スウォッチが誇る創造の拠点「スウォッチ アート ピース ホテル」が2026年に開業15周年を迎え、アーティストの歩みをたたえる記念展の開催と、グッゲンハイム美術館とのコラボレーションによる新作を発表した。
スウォッチが長年紡いできた、アートとのつながり
時計はただ時間を刻む道具ではない。スウォッチにとってそれはアートを届けるキャンバスだ。1983年の創業以来、独自の哲学で腕時計の歴史を塗り替えてきたこのブランドは、近年ますますアートとの結びつきを深めている。
こうした創造活動の核となるのが、上海の「スウォッチ アートピース ホテル」だ。2011年に開業し、宿泊施設としての機能のほかにアーティスト・イン・レジデンスとして、画家や音楽家、映像作家など世界中のクリエイターに制作の場と時間を提供してきた。これまでに60カ国以上から600人を超えるアーティストを受け入れ、多様な文化が交差する豊かな環境を育て続けてきた。
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26年に開業15周年を迎えた節目には、記念の特別展「アートジャーニー 2026」を1月16日から2月15日にかけて開催。20名以上が参加し、「錬金術」「ダンス」「水と光」「女性の力」の4テーマのもと、絵画から立体作品まで多彩な表現が会場を彩った。
さらにスウォッチは、AIを活用して世界にひとつのデザインを生み出す新ツール「AI-DADA」もスタートさせた。時計の文字盤をキャンバスに、アートとテクノロジーをつなぐこのブランドの挑戦は続く。

展示には絵画や彫刻、インスタレーションなど多彩なジャンルが混在し、国籍もスタイルも異なる表現が同じ空間で響き合った。
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MoMAやルーヴルに続く、グッゲンハイム美術館とのコラボウォッチ
これまでもバスキアやキース・ヘリングといったアーティストをはじめ、MoMAやルーヴルなど世界的な美術館ともコラボレーションを重ね、アートとのつながりを強めてきたスウォッチ。
今回コラボレーションするのは、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館とヴェネチアのペギー・グッゲンハイム・コレクション。両館が所蔵する傑作からインスピレーションを得たデザインで構成されるのが「Swatch × Guggenheim コレクション」だ。エドガー・ドガ、パウル・クレー、クロード・モネ、ジャクソン・ポロックという美術史の巨匠たちの世界観が文字盤とストラップに凝縮され、手元で名画と対話するような感覚を覚えるだろう。
Swatch × Guggenheim コレクション/クオーツ、プラスチックケース、ラバーストラップ、3気圧防水。 左・右:ケース径34㎜。各¥14,850 上・下:ケース径41㎜。各¥16,500
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世界にひとつのデザインを生む、AI(芸術的知能)ツールが登場
スウォッチが開発した新ツール「AI-DADA」。AI=Artistic Intelligence(芸術的知能)を意味し、言葉を入力するとAIがウォッチデザインを生成する仕組みで、ダダイズムの精神を受け継ぎ偶然性と創造性を掛け合わせている。誰もが自分だけの一本を手にできる、新しいパーソナライズのかたちだ。

