パネライの最新作「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」は、単なるタイムピースに留まらない。ブランドの核である「アドベンチャー(冒険)」を表明した“体験型チッケット”でもあるのだ。

スイス・ヌーシャテルに自社工場を構え、ムーブメントの開発から製品製造まで一貫して行うマニュファクチュールブランドであるパネライ。長年イタリア海軍、おもに特殊潜水部隊に精密機器を納入してきた歴史をもつ、確かな実績と信頼性を誇る同ブランドが新作「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」を発表した。わずか35本限定で製造されたこのモデルは、イタリア海軍の航空部隊“アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ”からインスパイア。パネライとミリタリーとの深い結びつきを体現する特別な一本となっている。
心臓部となるキャリバーには、5つの特許を取得した自動巻き「P.9100/R」キャリバーを搭載。秒針の瞬時駆動を保証する垂直クラッチとコラムホイールのフライバッククロノグラフを備えたこの複雑なキャリバーは、332個の緻密な部品で構成され、約72時間のパワーリザーブを誇る。そこにはパネライの信頼性と技術の高さがうかがえる。またミッションに不可欠なカウントダウン機能も備え、クロノグラフ作動中でもワンクリックで即時リセット・再スタートが可能という、極限状態における迅速性も追求。過酷な訓練化で任務に着く、ミリタリーへの敬意がしっかりと表明された機構と言える。


そして性能やデザインだけではない、この時計の真骨頂は、実はその先にある。このモデルの購入者は、イタリア南部グロッターリエにある海軍航空基地での3日間の特別なエクスペリエンスに招待される。そこでは、戦術シミュレーションやヘリコプターによる訓練飛行、エリート隊員との対話など、非日常的な体験ができる。時計という物質を超えた、時間と体験を結ぶラグジュアリー。それが「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」なのだ。
1910年代に始まったイタリア海軍とパネライとの協業は、実に1世紀以上の長い歴史にわたる。極限の状況や環境におけるミッションを支えるため、技術的ソリューションの先駆者として常にイタリア海軍を支えてきた。本作もまた、そのDNAを確実に引き継いでいる。
そして忘れてはならないのがこの時計が「アドベンチャー」というブランドの本質を購入者と分かち合うための、冒険のチケットであるという事実。ミリタリーの伝統と技術が融合した「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」は、所有者の手首に、物語と挑戦を深く刻み込むのである。

オフィチーネ パネライ
TEL:0120-18-7110
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