新作が出るたび話題を集めるノルケインが、日本限定モデル「ワイルドワン スケルトン JP 42MM」を発表した。独自素材が生む堅牢さ、スケルトンムーブメントの軽やかな鼓動、そして日本のためだけに開発された限定カラー。ブランドの哲学と技術が凝縮された、この特別な一本は見逃せない。
ここ数年、時計愛好家や専門家から注目ブランドとして名前が挙がることの多いノルケインは、スイスという肥沃な時計文化の地で、2018年に家族経営でゼロから出発。新興ブランドでありながら、真摯な姿勢と挑戦的で確かなものづくりが話題を呼び、一気に存在感を高めた。ブランパンやウブロ、LVMHグループで活躍してきた時計界の重鎮であるジャン=クロード・ビバーが興味を示し、アドバイザーとして参画している事実が、そのポテンシャルを雄弁に物語っている。
そんな盛り上がりを見せてきた同ブランドが今回発表したのが、日本限定の「ワイルドワン スケルトン JP 42MM」だ。
「ワイルドワン」と言えば独自開発のカーボン複合素材ノルテックを使用した、ブランドを代表するスポーツウォッチだ。金属ケースとは比べものにならない軽さを実現しつつ、高い耐衝撃性も確保。外装は複数パーツを積層した構造で、ミドルケースには衝撃吸収パーツを組み込むなど、スポーツウォッチとしての実用性を徹底して考え抜かれている。それをスケルトンダイヤルで表現することで、ムーブメントの鼓動と機構の動きが視覚的に浮かび上がり、機械式時計ならではの魅力を堪能できる一本に仕上がっている。
そして今作で注目したいのが、日本市場のためだけに考えられた特別な配色。深いブラックのノルテックケースに、アンスラサイトグレーのミドルケースやラバーストラップが上品なスポーティさを演出。さらに、針の先端とインナーダイヤルのターコイズが、爽やかさを添えてくれる。
豊富なバリエーションを持つ「ワイルドワン」の中でも、このモデル専用のカラーリングという点は、見逃せない。勢いの止まらない注目ブランドによる日本限定の「ワイルドワン スケルトン JP 42MM」は、またひとつ時計界の視線を集める存在となるだろう。
新アンバサダーに体操男子・岡慎之助選⼿が就任!
今作「ワイルドワン スケルトン JP 42MM」が初お披露目されたのは、10月30日に開催されたイベント「NORQAIN PEAKS」。
新たにアンバサダー=ノルケイナーに就任した体操男子・岡慎之助選手が登壇し、新作の発表を祝った。岡選手はオリンピックの花形競技である体操において、日本勢としては52年ぶりとなる1大会で3つの金メダルを獲得する偉業を成し遂げた。
「ノルケインはスイス時計の頂点を目指して独自のスタイルを貫くブランドです。僕が所属している体操クラブも"日本一の体操クラブ"を目指しているので、そのスピリットに共感しています。オリンピック選手は結果がすべての世界ですが、人として最強で最高であることにもこだわっていきたいです」と、ノルケイナー就任にあたり、その意気込みをコメント。
イベントには、同じくノルケイナーであるスポーツクライマーの楢﨑智亜選手やビジネスの分野で活躍する経営者・Grand Central代表の北口拓実さんらも登壇し、ブランド哲学である“挑戦”をテーマに語り合う一夜限りのトークイベントが行われた。選手と経営者、それぞれの領域を超えた挑戦のエピソードが飛び交い、会場は大いに盛り上がった。