白米だけでなく、玄米でも調理は可能だ。 courtesy by THANKOデスクの片隅に、湯気の立つ小さなポット。サンコー株式会社のポータブルおかゆクッカー「KayuPot(カユポット)」は、毎日のランチタイムにささやかな楽しみを添えてくれる一台だ。
見た目はすっきりとしたスープジャーのよう。でも中身はれっきとした“調理家電”。生米と水を入れて電源につなぎ、ボタンを押せば約25分後にはできたてのおかゆが完成する。「かため」と「とろとろ」の2モードがあり、その日の体調や気分に合わせて食感を選べるという。
オフィスランチというと、モニターを見ながら済ませたり、片手で食べられるゼリーやバーで終わらせるという人もいるだろう。
でも、ふたを開けた瞬間に立ちのぼる湯気や、やわらかく炊き上がった米の香りに触れると、それだけで気持ちがふっと緩む。KayuPotは、そんな“間”をつくってくれる存在でもある。
機能はおかゆだけにとどまらない。「ごはんモード」や「煮込みモード」も搭載し、0.5合分の白米を炊いたり、簡単なスープやリゾットを作ったりとアレンジも自在だ。内釜はフッ素加工で手入れがしやすく、サイズは幅約10cmほどとコンパクト。重さも約450gと軽量だから、バッグに入れて持ち運ぶこともできる。
ポータブル電源を使えば、キャンプや車中泊といったアウトドアシーンでも活躍する。肌寒い朝、外で食べる温かいおかゆは、体の芯までじんわりと温めてくれるだろう。大げさな装備ではなく、あくまで“自分のための一杯”。その距離感がちょうどいい。
体調が少し揺らぐ日や、夜遅く帰宅したとき、あるいは胃を休めたいとき。そんな瞬間に、すぐ温かいものを用意できる安心感は大きい。誰かのためというより、自分を気づかうための道具。KayuPotは、そんなやさしい役割を担ってくれる。
価格は8,980円(税込)。特別に高機能というよりも、「日々の食事を少し丁寧にしたい」という気持ちに寄り添う一台だ。
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