スイスの高級時計ブランド、ラドーから海の魅力を表現した「キャプテン クック」の新作2モデルが登場した。サイズも一新されたこれらのタイムピースは、夏色のグラデーションダイアルが印象的だ。

今回登場するふたつのモデルには、それぞれ異なる海の魅力が込められている。ライトブルーからホワイトへのグラデーションダイヤルにライトブルーのセラミック製ベゼルインサートを組み合わせたモデルは、透明な浅瀬に映る午後の空を、ブラックからターコイズブルーへのグラデーションにブラックのハイテクセラミック製ベゼルを配したモデルは、夜明け前の深海をそれぞれ思わせる色合いとなっている。

注目すべきは、キャプテン クックコレクション初となる39㎜のケース径だ。これまでの37㎜と42㎜に加わる、いわば「ゴルディロックス」サイズで、ケース厚は12㎜に抑えられた。手首のサイズを問わず快適にフィットするよう設計されているのだ。ケースとブレスレットにはステンレス・スチールを採用し、特に「ライスグレイン」タイプのポリッシュ仕上げを施したブレスレットは、海面に踊る光の粒のような輝きを放つ。

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耐磁性や防水性など、ダイバーズウォッチとしての本格機能も搭載！

この時計の魅力は外観だけに留まらない。300m（1000フィート）の防水性能により、本格的な水中アクティビティにも対応している。心臓部には、ラドーの「キャリバーR763」ムーブメントを搭載し、最大約80時間のパワーリザーブ機能と耐磁性ニヴァクロン製ヒゲゼンマイにより高い信頼性を実現した。

3本の太い針と堅牢なインデックスにはスーパールミノバが施され、海蛍のように環境に応じて表情を変える。太陽光の下では白く反射し、深い水中では青く輝くため、あらゆる環境下で優れた視認性を確保。経過時間を測定できる回転ベゼルも装備し、マリンレジャーから日常使いまで幅広く活躍する。

こうした完成度の高い仕上がりは、1962年に発表されたヴィンテージの「キャプテン クック」の精神を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに寄り添う進化を遂げた証拠だろう。ヨットデッキでふと腕に目をやれば、きっと新たな海への憧憬が生まれるはずだ。