長きにわたり、モータースポーツの世界と共振してきたタグ・ホイヤー。その深層に流れるレーシングスピリットを、静かに物語る新作が誕生した。ブラック、ホワイト、そしてレッド。ブランドのヘリテージを象徴するカラーパレットを纏い「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」は、時を超えた情熱に再び火を灯す。

2025年は、タグ・ホイヤーにとって記念すべき節目の年となった。これまで同社は、モータースポーツ界においてコンマ数秒を争う世界のタイムキーパーとして重要な役割を果たし、その技術を進化させてきた。そして今年、F1モナコグランプリ史上初のタイトルパートナーに就任。名実ともにレースの象徴的存在となった。
その歴史的瞬間に誕生したのが、「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」だ。1960〜70年代にサーキットで使用されていたホイヤー製ストップウォッチに着想を得たこのタイムピースは、ブランドのヘリテージに敬意を払いながら、現代の技術と美意識で再構築されている。
まず目を引くのは、ブラック、ホワイト、レッドで構成されたトリコロールの配色だ。絶妙なバランスで配置された3色は、遊び心と知性が共存するクラシックモダンな印象を与える。だが、これは単なる装飾ではない。コンマ単位の時間を瞬時に判読できるよう設計された、ジャック・ホイヤーのデザイン哲学を体現した視認性重視のディテールでもある。そんなタイムピースの心臓部には「キャリバー11」を搭載。初代モナコに命を吹き込んだ伝説的ムーブメントの精神を継承し、いまなお脈打ち続けている。




さらに、ダイヤルを引き立てるケースには、軽量かつ高い耐久性を誇るブラックDLCコーティングを施したチタンを採用。アイコニックな「タグ・ホイヤー モナコ」のフォルムに、モダンでシックな解釈を加え、現代的な美意識をまとわせている。
伝統を受け継ぎ、今回もリューズはケース左側に配置。この特徴的なディテールが、「モナコ」ならではの唯一無二のシルエットを際立たせている。
「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」は、970本限定での展開。この数字には、ブランドがF1とともに歩んだ1970年代への明確なオマージュが込められている。機能、デザイン、そしてストーリー。そのすべてに、“時間”への情熱と哲学が息づいている。


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