2023年に登場し、人気を博した「UNITE with BLUE」シリーズが2年の時を経て、より深く、より静謐な青を纏って登場。シチズンが新たに提案するこの“青”は、まるで壮大な海のように豊かな表情を見せ、他にはない特別な深みで、静かに腕を彩る。
そしてこの「UNITE with BLUE」シリーズ第2弾の発表に合わせて、プロモーションムービーを制作。楽曲をB'zが書き下ろし、アニメーション映像を『進撃の巨人』や『呪術廻戦』『チェンソーマン』などを手掛けてきたアニメーションスタジオMAPPAが制作した。記事の最後にプロモーションムービーもご覧いただけるのでぜひチェックを!

本シリーズで特筆すべきは、見る角度によって多彩な表情を見せる「構造色ダイヤル」の存在だ。これは、富士フイルムの高度な構造色インク技術と、シチズンが長年にわたり培ってきた文字盤開発技術とが融合して生まれたもの。色素を一切使わず、“構造”だけで発色させるという画期的な技法が、このダイヤルに投影されている。今回登場する7モデルすべてに、この特別なダイヤルが採用されており、本来無色透明の素地が、人の目には色を宿して映る。その変化は、まるで日々表情を変える海のように、奥深く、雄大だ。
さらに注目すべきは、それぞれのモデルによって“青”の表情が異なること。ダイヤルの多層構造が生み出す陰影や、細部に至るまで施された仕上げの妙が、それぞれの時計で個性豊かなブルーを描き出す。
視線の角度で異なる印象を纏う文字盤。それは時に凛と時に艶やかにあなたに語りかける。好みの青を宿した一本がきっと見つかるはずだ。

1. アテッサ「エコ・ドライブGPS衛星電波時計 CC4075-50L」

アテッサ「ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計 CC4075-50L」は、アテッサのGPSモデルでは珍しい、インデックスにローマ数字をあしらった一本。構造色フィルムの上に、2枚の文字盤を重ねた多層構造が、奥行きと陰影を生み、見る角度によって異なる青の表情を見せる。
そしてその文字盤外側にはラメが練り込まれていたり、中央部分にはブルーの構造色のゆらぎが感じとれるつくりになっていたり、文字盤の表情を一度ならず二度、三度と堪能できる魅力がある。また輝きを放つサファイアベゼルには都市名が刻まれ、高級感を放ちながら文字盤を静かに照らしている。リューズやアクションボタンに採用されたブラックが全体を引き締め、エレガントさを際立たせる。
2. アテッサ「エコ・ドライブ電波時計 CB0288-65L」

余計な装飾を削ぎ落とした造形美は、デザインそのものの魅力を際立たせる。アテッサ「エコ・ドライブ電波時計 CB0288-65L」は、まさにそんな美学を体現する一本だ。無駄を排した洗練の三針ダイヤルは、視線を自然と文字盤へと導く。
構造色フィルムの上に三層のダイヤルを重ねることで、深みと立体感のある濃紺の世界が広がる。リューズにあしらわれたブルーの差し色は控えめながら確かな存在感を放ち、シンプルな中にも遊び心をのぞかせている。装いを選ばず、ビジネスでもカジュアルでも着用者の印象を引き締め、信頼感を添えてくれる、まさに“品格ある実用美”を備えた一本である。
3. エクシード「エコ・ドライブ電波時計 CB1150-75L」

エクシード「エコ・ドライブ電波時計 CB1150-75L」は、シリーズ随一のエレガンスを誇る時計だ。最大の魅力は、文字盤の外周を彩る見返しリングに黒染めされた白蝶貝を採用している点。その幻想的な光沢が構造色のダイヤルと響き合い、まるで深海の青をそのまま切り取ったかのような印象を与える。
文字盤に繊細に散りばめられたラメの意匠も、海中に差し込む光の揺らめきを思わせ、視覚的な奥行きを演出。外装にはデュラテクトプラチナによる上質な輝きが添えられ、さらにケース厚は7.9㎜と薄型で装着感にも優れる。ビジネスからドレススタイルまで、幅広いシーンに映える完成度の高いモデルだ。
4. プロマスター「エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー300m BN1025-08L」

エコ・ドライブの中でも群を抜く長時間駆動を誇るキャリバー「E365」を搭載。光の透過率が極めて高く、構造色ダイヤルに深く濃いブルーを忠実に映し出す。シルバーのステンレス・スチールケースにブルーのIPリングを組み合わせたメリハリのあるデザインは、46mmの存在感あるケース径とも相まって、夏の装いにアクセントを添える一本となっている。
そして本モデルは、シチズンのプロマスターシリーズに属する本格派ダイバーズ。飽和潜水に対応した300m防水という確かな性能を備え、海中でも街中でも、その頼もしさと美しさを両立させる。実用性とデザイン性を兼ね備えた、まさに万能さが魅力的だ。
5. シチズンコレクション「エコ・ドライブ電波時計 CB5874-81L」

一見、同じ「UNITE with BLUE」シリーズの「CC4075-50L」と似た雰囲気を纏うが、「CB5874-81L」は似て非なる一本。バーインデックスとクロノグラフを採用した多針構成により、よりスポーティな印象を強く打ち出している。見返しリングに配されたホワイトのアクセントが全体に爽快さを加え、構造色ダイヤルの深いブルーとのコントラストが冴える。
そこにブラックのインダイヤルが加わり、青・白・黒の三色が織りなす絶妙なカラーコンビネーションが、まるで夏の海と空と影のように調和する。エコ・ドライブ、電波時計、ワールドタイムといった実用性を備えつつ、装いにアクティブな美意識を添える一本だ。
6. クロスシー「エコ・ドライブ電波時計 ES9490-95L」

7モデルある中で最もコンパクトなクロスシー「エコ・ドライブ 電波時計 ES9490-95L」は、構造色ダイヤルの透明感と軽やかさが際立つ。文字盤の6時と8時位置にあしらわれたダイヤモンドが、さりげなくも気品ある輝きを放っていて魅力的だ。インデックスはあえて非対称に構成され、4時から10時の間にのみローマ数字を配する独創的なデザイン。これにより視線の流れが美しく導かれ、ダイヤル全体に詩的なリズムを与えている。
スーパーチタニウム製のケースとバンドは軽やかで肌に優しく、日常を快適に彩る実用性も十分。構造色の奥行きあるブルーに、ラメの光が重なるその表情は、まるで朝の海に射し込む光をそのまま閉じ込めたかのよう。美しさと機能を兼ね備えた、現代女性の手元に寄り添うモデルだ。
7. シチズン エル「エコ・ドライブ EM1060-87L」

シチズン L「エコ・ドライブ EM1060-87L」は、静謐な深海の情景をモチーフにした、凛とした存在感を放つタイムピース。インクジェットによるグラデーションが文字盤外周を取り囲み、奥行きあるブルーの世界へと誘う仕立て。12時・3時・6時・9時位置にはドットインデックスの代わりにダイヤモンドを配置し、とりわけ3時位置には4石を集めることで、静謐な中にも確かな華やぎを添えている。
リューズにあしらわれたブルーの差し色も絶妙で、全体の世界観を美しく調和させている点も見逃せない。やや大きめのフェイスは、クロスシーと比較しても一層エレガントで、男性が着けても違和感のない、まさにジェンダーレスな存在感を放つ。深海のように静かで、時に妖艶な輝きを魅せる、静謐の美を纏ったモデルだ。