Feature Art 2020年の東京をアートで変える! 東京都とアーツカウンシル東京がいままでにないチャレンジを募集。かつてない企画公...

2020年の東京をアートで変える! 東京都とアーツカウンシル東京がいままでにないチャレンジを募集。かつてない企画公募が目指すものとは。

人々の活動や、地域社会に対する意識がアートにつながる。

人々の活動や、地域社会に対する意識がアートにつながる。

2012年より、アーツカウンシル東京の機構長を務める三好勝則さん。東京大学法学部を卒業したのち、自治省(現総務省)に入省。行財政や地域政策に関わる制度の立案、執行に携わる。また東京都生活文化局文化振興部長、香川大学大学院教授を歴任してきた。

「都市は勝手に成長したり、進化したりするものではありません。人々がなんらかの目的をもってその場所に集まり、寄り添い、活動を生み出すことで、都市は形成されていくのです。経済的な発展だけが都市を成長させるのではなく、そこに観光や教育、そして芸術文化など複合的な要素が必要。それらがバランスよく存在することで、都市はより豊かな発展を遂げるのだと思います」

こう語るのは、アーツカウンシル東京の機構長を務める三好勝則さん。あらゆる芸術文化振興事業に関わり、多くのクリエイターの活動をサポートしてきたアーツカウンシル東京が現在、目指すべき芸術振興の意義とはどんなものなのでしょうか。

人々の活動や、地域社会に対する意識がアートにつながる。

六本木のショップや文化施設を舞台に、オールナイトで現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどを楽しむイベント「六本木アートナイト」を開催。©六本木アートナイト実行委員会

「芸術文化は、特定の知識や技術をもつクリエイターだけから生まれるものとは限りません。そこに暮らす人々それぞれの有機的な活動、地域に溶け込む社会的な意識によっても、豊かな芸術文化が生まれると考えています。東京というバラエティに富み、ある種雑多でボーダレスな都市だからこそ、この地における文化事業の可能性は無限大にあるのです」

2020年に向けて大きな変革を待つ東京のポテンシャルをさらに引き出すために、東京都とアーツカウンシル東京が共同して企画しているのが『Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募』です。これは専門家である必要もなく、個人、グループ、団体、企業など誰でも応募することができます。ジャンルも音楽、演劇、美術、映像、マンガ、ゲームや、ファッション、インテリア、建築、食文化まで、ジャンルを特定せず、複合的な活動も対象となります。アイデアが採択されれば、東京都とアーツカウンシル東京の主催事業として制作委託されることになり、20年の事業で自らやってみたいと温めてきた企画が実現できます。

人々の活動や、地域社会に対する意識がアートにつながる。

不要になった家電を電子楽器として蘇生。『エレクトロニコス・ファンタスティコス!~本祭I:家電雷鳴篇~』のフィナーレでは、家電が奏でる祭ばやしにのって参加者が盆踊りを楽しんだ。©Mao Yamamoto

Feature Art 2020年の東京をアートで変える! 東京都とアーツカウンシル東京がいままでにないチャレンジを募集。かつてない企画公...