⼤容量&超⾼速のポータブルSSDは、イラストレーター安齋 肇の創作をいかにサポートするのか?

  • 写真:齋藤誠一
  • 文:高野智宏

Share:

アナログ派を自認するイラストレーターの安齋 肇さんに、SanDiskのポータブルSSD「エクストリーム プロ」を試してもらった。「大容量&超高速転送」を謳う先進のSSDは、果たして安齋さんの創作を支えることができるのか!?

「テラ(バイト)が来たよ、テラが!」と笑う安齋さん。「スマホよりも小さなサイズに2テラも入るの⁉」と、「エクストリーム プロ」のコンパクトなサイズ感に目を丸くした。

NHK Eテレで放映中のアニメ「WASIMO」など、多くの愛らしいキャラクターを生むイラストレーターであると同時に、雑誌や書籍、アルバムデザインなどを手がけるアートディレクター。さらに、長寿番組「タモリ倶楽部」の人気コーナー、空耳アワー(現在は休止中)の‟ソラミミスト”としてもお馴染みの安齋 肇さん。

生粋のアナログ派である安齋さんも、作品の確認ややりとりはデータで行うのが当たりまえ。そんないま苦労しているのが、写真や動画など大量のデータの確認だとか。そこで、茨城県筑西市で個展を開催中(展示はすでに終了)の安齋さんを訪ね、SanDiskのポータブルSSD「エクストリーム プロ」を試してもらった。大容量かつ超高速転送を実現するSSDは、安齋さんの創作活動に快適さや安心をもたらしてくれるのだろうか?

コロナ禍に負けず、茨城県筑西市で個展を開催した安齋 肇さん。

展示された作品には、キャンバスに何も描かれていないものも。安齋さんは「会期中に描いて飾ります。でもね、美術館サイドはこれも作品としてみなしてくれるんです」と笑う。

7月11日から9月13日までの約2ヶ月間にわたり、茨城県筑西市の「しもだて美術館」で開催された安齋 肇さんの個展「えとえのえほん展 ~ハロルドコミックス危機一髪~」。このコロナ禍において「僕にとっても、過去最大級の個展でした」と苦笑する安齋さん。この苦笑の理由もまた、コロナの影響によるものだ。

「当初はこれまでつくった作品を展示する予定だったけど、僕は小さなサイズの作品が多く、それでは来場者のディスタンスが確保できないという懸念があって、大きなサイズの新作をたくさん作ることになったんです。8月は週に3~4日は会場内のアトリエ小屋で、小窓からお客さんに覗かれながら、ずっと作品を描いていました(笑)。本当はもっとオープンな空間で描いた方がお客さんにも色々観てもらえるんだろうけど、この小屋もお客さんとのディスタンスを取るための手段なのです」

背景の作品は、デビューアルバムのデザインを手がけて以降、付き合いのあるヒップホップグループ、スチャダラパー原作の「王様の帽子」。マスクをめぐる騒動を連想させる物語だ。
作品を一つひとつ説明する安齋さん。個展のテーマは「見方によって変わるよね、ってこと。スカンクは可愛いけどお尻を向けられると怖いでしょ? 人に有益なウイルスもあれば、コロナみたなものもあるから……」

結果、展示内容は新作と旧作が約半々という構成。新作には、原作者である宮藤官九郎さんが新たに書き下ろした「ワシモのリモートワーク」や、ヒップホップグループ、スチャダラパーが原作を担当した「王様の帽子」。そして、盟友・みうらじゅんさん原作の「地獄NOW」など、大作が名を連ねる。

「ワシモでは、宮藤君が『STAY HOME』と『GO TO』の矛盾を皮肉っているし、スチャダラパー作の『王様の帽子』は、あのマスク騒動の顛末のまんま。僕もダジャレ作品では『ヒゲダンスとディスタンス』『星空のディスタンスとソーシャルディスタンス』などを製作しましたが、コロナがみんなの創作に影響を及ぼしていることを身にしみて感じました。あ、みうらじゅんさんは、地獄のキャパがいっぱいになってあふれた亡者が地上に引っ越すという、非常に彼らしい作品でした。ちなみに閻魔様はいま、AI化しているそうです(笑)」

立体作品を展示した一角にある、「小学生の頃につくった絵皿から、これまでやってもきた色んな作品を集めてみたコーナー」。右端に見えるのは災害用に備えたという防災ヘルメット。

入り口からすぐの広々とした展示スペースの中央に建てられた、サテライトアトリエの‟小屋”。会期後半には週3~4日のペースで会場に訪れ、毎日4~5時間は小屋に籠もって残る作品の製作に勤しんだとか。

