ドイツ高級時計の名門、A.ランゲ&ゾーネが2026年のウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブで発表したのは、蓄光塗料が輝きを放つ“ルーメン”シリーズの最新モデル「ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”」と、コンパクトな36㎜径へと刷新した「サクソニア・アニュアルカレンダー」だ。
1. ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”
文字盤外周に月表示を配した永久カレンダーに、トゥールビヨンとムーンフェイズという2つのグランド・コンプリケーションを融合した ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー。そこへ、半透明ダイヤル越しに夜光表示が浮かび上がる独自仕様「ルーメン」を組み合わせた、世界限定50本の特別モデル「ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”」が登場した。
蓄光顔料により、暗闇でも全ての表示を読み取れる点が特徴だ。文字盤は紫外線を透過する半透明で、ロジウム仕上げのゴールド針、アプライドインデックス、ホワイトの目盛りを備える。
トゥールビヨンのキャリッジが動く様子は文字盤側からは見えず、時刻表示の12時位置にさりげなく“TOURBILLON”と記されているだけ。リューズを引くとテンプが停止し、正確な時刻合わせを可能とするストップセコンド機構までもが備わるが、その存在感はあくまで控えめだ。
永久カレンダーは外周に月表示のリングを持ち、6時位置の小窓にうるう年を表示。ムーンフェイズのディスクも裏面に蓄光顔料が塗られ、輪郭を浮かび上がらせる。
夜光顔料と半透明ダイヤルが現代的な表情を与えつつ、裏側のシースルーバック越しに伝統的な職人技が宿る。そんな魅惑の二面性を持つタイムピースだ。
2. サクソニア・アニュアルカレンダー
ドイツ東部のザクセン州に由来する「サクソニア」は、バトン型のアワーマーカーを持つ、エレガントなドレスウォッチのシリーズ。アニュアルカレンダー搭載モデルの本作は、新たにケース径36㎜、厚さ9.8㎜と従来より小径に仕立てられた。
12時位置のアウトサイズデイトで日付を大きく示し、9時位置のサブダイヤルでは曜日、同じく3時位置では月を表示する。アニュアルカレンダーに必要な操作は年に一度、2月末から3月1日に切り替わる際の日送りだけだ。
全てのムーブメントは、A.ランゲ&ゾーネの哲学に従って二度組みが行われる。手彫りの装飾や繊細な表面研磨など、シースルーバックから覗く贅沢なムーブメントの仕上げもまた、シリーズ名であるザクセン=サクソニアの象徴だ。
A.ランゲ&ゾーネ
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