【掃除が激変】新型「バルミューダ Rain」はここが違う。タンク丸洗いOK&軽量化で、冬の加湿がもっと自由に

  • 文:神原サリー
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〈気化式加湿器〉
BALMUDA Rain(バルミューダ レイン)

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花器や壺に着想を得たデザインはそのままに、初代に比べてひと回り小さく、また軽量化を実現。専用アプリによる離れた場所からの操作も可能になった。¥69,300(実勢価格)

バルミューダの加湿器「Rain(レイン)」は、家電でありながら壺であり、水を上から直接注ぎ入れるという画期的な手法を取り入れ、生活の所作を変えるものとして2013年に誕生した。扇風機やサーキュレーター、空気清浄機などを展開し、空気をデザインしてきた同社における、空調家電の黄金期の傑作と言える。

そんなレインが12年の歳月を経て大きく刷新した。オブジェのような佇まいはそのままに、より暮らしに寄り添った仕上がりとなっている。電源を入れるとチェロの響きが静かに空間を満たし、高精細なディスプレイには給水のたびに緩やかに泳ぐ金魚や、もみじの葉が映し出される。湿度や運転モードなどを表示する数字や文字もどこか懐かしさを感じさせるフォントで、視覚に訴えかけてくる。聞けば、新モデルのコンセプトは〝クラシックで先進的〟だという。なるほど、これこそがバルミューダのデザイナーならではの美学なのだと納得させられる。

ディスプレイに映し出される自然をテーマにした映像と、雨音や川辺の水音などのサウンド、LEDライトによる光という3つの要素が織りなす「アンビエント タイム」という機能も加わった。

加湿方式は省エネ性の高い気化式を新モデルでも採用。電気系統を本体上部に集中させることで、給水タンク内部のパーツはすべて水洗いできるようになった。ファンも取り外して拭き掃除ができるようになり、メンテナンス性の改善も抜かりない。

初代レインの哲学と名前はそのままに、壺のかたちという意匠は活かしながら、すべてを見直して再構築。空気を潤してくれる加湿機能だけでなく、心までを潤す癒やしの時間をつくってくれる、入魂の一台なのだ。

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タンクではなく直接水を注ぎ入れる直感的な構造ながら、本体上部には高精細ディスプレイを採用。モードや風量の設定は、フチに設置されたボタンをスワイプ&タップで操作可能。

神原サリー

新聞社勤務を経て「家電コンシェルジュ」として独立。豊富な知識と取材をもとに独自視点で発信。東京・広尾の「家電アトリエ」をベースに、テレビ出演や執筆、コンサルティングなど広く活躍中。

ダイソンお客様相談室
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