「ダジャレコーナーの作品を考えているのに、後ろの小窓から覗いていた子どもが『次はワシモ書くよ、うん、絶対にワシモだ!』ってプレッシャーをかけてきて、ついついワシモを描いたことも(笑)」

「展示スペースを全部埋めるには60点くらい必要だけど、出来てもあと30点くらいかなぁ……」とは、取材が行われた9月初旬での安齋さんの談。実際のところ何点が完成し展示されたのかは未確認だ。

安齋さんが「最大の見どころ」という小屋の内部。運の良い来場者は、安齋さんが実際に作品を製作している姿を小窓から鑑賞することができた。

安齋さんを悩まし続ける、膨大なデータの管理。

「はじめてSSDを使ってみましたが、サイズに容量、そして書込みスピードと、すべてに驚きました。モノクロ写真の取り込みに何時間もかかっていた時代が嘘のよう(笑)」

自他ともに認めるアナログ派の安齋さん。目下の悩みは、作品データや書籍の装丁、雑誌のデザイン、そしてアルバム・ジャケットやツアーパンフレットなどあらゆるデータが、事務所のパソコンやHDDに無造作に保管されていることだ。

「過去の全仕事となるとこれが膨大なの。ちゃんとしたアーカイブにするのはかなり大変で、僕ひとりでは無理(笑)。とはいえ、アルバイトさんに頼んでも、時間がかかるから時給もかさむしねぇ(苦笑)」

最も安齋さんの頭を悩ませているのは、外出先での作品チェックだ。特にアニメ作品などはパソコンの容量を占めてしまうし、HDDも移動時の耐衝撃性に不安が残る……。

そんな安齋さんが今回試したのが、SSD(ソリッド ステート ドライブ)。ディスクではなく、半導体メモリを記憶媒体として使用する記録メディアだ。

「これまではデータを持ち出すのが怖くて、作品のチェックは事務所でやっていたんだけど、これからは動画などの大容量のデータも安心して持ち運びができますね」と、安齋さん。
ホルダーにストラップを装着し、持った感触を確かめる安齋さん。「いや、本当に小さいし軽い。HDDなんて少し前まで、ちょっとした箱だったもんね(笑)。このサイズ感と軽さには驚きですよ」

SSDのなかでも最大で2TBの大容量と1050MB/秒の超高速転送速度というスペックで、クリエーターから高い評価を得ているのがSanDiskのポータブルSSD「エクストリーム プロ」。安齋さんがまず驚いたのは、スマートフォンよりもひとまわり小さなコンパクトなサイズ感だ。

「こんな小さなボディに2TBのデータが入るんだもんね。携帯性は抜群だけど、アナログな僕からすると想像を超えすぎていて、怖さすら感じる(笑)」

さらに安齋さんを驚かせたのは書込み時間。アニメ作品をパソコンから書込んだ時も、驚くほど短時間で終了したのだとか。

「20年ほど前にある雑誌で、ジミヘンをサイケ風に加工した表紙にしようと、画像を取り込んでもらったけれど、いつまで経っても終わらなかった! そんな時代を知る僕からすると、この書込み時間の短さは夢のよう。こんなに早ければ、作品のアーカイブづくりをバイトに頼んでも短時間で終わるかな(笑)」

安齋さんは「本当にデータの読出しも書込みもスムーズ。このスピード感は、ページをめくればすぐ読めるアナログの感覚に近いかもしれませんね」と、感心する。
「バッグやパンツにぶら下げておけるから、カメラマンには最適ですよね。僕の知り合いに1回のライブ撮影で2万枚も撮影するカメラマンがいるんで、その人にも薦めておきます(笑)」

なぜ、データの持ち運びに「エクストリーム プロ」をお薦めするのか。それはコンパクトなサイズと、わずか77gの軽さによる高い携帯性はもちろん、耐衝撃性に優れたSSDをさらに保護する堅牢なアルミニウムボディ、そして、IP55を満たす防滴・防塵性能で重要なデータを保護する耐久性にほかならない。

「2mの高さから落としても大丈夫なの? 水しぶきやホコリも!? あ、だからカラビナでバッグにぶら下げておけるよう、ホールドがあるんだ!」

万が一の場合にも安心のデータ復旧ソフトが1年間利用でき、本体は5年間保証。さらに、ファイルをパスワードロックと暗号化するセキュリティソフトも付属しており、セキュリティの高さもこの上ない。

「なんだか、うっかり屋さんの僕のためにつくられたみたいですね。これなら大切なデータを、外出先にも安心して持ち運びできます!」

超高速な転送スピードと動画にも余裕で対応する大容量。そして、類まれなデータ保護性能など万が一に対応するセキュリティ性。ハイスペックを誇る、SanDiskポータブルSSDの最上位グレード「エクストリーム プロ」は、安齋肇さんのクリエーションを快適にサポートし、安心感をもたらしてくれる。

