カレースパゲッティの奥深さがわかる名店4軒

  • 写真:山本雷太
  • 文:浅妻千映子

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炒め系あり、焼き系あり。もちもち、もっちり、糸引き、まったり。ボリューム満点のカレースパゲティは、思いのほか食感に幅があり、見つけたら食べ比べたくなる魔性の味。

1.インデアンカレー/丸の内

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「インデアンスパゲッティ」。ゆでた麵をさらに炒めてからルーをかける。この味が食べられるのは東京でここだけ。あとを引く味で、リピーターも多い。

太めの麺に、ルーが絡む。最初は甘いと感じるが、ふた口目を食べるあたりから、口の中にスースーと刺激的な辛さが。この二段階攻めこそが『インデアンカレー」の特徴で、ハマる人続出のゆえんだ。

よく煮込まれた牛肉がとろけるルーは、毎日、関西から運ばれる。ほどよい粘りがあり、パスタ1本1本に余すところなくまとわりつき、強い辛さがありながら、まったりとした印象も。添えられるキャベツのピクルスを混ぜて食べるのもお薦め。甘さと食感とがいいアクセントになり心地よい。

インデアンカレー

住所:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA B1 
TEL:03-3216-2336
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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2. ぼらぼら/錦糸町

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「カレースパゲッティ・インド風」。ポークを使った、とろみがありマイルドな「和風」もある。夜はワインと料理が充実。

軽めでさらりとしたインド風のルーと、激しくもちもちした自家製麺との異色のコラボである。25年前に八丁堀で開店してまもなく、客のリクエストからできたという「カレースパゲッティ」。じっくり炒めた玉ネギと、大量の香辛料とが味の決め手だ。

小麦粉を使わず粘りのないルーが、麺と一体化した味を醸し出すのには秘密が。製麺時に、麺にほんの少しの旨味を加え、下味を付けているのだ。この隠し味が、ルーの強い味をどっしりと受け止めてくれる。ごろっと大きなチキンが入り、赤ワインのお供にも。

ぼらぼら

住所:東京都墨田区太平3-3-4 池澤ビル 1F 
TEL:03-5608-9630
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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3. ストーン/浅草橋

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「焼きカレースパゲッティ」。ランチ時はサラダとサイフォンで入れたコーヒーが付く。夜はビールとともに。

グツグツと音が立つ。糸を引くチーズ。とろりと黄身の流れ出す半熟の卵。カレーの上にチーズと卵で蓋をして焼いた、濃厚グラタンタイプのカレースパゲティだ。

欧風のルーに具は見えないが、実はミキサーにかけた大量の野菜を加えている。たっぷりの赤ワインと牛すじの出汁で煮込み、仕上げにジンとウオツカを入れて、コクとほのかな甘みを出す。アツアツゆえ、速いペースでは食べられない。そうこうしているうちにカレーが煮詰まって、味が濃厚に。外に飛び出した麺が香ばしい。

ストーン

住所:東京都台東区浅草橋1-10-12 
TEL:03-5821-3800
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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4. 関谷スパゲッティ/中目黒

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「カレーミート」。麺は300g。辛さの足りない人は、テーブルにある自家製とうがらしオイルを。香ばしくもなる。マイルドにしたい人は粉チーズを。

「練りたて、茹でたて、炒めたて」を謳うスパゲティ専門店。自家製麺で、写真の「カレーミート」用には平麺を使う。理由は、豚挽き肉と10数種類のスパイスを炒めたカレーソースを、より吸わせるため。

もっちりした麺だけ食べても味わい深く、辛さは控えめ。玉ネギ、ピーマン、ジャガイモといった具がごろごろしているのも、気取りがなくていい。のせたトマトの角切りもポイントだ。口にした際の瑞々しい甘酸っぱさが、てんこ盛りのボリュームにメリハリをもたらす。手頃な値段もうれしい。

関谷スパゲッティ

住所:東京都目黒区上目黒3-1-2 ハウスセンター中目黒 1F 
TEL:03-6451-0840
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。

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※この記事はPen 2017年8/15号「365日カレー天国。」特集より再編集した記事です。

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