作業部屋を居心地よくし、 自由な時間を満喫している。
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14 大根仁映像ディレクター

作業部屋を居心地よくし、
自由な時間を満喫している。

各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第14回は、数々のドラマや映画、CMやミュージックビデオの監督や脚本を手がけ、現在はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の演出に携わる、映像ディレクター、演出家の大根 仁さんです。

写真:大瀧格  構成:和田達彦

大根 仁(おおね ひとし)●1968年東京都生まれ。映像系の専門学校在学中に制作した作品を堤幸彦に評価され、ADとしてキャリアをスタート。深夜ドラマを中心に多くの演出を手がけ、2011年に映画『モテキ』で監督・脚本を務める。以降15年映画『バクマン。』、16年映画『SCOOP!』などヒット作を連発。

30代までは並行して色々な作品を掛け持ちしてやっていましたが、最近はひとつの仕事をやって、終わったら次、という感じ。ということで、いまはNHK大河ドラマに集中しています。僕は全47話中10話の演出を担当していますが、オリンピックという大きなテーマがあって、その中に主人公がふたりいて、約70年にわたる歴史を描く作品なので、普通のメソッドではできない。調べることもたくさんあって、大変ですがやりがいもあります。作品への取り組み方はさまざまで、深夜ドラマをやっていた時はDVDのパッケージのデザインにいたるほぼすべてに関わっていました。いずれにしても僕はどちらかというと職人気質。アイデアは常にストックしてはいますが、先に何かお題があった方がやりやすいですね。

僕はワーカホリックではないのですが、あんまり怠けたくもなくて、休みは半日ぐらいあればいい。休日には、録りためたTV番組を観たり、音楽を聴いたりしています。他に趣味といえば読書ですが、どれも仕事のためという意味合いが強いので、純然たる趣味とは言えないかな。5年前ぐらいから、事務所の物置部屋をひとつもらって、自分専用の作業部屋にしているのですが、そこにこもっている時が最高に落ち着けます。普段は脚本を書くためなどに使っていて、最初は資料だけを置いていたんですが、次第に私物が増えて、ベッドもあるし、いまでは完全に別宅状態。最近はお酒を置くようにもなっちゃいました(笑)。そこで酒を飲みながら爆音で音楽をかけたり、DVDを観たりしているとリラックスできますね。

撮影現場での気分転換法は、たばこですね。最近はおもに加熱式たばこを吸っています。一服しながら、次のシーンのことを考える。屋外のロケの場合、休憩時間になると灰皿用のペール缶、通称ガンガンに役者も含めてみんなが集まってくるので、そこで相談したり、アイデアを聞いたりもします。そういう喫煙所でのコミュニケーションって好きですね。海外でも、こっちが吸っているたばこに興味をもって話しかけてきたりして、どこでもたばこを吸うやつのノリって変わらないなって思います。それに映像の世界では、たばこは使いやすい小道具なんですよね。「この男は○○だから加熱式たばこ派だろう」というように、役のキャラづけができますし、またたばこの煙ひとつでシーンに特別な意味を持たせることができますから。

問い合わせ先/JT
www.jti.co.jp

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愛用品と、ともに。