創業以来、常に理想的な視認性を追求し、発光技術の革新に挑み続けてきたベル&ロス。そしていま、まったく新しい発光スタイルを確立した「BR-03 ダイバー ラム アウトライン」が誕生する。

ベル&ロスが大切にしてきたのは、時計にとって本質的な要素である“視認性”。これは単なる読み取りやすさにとどまらず、極限環境でも確かな時刻を伝えるという、ブランドの根底にある思想だ。そんな哲学を発光技術の面から具現化してきたのが「LUM(ラム)」と呼ばれる独自コンセプトであり、その最新作が「BR-03 ダイバー ラム アウトライン」である。
「LUM」の歴史は、1990年代にスーパールミノバを採用したことに始まる。文字盤全体を光らせた「フルラム」や、チタンと蓄光複合素材を組み合わせた前例のない発光ケースを導入するなど、、毎回異なる手法で“光の見せ方”に挑戦してきた。
今回の新作「BR-03 ダイバー ラム アウトライン」では、視認性とデザインの両立というベル&ロスの美学がさらに洗練されている。針やインデックスの“輪郭のみ”が発光するという、新しいスタイルを採用しているのが最大の特徴だ。まるでネオンライトのように浮かび上がるアウトラインは、必要な情報だけを際立たせ、視認性を高めながらもデザインに静かな個性を与えている。

さらにこのモデルは“ダイバー”の名が示す通り、300m防水を備えた本格派のダイバーズウォッチでもある。逆回転防止ベゼルやねじ込み式リューズなど、実用面でも抜かりはない。深海でも確実に読み取れる発光技術と、堅牢な構造が合わさることで、プロフェッショナルの要求にも応える仕上がりとなっている。
新しい“光”の表現と、機能性の追求。「BR-03 ダイバー ラム アウトライン」は、ベル&ロスが積み上げてきた視認性へのこだわりを、またひとつ先へ進めたモデルだ。単なる新作ではない。ベル&ロスが30年かけて育んだ“光と視認性”の哲学、その最新の回答がこの時計に強く刻まれている。
