400万円のスーツも!世界最高と言い切れる “素材追求ブランド” ロロ・ピアーナを銀座で。

ロロ・ピアーナ銀座店に飾られた、カシミアヤギのポートレート。

階段の踊り場での展示。不思議な立体感の秘密は……、

写真プリントの土台がカシミア素材!

4階で開催中の、オープン記念のデジタルアート展。

シートはカシミア、壁はカシミア・シルク!

エレベーターがすっと開くと、中にいるのは、

ビキューナさん。飼育できない野生動物。2年に一度捕獲して毛のみを採取。

衣料に使われる世界の動物性繊維の中でもっとも細く希少なビキューナで織られたジャケット。

原産の高地、ペルーの名前が見えるネームつき服のプライスは、

はい。消費税額だけで、オプション上乗せのMacBook Pro買えます。

トロトロにとろけるビキューナさんのニット。

知る人ぞ知るメンズスーツのオーダーシステム。「レコード・ベール」は、最高に細い毛を生産したメリノウール羊毛農家に授与する、ロロ・ピアーナの称号。このウールを独占買付してオリジナルの布に。

垂下がった布を一目見て、その美しさに感動。布好きならば。

歴代のレコード・ベールの中で頂点に立つ、2014年生産の究極の布。

ゴージャスな織りネームつきスーツのプライスは、

約400万円なり。最高でないと気が済まない人の優雅な趣味。

3階メンズフロア。スーツからカジュアル、スニーカーまで。

メリノウールをロロ・ピアーナは、ザ・ギフト・オブ・キングスと呼びます。

触るとテンセルのごとき清涼感があり、羊の毛とは信じがたい生地。

階段途中で出くわしたジャケットの横には写真集が。

蓮の葉と花。

その茎からは繊維が採れる。

ミャンマーの人々が、糸紡ぎから布にするまで手作業で行い、

シルクなども混ぜた特製ジャケットが完成。プライス不明。

色、糸ムラ、ぬめり感が実に独特。これぞ彼らの最新素材「ザ・ロータス・フラワー」。襟下はロロ・ピアーナの服によく見られるレザー使い。

銀座の一等地に6月1日に移転オープンした、イタリアのロロ・ピアーナの自社ブランド旗艦店。テキスタイルブランドとして紳士服業界に名を馳せる彼らがオリジナルウエアで使う布は、他ブランドに卸しをしない最高峰及び特別品ばかり。
ロロ・ピアーナ 銀座店
東京都中央区銀座3-5-8
今回の記事は本文ナシ。
余計なこと語る気がしませんで。
究極のベーシック、究極の満足。
素材フェチの聖地誕生です。
写真 © 高橋一史
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