ようやく行けた……京都にだけ店があるブランド、「レインメーカー キョウト」に!

  • 写真・文:高橋一史

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「そうだ 京都、行かねば」

90年代から続くJR東日本の旅コピーよろしく、ここ2年ほど胸のうちでモヤモヤしてた京都熱。
東京暮らしのファッション界隈で京都の地名を耳にすることが増え、
「空気を感じに行くべきだな」、と考えつつダラダラしてたら例の、「東京から一歩でも外に出たらアナタのことは人と認めません」社会情勢に。
困ったものの今年2月にこの地のコーヒー店を出張取材する機会があり、「仕事なら仕方ないよね!」と自分に(そして移動先で会う方々にも心のなかで)言い訳して短く一泊滞在してきました。

っても仕事第一ですから、取材と関連する情報収集にもなるカフェ系巡りでほぼ二日間を費やす結果に。
それでも「ここだけは」と訪れたかったファッションの店がありまして。
新幹線降りてホテルに荷物を預けるなりまず最初に行った店。

レインメーカー キョウト

です。

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住所は以下。

京都府京都市中京区御倉町65
  営業: 13時〜21時
  木曜定休

最寄りは烏丸御池駅で、徒歩5分ほどの距離。
日本初上陸の「エースホテル」が入居した商業施設「新風館」に面した大通りである烏丸通りの、反対面の路地を入ったところ。
2021年4月にここに移転し、店のうえがアトリエ(オフィス)。
服が生まれる現場大好き人間としては、アトリエ訪問できる絶好の機会でもあり、まー行きたくて。

レインメーカーは京都が拠点で、東京コレクションでショー発表も行っているメンズブランド。
世界基準のモードな空気感と、日本らしい美意識のモノづくり、さらには大人の色気までミックスされた、“スタイル”のあるブランド。

私的な感覚だと、自分が着るというより、人に着てほしい服。
知り合い男性が着てたら「素敵」と感じるもの。
私なんぞより品格のある人に似つかわしいワードローブ。

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和装の襟から着想された定番モチーフの「オリエンタル コート」。
着たときのムードは日本的。
素材は手入れの楽な化繊。
化繊と気づかないほど高品位なテキスタイル。
価格は¥69,300(税込)。

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コートと対になる同素材の「ハカマ トラウザーズ」。
3プリーツでたっぷりのボリューム。
裾幅が少し絞られ合わせる服の自由度が高いパンツ。
¥49,500(税込)

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店長の濱の上さんに着ていただいた、ドレープが美しいセットアップ。
これも化繊で、洗濯機洗いできるイージーケアアイテム。
イカ胸シャツ ¥28,000(税込)パンツ ¥41,800(税込)

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ヨーロッパのヴィンテージワークウエアに多いカーブを描く襟を採用したジャケットと、スラックスタイプのパンツ。
15オンスの厚手デニムでハリのある固さ。
パンツはシャツインしたときデニムの色移りを減らせる裏地つき。
ジャケット ¥47,300(税込) パンツ ¥35,200(税込)

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京都発のメガネセレクト&オリジナルショップ、OBJ(オブジェ)とコラボしたフレームやソックスなどの小物類も小粋。
掲載した服は訪れた2月上旬でデニムジャケットはほぼ完売、コートはサイズ欠品の人気ぶり。
レインメーカーはバーニーズ ニューヨーク各店やステュディオス各店といったセレクトショップでも取り扱われているので、ほしい人はお探しを!

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お客さんの滞在時間がすごく長いらしい、レインメーカー キョウト。
京都市の中心的ファッションエリアから少し外れており、近隣の県からも店を目当てにやってくる人が多いから長居するようです。
巨大都市東京感覚からすると、商業圏まで歩いて20分くらいなら「同じじゃん?」と思っちゃいますが、周囲に店がたくさんあるかどうかで人の集まりが変わるのでしょう。
あえて喧騒エリアから外すのがレインメーカーらしさ。

通りから奥に引っ込んだ店&アトリエ。
一軒家の倉庫のような構造で、居心地よくて羨ましくて。
オフィスってたいていビルの一室ですから、周囲がぎっしりと他社・他人に囲まれてるんですよね。
その圧迫感がなく働ける環境。
もっともオフィスビルはいろんな人がいて、気分が分散される良さもあります。
「働くことがしんどい」、なんて心境のときは内に閉じこもらずに気を紛らわせてくれる。
なんだかファッション以外の余計なことまで考えてしまった、京都取材の初日スタートなのでした。


All Photos©KAZUSHI

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

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