【ティファニー × ウォルドーフ・アストリア大阪】ニューヨーク発祥の最高峰ブランドが夢のコラボ! 初のホリデーシーズン祝うアフタヌーンティーを展開

  • 文:植田沙羅
Share:

今年4月に大阪・梅田に日本初進出を果たした「ウォルドーフ・アストリア大阪」が、世界的ジュエラーのティファニーとコラボレーションを実施。初めてホリデーシーズンを迎えた。ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」にて“ア・レガシー・オブ・エレガンス”をテーマに、美しく輝くオーナメントやスペシャルなアフタヌーンティーで心躍る季節を華やかに彩っている。

tiffany.jpg
シルバーに輝くモダンなツリーはティファニー製。オーナメントにはティファニーロゴや、小さな「バード オン ア ボックス」が散りばめられている。ツリーのトップに堂々と君臨するのは、ティファニーを象徴する鳥のモチーフ。

「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、梅田の新たなランドマーク・グラングリーン大阪南館の1・2階および28~38階に位置する、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド。大阪の街の華やぎに溶け込むモダンアール・デコ調の壮麗な佇まいは、130年以上にわたり磨き上げられたホテルの歴史とホスピタリティを体現しているかのようだ。

1893年にニューヨークで開業した「ウォルドーフ・ホテル」は、その4年後に隣接する「アストリア・ホテル」まで長さ300フィートにわたる大理石の回廊“ピーコック・アレー”を結び、「ウォルドーフ・アストリア ニューヨーク」を完成させた。開業当初から高品位のサービスと快適な空間を提供し、24時間のルームサービスや客室内のバスルームを初めて生み出したことでも知られている。まさに現代のホテルの礎を築いたといっても過言ではない存在だ。

そんなウォルドーフ・アストリアは文化人や政財界の有力者、王族をも魅了し、モナコのレーニエ3世とグレース・ケリーの婚約パーティやジョン・F・ケネディの誕生パーティーなど数々の祝宴が催され、世界を代表する社交場として名を馳せた。なかでも創業当初ニューヨーク社交界の中心地であったピーコック・アレーは、いまでは各地のウォルドーフ・アストリアにその名を冠したラウンジが配され、ホテルを象徴する場所として在り続けている。

DSC02530-HDR-Edit-Edit-2低.jpg
ホテル28階と29階の2フロアを使った、天井高8メートルを誇る吹き抜けが圧巻のラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。ホテルのシンボルであるクラシカルな大時計の下にもクリスマスリースが飾り付けられ、バーカウンターに集う人々にホリデーシーズンの時を告げる。

ここ大阪の「ピーコック・アレー」も、「ウォルドーフ・アストリア ニューヨーク」開業当時のバーからインスピレーションを得てつくられており、孔雀の羽根モチーフが荘厳な大理石のフロアや、重厚感漂うブロンズのミラー・パネルなどのディテールが、古き良き時代のマンハッタンの息吹を感じさせる。

そんなラウンジ&バーを舞台に来年1月初旬まで開催されているのが、“ア・レガシー・オブ・エレガンス”と題されたティファニーとのホリデーコラボレーションだ。

DSC02200-HDR-Edit.jpg
まるでツリーのように積み重ねられた大きなティファニーのギフトボックスに、ピーコックが佇む「バード オン ア ボックス」は、さながら美の競演のよう。ティファニーブルーのボックスはいつ目にしても心が弾む喜びのシンボルだ。

1837年に創業したティファニーもまたニューヨークの地で産声を上げ、卓越したクラフツマンシップとタイムレスなデザインで、人々を魅了し続けている。かのリンカーンが夫人のためにティファニーのパールを贈った逸話や、ダイヤモンドをより美しく見せるティファニーセッティングの婚約指輪、そして小売業としてはじめて宝石鑑定士を採用するなど、伝統と革新を融合させたラグジュアリーを築き上げる姿勢はウォルドーフ・アストリアとも共鳴することから、今回の競演は実現した。

