1960〜70年代、日本が世界に挑んだ時代。時計の精度で限界を突き詰めたセイコーと、走りで大陸を駆け抜けたダットサン。ふたつのブランドが刻んだ栄光の物語が、半世紀を経て再び交差する。

高度経済成長の真っ只中にあった1960〜70年代の日本。急速な勢いで発展を続けるなかで、国内にとどまらず世界へと羽ばたいたふたつのブランドがある。セイコーウオッチとダットサンだ。
国際的なスポーツ競技大会の舞台で、セイコーは0.1秒、0.01秒という極限の時間を計り、アスリートたちの挑戦に寄り添った。その精緻な計時技術と真摯な姿勢は世界中から賞賛を浴び、日本の時計産業を牽引する象徴となる。一方、ダットサンは1969年に「ダットサン240Z」を発表。流麗なデザインと力強い走りで、日本国内はもちろん、北米市場を中心に爆発的なヒットを記録。日産の世界的イメージリーダーとしての地位を確立し、日本車の存在感を世界に示した。
そして1971年、「SEIKO」ロゴとナンバー11を背負った「240Z」が、総距離6200kmの東アフリカ・サファリラリーを制覇。日本の時計と自動車、ふたつの挑戦心がひとつの栄光に結実した瞬間だった。
今回のコラボレーションは、その精神を現代に蘇らせる試みだ。ベースとなるのは、セイコー プロスペックスの中でも精密計時の象徴するコレクション「スピードタイマー」。そこにダットサンのレーシングスピリットとアイコニックなカラーが息づき、時を越えて新たな“挑戦”を腕に刻む。


今回、コラボレーションを記念した限定モデルとして4種をラインアップ。世界で最も過酷なレースと称される東アフリカ・サファリラリーを制したラリーカー「ダットサン240Z」のロゴマークを、ダイヤルにそれぞれ配置している。カラーリングも同車をデザインソースとし、強い日差しを反射しないようボンネットに施されていたマットブラックを基調に、レッドをアクセントとした。






1960〜70年代に日本から世界へと飛躍したセイコーとダットサン。70年の時を経て実現した本作は、単なるコラボレーションではなく、ふたつのブランドが共有する“挑戦”のDNAを宿した特別な存在である。


スピードタイマー メカニカルクロノグラフ ダットサン240Z コラボレーション限定モデル/自動巻き、SSケース、ケース径42㎜、パワーリザーブ約45時間、レザーストラップ、10気圧防水、世界限定500本。¥473,000(9月5日発売)

