「2010年代」という時代を、ポップカルチャーで振り返る。

「2010年代」という時代を、ポップカルチャーで振り返る。

文:今泉愛子

『2010s』 宇野維正/田中宗一郎 著 新潮社 ¥1,870(税込)

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】

気鋭の論客、宇野維正と田中宗一郎が2010年代のポップカルチャーを総括する。レディー・ガガら社会や政治にコミットするミュージシャンの台頭、ときに他者への攻撃性を言葉にするラップミュージックが世界で人気となり文化の架け橋となった状況や、スポティファイやネットフリックスなどのサブスクリプションモデルにまで言及。インターネットによってますます熱しやすく冷めやすくなった消費スタイルが、文化にどう影響しているかを是々非々で討論する刺激的な内容だ。



読み始めたら止まらない“イヤミス” の女王・真梨幸子の新作『坂の上の赤い屋根』は、いかにして生まれたのか。

ペルー社会の闇をえぐり出す、ノーベル賞作家の最新作。

人類と木との関係を壮大に描く、リチャード・パワーズによるピュリツァー賞受賞作。



「2010年代」という時代を、ポップカルチャーで振り返る。
Feature Culture 向田邦子や村上春樹が過ごした、千駄ヶ谷の風景を訪ね歩く。【速水健朗の文化的東京案内。外苑篇④】
Feature Culture 向田邦子や村上春樹が過ごした、千駄ヶ谷の風景を訪ね歩く。【速水健朗の文化的東京案内。外苑篇④】

次号予告

なぜ世界は、このブランドに憧れるのか?

オニツカタイガー 完全読本。