ストレンジャー・シングスは実話だった⁈ 本当にあったおぞましい“人体実験プロジェクト”

  • 文:黄文

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All Eleven's Nosebleeds From S1 | Stranger Things - Still Watching Netflixからのキャプチャ画像

Netflixの大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4第二部が7月1日に配信され、人気を博している。

シーズン4の第一部は5月27日の配信から28日間で、11億5000万時間の視聴時間を記録したというから驚きだ。

そんな世界で大人気のシリーズだが、実は本当にあった人体実験プロジェクトを基にしているのをご存じだろうか。

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0:18 ダスティン役のゲイテン・マタラッツォがニューヨークモントークの軍事基地で行われていた人体実験の噂に基づいているものだとコメントしている。

ストレンジャー・シングスの基になったと言われているのは「モントークプロジェクト」と呼ばれるニューヨークモントークの軍事基地で行われていたと噂されている人体実験プロジェクト。
モントークプロジェクト自体は証拠などが出てきていないため、いまのところ噂や陰謀論の域を出ない。

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しかし、ストレンジャー・シングスではもうひとつ、CIAによる人体実験プロジェクトもストーリーに関わってくる。主人公の1人で超能力をもつ少女イレブンの母親は、主人公を妊娠中にCIAによる人体実験プロジェクトに参加していたとされているが、このプロジェクトは本当に存在していた。BBCではそのCIAによる人体実験プロジェクト「MK-Ultra」の内容について報じている。

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記憶喪失や精神疾患の症状を示す被験者達 「MK-Ultra」の恐ろしい実験内容

MK-Ultraが行われていたのは冷戦下の1953〜73年。

CIAは効果的に人をマインドコントロールするための手法を求めて被験者にLSD等の薬物を投与したり、電気ショックや催眠術を施したりとさまざまな手法で精神的に衰弱させ、脳機能を操ることを試みていたようだ。

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MK-Ultra:The CIA's secret pursuit of 'mind control'からのキャプチャ画像

BBCが報じている被験者や被験者家族のインタビューによると、被験者たちは同意なしに、または実験内容を知らずに参加させられたという。

ある被験者はインスリンの投与により昏睡状態にされ、そのまま1カ月以上繰り返し悪意のある言葉を浴びせられ続けたという。また別の被験者は、記憶を消し去るために通常の電気ショック療法の45〜75倍の強さの電気ショックを1カ月以上受け続けたそう。

被験者たちが家族の元に戻った時には記憶喪失や人格の著しい変化が見られ、その後の人生をトラウマや精神疾患を抱えながら過ごすことを余儀なくされたという。

プロジェクトは1973年に中止され、CIAによりプロジェクトに関わる資料も意図的に破壊されたが、被験者達の証言や破壊を免れた関連文書からその恐ろしい人体実験の内容は世間に知られることとなった。中止から50年近くたった現在も被験者や被験者遺族に対して公式な謝罪や賠償は行われていないという。

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現実では起こり得ないSFホラーとして世界中にファンをもつストレンジャー・シングスだが、本当にあった恐ろしい人体実験とその被験者たちの人生が悲しくリンクしている作品なのかもしれない。

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