クレドールが誇る至極のドレスウォッチ。磁器製ダイヤルとケースフォルムが“時を超える美”を表現

  • 写真:宇田川 淳
  • 文:並木浩一
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クレドールが追求する“時を超える美”を体現する「Kuon」の最新作「GCLX997」と「GCLX999」

時を経ても色褪せない、美しさの本質を追い求め続けるクレドール。「叡智Ⅱ」と「Kuon」は、国産ドレスウォッチにおけるひとつの到達点だ。

美しさと耐久性を両立する、磁気性ダイヤル

国産ドレスウォッチの雄、クレドールが誇るふたつのコレクション「叡智Ⅱ」と「Kuon」は、〝ずっと変わらぬ美しさ〞を宿すことを使命とする。共通するのは、ポーセリン=磁器製ダイヤルを採用していることだ。釉薬を施し、高温で焼成して仕上げ、ガラス質に覆われたフェイスは、灼けることも崩落することもなく、時を超えて煌めき続ける。

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緩やかな時の流れを表現する、美しいケースとブレスレット

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「Kuon」のコンセプトである“緩やかな時の流れ”を表現するのが、ケースとブレスレットが見せるデザインの一体感だ。三次曲面同士が接するケースサイドは、徹底した研磨で美しい曲面をなす一方、稜線も立たせている。 

〝久遠〞に由来を持つ「Kuon」は、「緩やかな時の流れ」を、躍動感のある曲面と、それらをつなぐ美しい稜線で構成されるケースフォルムで表現する。ケースサイドには本来なら仕上げの最終工程のみで行われる「バフ研磨」を一面ずつ施すという、常識はずれの手間をかけた。ケースとブレスレットをスムーズにつなげた一体型デザインは、美しさと装着性を両立。艶やかなポーセリンホワイトのダイヤルは、水が描く一瞬の映像にも似た流麗なケースフォルムを一層際立たせている。

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ブレスレットを直接ケースに取り付けることで、かん足周りのがたつきをなくし、フォルムの美しさと装着性を両立。7連構造に施されたヘアラインと鏡面のコントラストも美しい。

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ローマンとバー、インデックス違いの2モデルが揃う

モデル名は「久遠」に由来し、果てしなく続く、緩やかな時の流れを感じとれる腕時計を志して誕生した。磁器ダイヤルを採用し、透明感のある白さとあたたかみのある質感を実現。ロゴとインデックスは転写による上絵付けを施して焼成した。バーインデックスのモデルには濃紺の針を、ローマインデックスにはダークグレーの針を採用する。

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左:Kuon GCLX999 右:Kuon GCLX997/手巻き(スプリングドライブ)、SSケース&ブレスレット、ケース径39㎜、パワーリザーブ約72時間、シースルーバック、日常生活用防水。各¥1,430,000

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職人が"一筆書き"する、ロゴとアワーマーク

もうひとつのクレドールが誇るドレスウォッチ、「叡智Ⅱ」纏う〝瑠璃青〞のダイヤルは、深みと透明感を併せ持つラピスラズリの青色を再現。そこに、職人が一筆一筆絵の具で描いたロゴとアワーマークが加わり、「究極のシンプリシティ」というコンセプトに格調を与えている。

まったく隙のないこのドレスウォッチは、人生のどんな瞬間をもともにする、永遠のパートナーになり得る逸品だ。

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叡智ⅡGBLT997/手巻き(スプリングドライブ)、PTケース、ケース径39㎜、パワーリザーブ約60時間、クロコダイルストラップ、シースルーバック、日常生活用防水。¥7,865,000

ガラス質の釉薬を高温で焼成する磁器ダイヤルの特質は、経年劣化の色褪せや変色がほとんどなく、美しさが保たれることだ。瑠璃青の深い色合いを表現するために焼成回数を増やし、インデックスとロゴは職人が手書きで仕上げた。分針と秒針の先端を曲げてインデックスに近づけることで、スイープ運針の動きがよりダイナミックな印象に。

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セイコーウオッチお客様相談室(クレドール)

TEL:0120-302-617
www.credor.com