スイスと徳島。遠く離れたふたつの地を固く結ぶのは“挑戦”という哲学にほかならない。ノルケインとHARADAがタッグを組み誕生した新作「ワイルド ワン 42MM “HARADA”Limited Edition」は、日々挑戦を続ける人の腕に寄り添うタフネスな一本だ。

マッターホルンの絶壁を前に、挑戦する登山家たちの姿をブランドアイコンに据えた、スイスの新進ブランド・ノルケイン。そのフィロソフィが、日本・徳島の老舗時計店「HARADA」と共鳴した。スイスの山と日本の川、地形は異なれど、自然の猛威に立ち向かう精神は共通している。そんなふたつの“挑戦”が交差し、新作「ワイルド ワン 42MM “HARADA” Limited Edition」が誕生した。
インスピレーションの源は、四国を代表する清流・吉野川。時に穏やかに、時に暴れ川として激流を巻き起こすこの川の姿を、カラーリングと質感で表現。深く澄んだブルーは清流の透明感を、ダークグレーの立体文字盤は水しぶきを上げる岩肌を象徴している。
ケースには、ノルケインとプレミアムファクトリーのBIWI社とで共同開発した独自カーボン素材「NORTEQ」を採用。5000Gの衝撃にも耐える強靭さを誇りながら、その重量はステンレスの約1/6という驚異的な軽さを実現している。さらに200m防水という高い実用性を備え、アウトドアからタウンユースまで幅広いシーンで活躍する。
またムーブメントには、ケニッシ社と共同開発したマニュファクチュールキャリバー「NN20/1」を搭載。約70時間のロングパワーリザーブに加え、スイスクロノメーター検定協会(COSC)の認定を受けた高精度が、スイスメイドならではの信頼性を物語る。精緻な機械式ムーブメントと最先端素材が融合した本作は、スイスのマッターホルンにも徳島の吉野川にも屈しない、挑戦者のための真のツールである。


この限定モデルを企画したHARADAは、1929年に徳島で創業した時計・宝飾の専門店だ。創業以来、「品質は、人がつくる。信頼は、時がつくる。」を信条に、確かな知識と誠実な対応で顧客との信頼を築いてきた。現社長の三代目・原田吾朗のもと、高級時計の正規販売をはじめ、ブライダルや眼鏡など幅広い分野で上質な提案を続けている。
2023年には本店を移転リニューアルし、スイスの正規販売基準に準じた店舗づくりを推進。近年は徳島の自然をテーマにしたオリジナルモデルを発表するなど、地域とブランドを結ぶ新しい試みにも力を入れている。今回の「ワイルド ワン 42MM “HARADA” Limited Edition」もその一環であり、地元の象徴である吉野川を通して“挑戦”という普遍的なテーマを時計に託した。
強靭な構造と軽快な装着感、そして地域の自然を映すデザイン。ノルケインとHARADAのコラボレーションによって生まれた本作「ワイルド ワン 42MM “HARADA “Limited Edition」は、日常の中で静かに挑戦を続ける人々にふさわしい一本と言えるだろう。

ワイルド ワン 42MM “HARADA “Limited Edition/自動巻き、カーボンケース、ケース径42㎜、パワーリザーブ約70時間、ラバーストラップ(交換可能なターコイズブルーのラバーストラップが付属)、シースルーバック、20気圧防水、世界限定30本。¥968,000