【革靴選びの最適解】フェラガモの名作シューズが多様に揃う! 12月17日より伊勢丹新宿店メンズ館にて特別販売

  • 写真:加藤佳男、戸板直哉
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約100年の歴史を誇るフェラガモのシューズは、その長い年月の中で美しさと快適さを追求してきた。酒脱なデザインと人体構造の研究から導いた製法でつくられた逸品は、まさに“一生もの”。

そしてこのたび、フェラガモのメンズシューズの最高峰「トラメッザ」の多様なモデルが、伊勢丹新宿店メンズ館にて期間限定で販売される。革靴選びで迷う人には必見の機会だ。

さらに、そんな傑作が生み出されるイタリア・フィレンツェの工房も独自取材。クラフツマンシップあふれる、ものづくりの現場を伝えよう。

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ブラウンのグラデーションが美しい、モンクストラップ

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¥242,000/フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)

スムースカーフを使用した、イタリアらしいエレガントなダブルモンクストラップシューズ。トウからタンに向かってブラウンの色みがグラデーションで明るさを増す。ヨーロッパの修道僧が履いていた靴を起源とするモンクシューズは着脱も容易で、日常づかいしやすい。

一足目にもふさわしい、黒のストレートチップ

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¥209,000/フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)

ストレートチップのオックスフォード(内羽根式)シューズ。潔い黒のカラーリングでフォーマルな場にも馴染むので、1足目のレザーシューズを探している人にもお薦めしたい。トラメッザのモデルは熟練職人によって、約160を超える工程と6時間以上の手作業を経てつくられている。

バーガンディが目を引く、なめらかなプレーントウ

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¥242,000/フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)

フロントは明るく、サイドは陰影のように落としたバーガンディが目を引く、プレーントウのダービー(外羽根式)シューズ。ソールも同じトーンの色みで仕上げられ艶やかに。細身のシルエットにシンプルなデザインで、素材であるなめらかなカーフレザーの質感が活かされている。

スエード素材でつくった、贅沢なペニーローファー

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¥209,000/フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)

アメリカ生まれのクラシカルなペニーローファーを、イタリアらしいスッキリしたフォルムにアレンジ。さらにスエード素材でよりカジュアルな雰囲気に。ダークネイビーのカラーでどんなパンツにも合う。卓越した技術でつくられた逸品ながら、気負わず楽しめる贅沢な一足。

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職人技を感じる、フェラガモの靴工房に潜入!

続いて紹介するのは、鮮やかな赤で縁取られたファクトリー「マノヴィア」。伝統的なクラフツマンシップを守りながら、テクノロジーを取り入れた現代的な生産拠点だ。

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「マノヴィア」とは、「マノ(手)」と「ヴィア(道)」を組み合わせた造語。手仕事に対する敬意を感じられる名称だ。職人技術の保護を目的に1967年に設立されたが、現在のようにモダンに生まれ変わったのは2020年。ベテランとともに若い職人たちも数多く働く。

マノヴィアでは、実際に展開される商品製造のほか、新商品開発のためのリサーチやプロトタイプの作成なども行う。ロビーや階段などにモダンに取り入れられた、ブランドカラーの赤が印象的だ。

作業工程ごとに区分けされたレーンは連携が取りやすい設計で、最新鋭の機械や設備も導入された現代的なファクトリー。だが、クラフツマンシップを重んじるフェラガモが実践しているのは手作業とテクノロジーの調和だ。

たとえば、職人の手で細かく削り出して調整したサンプルの木型は、3Dスキャンによりプラスチック製の木型として量産。上記で紹介したトラメッザの製造工程も目にできた。インソールとアウトソールの間にやわらかなレザーを縫い合わせている。サルヴァトーレが人体構造の研究をもとに考案した手法は、いまのものづくりの現場でも健在だ。

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心地いい自然光が壁一面から入り、コンテンポラリーな什器やポップなカラーが取り入れられた設計で、職人たちの気分も上げる。カッティングやステッチングなど業務ごとにエリアも綺麗に分けられている。白衣を着た職人たちが整然と歩くさまはラボのよう。
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右:レーザーによる革の裁断など、機械を導入することで製作効率を上げている。写真はサンプルの木型を3Dスキャンする場面。 左:木型のもとになる木片は3年ほど乾燥させてからようやく用いられる。木型は機械を使って削られた後、職人の手作業で仕上げへ。靴づくりには繊細な力加減も求められるため、最終的にはやはり職人の技術を要する。
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上:ニュアンスのあるアッパーの染色は職人の手で。ムラ染めになるため一つひとつ色みが若干異なる、その個体差も味わい深い。 下:「トラメッザ」はイタリア語で「真ん中」を意味する。通常は履いた時の反発力を求めてミッドソールにコルクが用いられるところ、トラメッザではやわらかなレザーを使用。足を通すたびに履く人の足のかたちに馴染んでくるのでリピーターも多い。
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目の覚めるような色や柄の、クロコダイルをはじめとしたプレシャススキンもマノヴィアに並ぶ。これらの特別な素材はメイド・トゥ・オーダーで用いられる。プレシャススキンのシューズは生産数も少ないため、機械ではなく熟練職人の手作業によりつくられる。

イベントの詳細はこちら

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美しく快適な名作靴の、多様なモデルを特別販売 

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160以上の工程と6時間を超える手作業を経て仕立てられる逸品、トラメッザにフォーカスしたポップアップを伊勢丹メンズ館にて開催。

トラメッザはグッドイヤーウェルト製法のミッドソールに通常のコルクではなくレザーを用いることで、足馴染みのよさと透湿性を実現。ブランド創業者が研究を重ねて考案したこの名品は、シューズの中心に重心が移動するため安定感も高い。そんなトラメッザの中でも通常はメイド・トゥ・オーダーでのみ受注生産される多様なモデルが、12月17日から2026年2月3日までの期間限定で、伊勢丹メンズ館のポップアップストアにて特別販売される。

また、11月18日よりグローバルでスタートした新しいトラメッザのメイド・トゥ・オーダーを本ポップアップストアでもオーダーできる。カーフ、スエード、プレシャススキンなど多彩な素材から選べるほか、ダブルモンクストラップやステッチ入りトウキャップのオックスフォードなど、通常のコレクションでは登場しないモデルもオーダー可能。

さらに、シューズ、バッグ、革小物、ウエアなどもフルラインアップで揃う。 フェラガモが誇るクラフツマンシップとクリエイティビティが息づく特別なコレクションの世界を体感してほしい。

フェラガモ トラメッザ ポップアップ ストア

会期:12/17~2026/2/3
会場:伊勢丹新宿店メンズ館 1F
10時~20時

イベントの詳細はこちら


フェラガモ・ジャパン

TEL:0120-202-170
www.ferragamo.com