昨年ブランド創業150周年を迎えたオーデマ ピゲ。2026年に入ってもその勢いはとどまるところを知らない。新しく発表された「ロイヤル オーク クロノグラフ」は素材とデザイン違いの3種類を展開。38㎜モデルとしては画期的となる自社製ムーブメントを搭載しているのが特徴だ。
1972年に登場した「ロイヤル オーク」はラグジュアリースポーツのジャンルを切り拓いた、エポックメイキングな腕時計だ。デザインしたのは“時計界のピカソ”の異名をもつデザイナー、ジェラルド・ジェンタ。50年以上を経た現在でも基本的なデザインは不変。一方で着実にアップデートを重ね、素材・サイズ・カラー・ストラップなど多彩なバリエーションで時計愛好家を魅了し続けている。
クロノグラフ機構を備えた「ロイヤル オーク クロノグラフ」の38㎜モデルは2019年にラインナップに加わった。このモデルに搭載されていたのは、フレデリック・ピゲ社製ムーブメントをベースにした「キャリバー2385」だ。
一方で最新モデルには自社で開発した「キャリバー6401」を搭載。垂直クラッチを備えた一体型コラムホイール式のメカニズムはそのままに、部品数を減らし構造を簡素化したことでより頑丈で信頼性の高いクロノグラフ性能を実現している。実際、精度にかかわる振動数は21,600振動/時から28,800振動/時へ向上、パワーリザーブも約40時間から55時間へとパワーアップし、プッシャーの操作感もより快適になっている。
ラインナップは3種類。まず、ステンレス・スチールモデルはオーデマ ピゲを象徴する青色“ナイトブルー、クラウド50”のグランドタペストリーダイヤルとサブダイヤルで洗練された印象を演出する。
次に、18Kピンクゴールドケースにダークグレーのダイヤルとベージュのサブダイヤルを組み合わせたモデル。あたたかみのあるピンクゴールドとシックなダークグレーのコントラストが印象的な一本だ。
さらに、18Kピンクゴールドケースにサンドゴールドカラーのダイヤルとベージュのサブダイヤルを合わせたモデルには、ベゼルに計40個・約0.92カラットのブリリアントカットダイヤモンドが装飾される。ダイヤルとダイヤモンドの輝きがより華やかに腕元を彩ってくれるはずだ。
ムーブメントの刷新に伴い、ダイヤルレイアウトもより均整のとれたものに変更。日付窓は4時と5時位置のほぼ中央に配置され、分積算計は9時位置、時積算計は3時位置とこれまでのモデルとは対照となっており、視認性の最適化が図られている。
近年の腕時計のトレンドである小径化の流れを汲みつつ、ケース厚は従来と同じく11㎜となっており付け心地は抜群。サファイアクリスタルケースバック越しに新しいムーブメントの機構美と華麗な動作を鑑賞できるのも嬉しいポイントだ。
今回のアップデートによって、どこを切り取ってもオーデマ ピゲ製となった「ロイヤル オーク クロノグラフ」。“神は細部に宿る”を体現するかのように、マスターピースが一つの極みに達したといえるだろう。
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