ラウンジには、ふたつのブランドが紡ぐエレガンスを表したデコレーションがそこかしこにあしらわれ、フェスティブシーズンの高揚感と煌めきに満ちあふれている。パノラマに広がる大阪の街を背景に、29階のエントランスに飾られたのは、繊細なライトとティファニーブルーのボックスに彩られたスタイリッシュなクリスマスツリーだ。その奥に広がる豪奢な大階段にもブルーのオーナメントやライトが輝き、階下には大きな2本のクリスマスツリーが華を添えている。

DSC02702-HDR低.jpg
「ア・レガシー・オブ・エレガンス」アフタヌーンティー。写真は2名分。大阪・中崎町の「蜜香屋」のさつまいもを使用した「蜜香屋の焼き芋のスコーン 大学芋風」や、心斎橋の「リロコーヒーロースターズ」がピーコック・アレーのためにつくった青りんごのフルーティーな酸味が特徴的な「ビッグアップルブレンド」コーヒーなど、大阪の名店とタッグを組んだメニューにも注目したい。ビッグアップルブレンドはスイーツ「和栗とコーヒーのモンブラン」にも使われている。アフタヌーンティーには、クリスマスツリーに彩られたピーコック・アレーが描かれたポストカード付き。¥13,000(以下すべてサービス料込み)※12月23~25日は特製メニュー2品を追加した¥17,000のメニューのみ提供。

期間限定でいただけるアフタヌーンティーにも、歴史とこだわりが凝縮されたスイーツとセイボリーが並ぶ。シグネチャーのひとつである「ロブスターロール 胡桃とレーズン風味」や、「ウォルドーフ・アストリア ニューヨーク」発祥の、なめらかなチーズクリームに爽やかなラズベリーソースを忍ばせた「レッドベルベットチーズケーキ」などお馴染みのメニューに加え、「香住蟹と南瓜のキッシュロワイヤル」や「聖護院カブラのコンソメと和芹のオイル」など関西の地の物の味わいもふんだんに堪能できる。

この他にも華やかなりし時代のマンハッタンの饗宴を思わせる、高級キャビアをあしらった「WAオシェトラキャビアとカルピスバターのフィナンシェサレ」や、意外な組み合わせがモダンな味わいを生み出した「あんぽ柿とフォアグラのボンボンと山椒風味のサブレ」など、一品一品がカラフルであでやか。そして贅を尽くしたひとときをさらに楽しむなら、スイーツとセイボリーの「特製メニュー」2品をオプションで追加できるほか、ザ・ボタニスト ジンをベースに美しい孔雀モチーフをあしらった「ザ・バード」など限定の「ニューヨーク ホリディ カクテル」も揃う。そのすべてが五感を満たす、ハイクラスな美食体験が叶うだろう。

腕利きのシェフやパティシエが仕上げた料理の数々は、ジュエリーのような煌めきを纏い、洗練されたひとときを約束する。ニューヨークを舞台に伝統とラグジュアリーを追究し続けたふたつのブランドが織りなす唯一無二の輝きに、ホリデーシーズンの大阪で是非触れてみてはいかがだろうか。

TiffanyAfternoonTea_02低.jpg
TiffanyCocktail_01低.jpg
左:シェフ特製の「黒トリュフとフォアグラのリゾット ソースペリグー」と、季節を感じるパフェ「純白のクープ 洋梨とブルーベリー アーモンドのグラス」は2品セットで¥4,000の追加でいただける。 右:「ニューヨーク ホリディ カクテル」は全2種類。ザ・ボタニストジンに柿やベチパーコーディアルを合わせて鮮やかな水色に仕上げ、高貴な孔雀が描かれた「ザ・バード」(¥3,500)と、ライチやジャスミン、ココナッツを取り入れ、ティファニーブルーのギフトボックスを開ける瞬間の胸の高鳴りを表現したカクテル「ギフテッド ラップト」(¥4,000)の美酒にも酔いしれたい。

「ア・レガシー・オブ・エレガンス」アフタヌーンティー

開催期間:2025年11月21日~2026年1月初旬
住所:大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館 ウォルドーフ・アストリア大阪 29階 ピーコック・アレー
TEL:06-7655-7111
提供時間:11時30分~19時 ※前日までに要予約
https://www.hilton.com/ja/hotels/osawawa-waldorf-astoria-osaka