
京都で出合う暮らしの道具に魅せられて。
第2回 職人の手仕事編
昨年12月の京都特集連動企画に登場した「京都で出合う暮らしの道具に魅せられて。」では、長い歴史を誇り、文化と芸術の中心地である京都で、ひとり旅でぜひ訪れてほしい、道具とインテリアの店を紹介しました。この「古い道具編」が大好評につき、今回は第2弾として「職人の手仕事編」をお届けします。京都といえば職人、独特なセンスや技術が生み出す逸品に出合いにいってはいかがでしょうか。
写真・蛭子 真 文・小長谷奈都子KIJIRUSHI

元美容室を改装した自然光がたっぷり入る空間。オリジナル家具や雑貨のほか、SOLSのデッキシューズやヴィンテージランプなどセレクトアイテムにもセンスが光る。

畳めば直径35mmに収まる折り畳み椅子「トリニティ」。キャンプやピクニックに活躍。全3色。各¥24,840

ナラ材×ウォールナットの「カッティングボード」(S)¥7,344、(L)¥9,180 メイプルのクロス型「なべ敷」¥3,240


自然素材のフォルムや風合いを活かしたデザインが美しい。内側は錫の蒔地仕上げ。「摺り漆 蒔地 酒器セット」(徳利、お猪口2個)¥17,280、左の「生地のお猪口」¥5,940

外観や内装にも竹をふんだんに採用。菓子器や花器、照明、アクセサリーとさまざまな竹製品が並ぶ。

茶杓をつくる職人が手がけた繊細な仕上がりの耳かきはお土産にも。「いぶしすす竹の耳かき」¥2,160

鍛金工房 ウエストサイド33

美しい佇まいのワインクーラーは飲食店にも人気の逸品。お酒の時間をより豊かに演出してくれる。「アルミのワインクーラー」¥19,800、「カップ」(大)¥4,500、(中)¥3,900

工房&ショップのオープンは1994年。2年前に改装し、店舗を拡大。現在工房は京都南部の久御山町に。

大小揃うアルミの片口の雪平鍋がいちばんの人気商品。素材やサイズなど幅広い品揃えに目移りする。
京都市東山区大和大路通七条下ル七軒町578
営|10時〜17時
休|火
☎|075-561-5294

桶屋近藤

1枚の木からできたような木目や色が美しい。「吉野杉1寸7分縦型ぐい呑」¥17,280、「椹コップ」(中)¥18,360など。タガの素材も銅、銀、竹などバリエーションがある。

ごはんをおいしく保存するおひつは先人の知恵の賜物。「7寸の五合入り椹のおひつ」¥42,120

何百という細かい道具を使いこなす近藤さん。不定期に参加する催事はFacebookでチェックして。


