レバノン人監督が耳を傾ける、声なき子どもたちの叫び。

レバノン人監督が耳を傾ける、声なき子どもたちの叫び。

文:細谷美香

レバノン人監督が耳を傾ける、声なき子どもたちの叫び。

©2018MoozFilms/©Fares Sokhon

自分を生んだ罪で両親を訴えたいと裁判を起こした少年、ゼイン。中東の貧民窟で暮らしていた彼は学校へ通うことも許されず、働き通しの日々を送っていた。妹が強制結婚させられ、彼の思いは爆発する。声なき子どもたちの叫びをすくい上げたのは、『キャラメル』で脚光を浴びたレバノン人監督ナディーン・ラバキー監督。あまりにも過酷な現実を生き抜く幼い命の輝きに、彼らの幸福を祈らずにはいられなくなる。


父と娘の対立の先を描く、愛と痛みに満ちた家族の物語。

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松坂桃李も、この脚本に衝撃を受けた――。忖度知らずの『新聞記者』。


『存在のない子供たち』
監督/ナディーン・ラバキー
出演/ゼイン・アル=ラフィーアほか
2018年 レバノン、フランス合作映画 2時間5分 7月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。
http://sonzai-movie.jp

レバノン人監督が耳を傾ける、声なき子どもたちの叫び。