「ひとつ要望を言うなら、黒以外のカラーが欲しい。僕、なんでも白が好きなんです。それに黒だと、ベッドの隙間に落ちたときなんか、見つけられなくなりそう(笑)」

大容量かつ高速、安全性にも優れた、SanDisk エクストリーム プロ ポータブルSSD

ポータブルSSD本体に加え、USB Type-CとType-Aの2本のケーブルを同梱。WindowsとMacの両方のOSに対応し、
、使用するパソコンを選ばない。オープン価格。
USB 3.1 Gen 2が最大1050MB/秒の超高速転送を実現。これにより、大容量の動画でも驚くほどのハイスピードでPC間との転送が可能となった。

SanDiskのポータブルSSD「エクストリーム プロ」の特長は、W57.34☓H110.26☓D10.22mm、77gのコンパクトかつ超軽量ボディにして最大で2TBの大容量であること。そしてなにより、最大1050MB/秒の転送速度にほかならない。USB3.1 Gen 2の超高速転送に対応したそのスピード感は、容量のある動画でもストレスを感じさせない。しかも、取り込んだデータに編集の必要性があっても、再度PCへデータを転送する必要はなく「エクストリーム プロ」内での編集作業が可能と、クリエーターを煩わしさから解放し創作活動をサポート。世界中のアーティストやクリエーターから高い支持を得ている。

IP55の防塵性能を備えているため、砂埃に晒されても砂地に落としても問題はない。
IP55の防滴性能を備えているため、予期せぬの雨など、水しぶきを受けても大丈夫。

容量や転送速度といった基本スペック以上に優れているのが、高い耐久性だ。そもそも振動に強いSSDを、さらに堅牢なアルミニウムボディでガード。耐衝撃性も高く、大切なデータも安心して持ち運ぶことができる。

さらに安心感を高めているのが、IP55の優れた防滴・防塵性だ。アウトドアをフィールドとするクリエーターにとって、これほど心強い仕様はない。

もちろん、アクシデントによる破損の可能性はゼロではないだろう。しかし、データ復旧ソフト「レスキュープロ デラックス」の1年間利用特典が付いているため、万が一、データが破損してもデータを復旧することができる(※)。ちなみに、本体も5年間限定保証と、スペックのみならず、安心感という側面からもユーザーを支援してくれるのだ。

今回、アナログ派を自称する安斎さんに「エクストリーム プロ」を使用してもらったが、さまざまなメリットを実感したようだ。大容量・高速・安全の3つを兼ね備えた「エクストリーム プロ」は、多くのクリエイターにとって強力な味方となるだろう。

※すべてのデータの復旧を保証するものではありません。

「スピードに容量、携帯性に耐久性、そしてセキュリティと、記録媒体に求める要素がすべて満たされてるよね」と、安齋さんも「エクストリーム プロ」の性能に感心しきりの様子。
安齋 肇さんがイラストを描いたポータブルSSD(エクストリーム プロ 500GBモデル)。こちらを2名様にプレゼントします。(写真は安齋さんのポストカードと一緒にパッケージされた状態です。USBケーブルなど通常の同梱物やパッケージも付属します。イラストは個体によって若干異なりますが、応募の際はお選びいただけませんのでご了承ください) 撮影:宇田川 淳

安齋 肇さん直筆イラスト入りポータブルSSDを2名様にプレゼント!

今回の記事をお読みいただいたPen Online読者の方を対象に、安齋 肇さんの直筆イラスト入りポータブルSSD(エクストリーム プロ 500GBモデル)を2名様にプレゼントします。下記の読者プレゼント応募要項をご確認のうえ、応募フォームからふるってご応募ください。

問い合わせ先/サンディスク・カスタマーセンター TEL 0120-893-009 (受付時間:月~金の10時~18時)

サンディスクの公式サイトはこちら


読者プレゼント応募要項

●応募締め切り:2020年9月30日(水)23:59

●応募方法:下記応募フォームからお申し込みください。

※ご応募には「Pen Membership」の会員登録が必要です。(ご登録は無料)


応募フォームはこちらから


・2019年8月8日以降に会員登録済みの方は、ログインしてご応募いただけます。

・2019年8月7日以前に「メールマガジン会員登録」されている方は、弊社会員システムの変更にともなう、セキュリティ上の理由によりパスワードの再設定が必要です。お手数ですが、あらためての会員登録をお願いいたします。

・新規会員登録の方は、会員登録の上、応募にお進みください。

●応募者多数の場合は厳正なる抽選のうえ、当選者を決定いたします。

●当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

応募に関する問い合わせ先/CCCメディアハウス メディア・プロモーション局
E-mail :webpresent@cccmh.co.jp