鮨で締める人生。死ぬ前にもう一度だけ食べたい3貫【テイストハンターKeisuiのグルマン紀行】

  • 文:Keisui
Share:

おすしが好き。もはや酢飯が好き。刺身が好き。その好きの融合体であるおすしを嫌いなわけがない。あぁ、おすし。1日3食おすしが食べたい!酢飯になりたい!とおすしに恋する日本初、全世界でも15人しかいない「世界のベストレストラン 50」のオフィシャル“テイストハンター”Keisuiが、もう一度出会いたいおすし3貫を紹介するぜ〜(急な江戸弁)。

IMG_6584 (1).jpeg
これが巷で噂の「シームレス雲丹巻き」。食べれたらまじでハッピーラッキーラブピース!

キリリとした舌触りの小肌 ——「鮨門わき」

まずは、こちらから。
銀座7丁目、モダンなビルの6階に店を構えるの「鮨門わき」さんに初めてお邪魔したのはつい最近の出来事。

気さくな門脇大将のお話を聞きながらいただく、おつまみと握りはどれもわたし好み。この日、口に運んだ瞬間に思わず「うううううぅ、おかわり!」とうなってしまったのが小肌の握りだったの。

数日間熟成された小肌はまったく嫌なくさみがなく、すっきりとした舌触り。ファッションにたとえるなら「モノトーンでまとめてるけど、アクセ使いが上手ね、あなた」と言った感じで、シンプルながらキリっとした旨みの小肌にひと目惚れ。

IMG_6023 (1).jpeg
太巻きのようにネタとシャリをなじませるのが特徴的。「一貫じゃ足りません」と事前にお伝えしていたので三貫出してくれました。大将〜!大好きです。

鮨門わき
東京都中央区銀座7‑4‑6 ACN銀座7ビルディング 6F

型にとらわれないスタイルが魅力 ——「鮨みつい」

そう、わたしと三井大将との出会いは去年の夏の熱帯夜……。熱った身体を冷やそうとふと立ち寄った麻布の立ち飲み屋さんで、お隣に。そんなご縁で、プレオープン中に訪れた「鮨みつい」さん。明るく大変魅力的な人柄から繰り出される鮨ネタは、江戸前を感じさせながらも、時にクジラや、遊び心が感じられるおつまみなどをおりませ、飽きさせない構成。

そこに沖縄出身の女将が大将とともに選んでくれるペアリングもとてもユニーク。オリオンビール片手にいただくおつまみ……もう最高。おふたりともプルプルお肌の秘訣は、きっと美味しい酢飯と泡盛のおかげに違いない(いや、ほんとにおふたりとも肌が綺麗なの。うらやましい)。

IMG_0287.jpeg
見よ!この美しさ。ほんのりとのったお塩でさらりといただく。あぁ、次回こそおかわりお願いします。

鮨みつい
東京都港区麻布十番3-10-2 THE CITY 麻布十番 LIBERTA 5

雲丹とシャリの一体感はここならでは ——「鮨しゅんじ」

おすしのワールドでは、「ここの大将、あそこの有名店の出じゃねぇか、てやんでぇ!」などとよく聞く話ですが(聞くよね?)、「鮨しゅんじ」は、そんな肩書きに頼らなくても、もはや大将と肩を並べているのでは?と思うほどの実力派。

それもそのはず、しゅんじ大将は、豊洲からの仕入れにとらわれず、自ら日本各地に足を運び厳選したそれぞれにネタに真摯に向き合う直向きさ(で、もう本当に大好き)。

特に、その日にしゅんじ大将が納得した雲丹が入荷した時にだけ食べられる雲丹巻きは、もう本当にヤバイ(語彙力)。シャリなの?雲丹なの?とシャリ VS 雲丹の椅子取りゲームが口の中で始まってしまうほどシャリと雲丹がシームレス。美味しすぎて、咀嚼のたびに涙が出そうになるじゃねぇか、てやんでぇ!

IMG_3159.jpeg
これでもかぁ、と雲丹をのせまくる姿は、まるで雲丹祭り。どこをみても雲丹。どこを噛んでも雲丹。全方位雲丹。

鮨しゅんじ
東京都港区元麻布3‑6‑34 カーム元麻布 1F

と、今回はかなり個人的な趣向について書いてしまいました(毎度ながら担当のT様、すみません)。

でも、おすしは裏切らない。
失恋にも、悩んでる時にも、空腹にも、ロンリネスにもおすしを食べたら大丈夫(わたしはね)。

昔、アイドルも歌ってましたが、のれんをくぐればパラダイス!酢飯チャージで今日も元気に頑張るぜ~!

 

keisui.jpg

おいしいものがあれば西へ東へ、世界中を駆けまわるFoodie、Keisui。ミシュランと並ぶ食のコンペティション「世界のベストレストラン 50」の公式デジタルアンバサダーで、世界で15人しかいない「TasteHunters」に唯一の日本人として就任。Instagram: @keisui

 

関連記事