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去る3月27日〜4月2日までスイスにて開催された世界最大の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2023」。ここ数年で流行カラーの一番手に躍り出たグリーンの勢いは、まだまだ止まらない。各ブランドがそれぞれにトーンやニュアンスの異なるグリーンを文字盤に反映し、選択肢は一気に広がった。
ショパール「L.U.C 1963 ヘリテージ クロノグラフ」
![168556-3002_L.U.C 1963 Heritage Chronograph (5).jpg - HD.jpeg](/uploads/1b88d0da121eac460cf27a3e314e2dcc55e4d446.jpeg)
ブリティッシュグリーンの地に、中央ではなく12時位置のロゴから放射状のサンバースト仕上げを施した文字盤が印象的なクロノグラフ。カーフレザーのストラップにも同色グリーンのステッチが入っている。モータースポーツの世界ではイギリスのナショナルカラーとして使われる伝統色だが、腕時計ダイヤルで使われることは稀。それだけでもプレミアムなレーシングテイストだ。アワーマーカーにも2桁の数字で示すタコメーター調のデザインを取り入れている。
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パネライ「ラジオミール カリフォルニア」
![1349 (1).jpg - HD.jpeg](/uploads/35dcf1958d1b07627b862b8fff8ae194d0fdbbb6.jpeg)
ヴィンテージ感の濃厚なグラデーショングリーンダイヤルを採用。ローマ数字とアラビア数字、バーインデックスが交錯する“カリフォルニアダイヤル”は、ベージュカラーのインデックスの蓄光が、暗闇ではグリーンに光る。メタリックブルーの針、プレキシガラス風のドーム型サファイヤ風防、円錐形リューズもクラシックな雰囲気を演出。極め付けは、PVDで経年変化したような外観に仕上げた「ブルニートeスティール」のクッション型ケースの味わいだ。
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ピアジェ「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー ウルトラシン」
![G0A48006_STILL_A.jpg - HD.jpg](/uploads/G0A48006_STILL_A.jpg%20-%20HD.jpg)
鮮やかなエメラルドグリーンの文字盤が目を釘付けにする「ポロ」の新作。この色を永久カレンダーの複雑時計に使う大胆さはピアジェならではだ。水平線の連続する文字盤上のパターン、インダイヤルの同心円のアズラージュ仕上げが入射光を受け止め、立体感のある緑のフレアを返す。世界的ジュエラーでもあるブランドのセンスと、薄型ウォッチのスペシャリストとしての特質を遺憾なく発揮。わずか厚み8.65mmのハイコンプリケーションが、ピンクゴールドのケースで映える。
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アンジェラス「クロノデイト チタン」
![AN Chronodate Titanium-green-titanium_3-4.jpg - HD.jpeg](/uploads/AN%20Chronodate%20Titanium-green-titanium_3-4.jpg%20-%20HD.jpeg)
「シダ(ファーン)グリーン」と呼ばれる繊細なマット仕上げのカラーは、羊歯植物に由来する。ポインター式のデイトを刻んだ外周フリンジは円に沿ったヘアライン仕上げで、ブラックのミニッツトラックやサブダイヤルと絶妙のコンビネーションをみせる。大人っぽく抑えた色調は、サテングレー仕上げのチタンケースとも調和。ネオレトロなデザインテイストは、1935年に開発したクロノグラフへのオマージュも意味している。
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オリス「プロパイロットX カーミット エディション」
![main.jpg](/uploads/2a7845b188ae92a1451fecef943738246255bb2f.jpg)
ダイヤルカラーは、間違いなく世界で一番有名なカエルのボディとエリマキのグリーンだ。あっと驚く、ディズニーマペッツの大スターとオリスのコラボレーション。ベースとなった「プロパイロットX キャリバー400」は、超ロングパワーリザーブや高耐磁性に加え、10年保証の高性能を誇る自社開発の自動巻きキャリバーを搭載。そのシリアスな躯体がカーミットにインスパイアされた文字盤を備え、毎月1日には数字ではなく、カーミットが笑顔をのぞかせて“カーミット・デイ”を表示するギャップも面白い。
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