタルだ。旅には人の視野を広げ、文化をつなぐ力がある。世界中を結ぶ交通網を築き上げたトリッペは、そう強く信じていた。その想いは創業から80年近く経ったいまでもホテルに受け継がれ、今回のグローバルキャンペーンが生み出されたのだ。

アジア随一の国際都市である東京でのキャンペーンは、1985年から続くグローバルイベント「東京国際映画祭」とタッグを組んだ。東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流を目指すこのフェスティバルは、インターコンチネンタルの「旅を通じて世界を繋ぐ」というビジョンとも共鳴する。

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東京・日比谷の東京宝塚劇場で行われたオープニングセレモニーでは、長年にわたる映画界への貢献を讃えられ、吉永小百合が特別功労賞を受賞した。左から、阪本順治監督、第38回東京国際映画祭チェアマン・安藤裕康、俳優・吉永小百合、第38回東京国際映画祭コンペティション部門審査員長・カルロ・シャトリアン、俳優・のん。 photo: ©2025 TIFF

今年のコンペティション部門には108の国と地域から1970作品もの応募が寄せられ、名実ともにアジア最大級の映画祭となった東京国際映画祭。そのオープニングセレモニーにゲストとして参加できるのが、このプランのメインイベント「Insider Access (インサイダー・アクセス)」だ。セレモニーには『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー助演女優賞を受賞し、本映画祭で初監督作品が特別上映されたジュリエット・ビノシュや、映画祭のオープニング作品『てっぺんの向こうにあなたがいる』の主演女優である吉永小百合、のんなどが登壇。映画界の華やかな祭典を間近で目にできるのは、この上なく貴重な体験だろう。

翌日は映画祭上映作品を鑑賞し、夜にはホテル内の日本料理「雲海」にて、バーテンダー・後閑信吾による一夜限りのスペシャルカクテルディナー「Incredible Occasion (インクレディブル・オケージョン)」が催された。後閑は「世界のベストバー50」をはじめ、アジアや北米の「ベストバー50」も含めると世界最多の56回もの受賞歴を誇る国際的なバーテンダーだ。「雲海」の料理長がつくりあげる繊細な会席料理と、見事にペアリングされたオリジナルカクテルを、美しい所作で仕上げていく。

いずれの料理やカクテルも秋の味覚がふんだんに用いられ、ひと皿ひと皿味わう度に日本各地のテロワールの薫りが漂う。美しい日本庭園を臨む格式高いレストラン「雲海」には、このディナーのために色とりどりの草花があしらわれ、日本の伝統と和のエッセンスを五感で堪能するひとときを演出していた。

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左:後閑信吾●2012年「バカルディ レガシー カクテル コンペティション」にアメリカ代表として出場し、世界大会優勝。以来、東京・沖縄・ニューヨーク・香港・マドリードにバーやレストランを10店舗以上展開。2017年には、バー業界のアカデミー賞といわれるテイルズオブカクテルの「インターナショナルバーテンダーオブザイヤー」を受賞した。 右:近江牛にほっくりとしたサツマイモや里芋を合わせた「吹き寄せ」には、柿を使ったカクテルをペアリング。完熟した柿の甘味は旬の食材によく馴染み、秋を感じさせるオレンジや黄色の色味も美しい。

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リニューアルされた「水スイート」で過ごす、洗練されたひととき

ANAインターコンチネンタルホテル東京での2泊3日のステイは、2024年に大規模な改修を行った際に新たに誕生した「水スイート」で過ごすプラン。リビングエリアと寝室からなる52㎡のスイートは、洗練された落ち着きのある佇まい。ビジネスステイにも使い勝手がいい広さだ。折り紙をデザインモチーフにしているだけに、幾何学模様を組み合わせたインテリアのなかに、まるで折り返した色紙のように、藤色や水色など和の伝統色が差し込まれているのが印象的。赤坂や六本木まで徒歩圏内という都心部ながら、その喧騒から隔絶された静穏な滞在が約束されている。

そして約900㎡という国内最大級の広さを誇る宿泊者専用ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」にもアクセスできるのが嬉しいところ。地上37階建ホテルの35~36階部分、2フロアにまたがるラウンジからは、国会議事堂や皇居など都心の絶景を一望できる。モーニングブッフェやアラカルトの朝食、アフタヌーンティーやイブニングカクテルまで楽しめるほか、プライベートミーティングルームも備え、ビジネスやレジャーなどさまざまなニーズに適している。

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可動式の55インチ4KTVや高品質サウンドバーを備え、客室でも本格的な映画を楽しめる。バスルームも広々としており、レインシャワーと深めのバスタブは疲れを癒すのに相応しい。

そして東京だけでなくロンドン、ニューヨーク、ドバイ、シドニー、プーケットで展開されるイベントも、各都市の文化や魅力と深くリンクしている。たとえばロンドンでは、「ロンドン・ファッションウィーク」で気鋭のデザイナー・アルワリアのショーに出席できるほか、ファッションデザイナーからアーティストへと転身したフィリップ・コルベルトのプライベートレジデンス兼スタジオを訪問。ファッション・アート・デザインにまたがるロンドンならではのカルチャーについて、クリエイターとともに語り合う機会が設けられた。

ほかにもシドニーではオペラハウスでのイベントが実現。オーストラリアバレエ団による公演『眠れる森の美女』のドレスリハーサルと初日公演の鑑賞や、著名なフローラルアーティストであるブライス・ヘイワースによる季節の花をふんだんに使ったワークショップを楽しめるのだ。各都市の文化や魅力を間近で伝え、知的好奇心を満たすこの取り組みには、パーソナライズされた心遣いが宿っている。もはやホテルは、心地よいステイを約束するだけではない。人と文化をつなぐホスピタリティこそ、インターコンチネンタルの真髄だろう。

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金継ぎをモチーフにしたデザインの35階と、日本庭園をテーマに伝統的な茶の湯の趣を表現した36階のクラブラウンジ。写真は36階で、静謐で落ち着きのある空間となっており、いつ訪れても快適な時間を過ごせる。

ANAインターコンチネンタルホテル東京

住所:東京都港区赤坂1-12-33
TEL:03-3505-1111
https://anaintercontinental-tokyo.jp

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