ヴァシュロン・コンスタンタン、SALON 1755 GINZAでコーリー・リチャーズの写真展を開催

  • 文:Pen編集部

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IMAGE 11 2013 – Alpinist, Antarctica.jpg

2023年8月19日(土)より、今年4月にリニューアルオープンしたヴァシュロン・コンスタンタンのSALON 1755 GINZA(完全予約制)で、米国人写真家兼登山家コーリー・リチャーズの写真展“Exploring the Space Between” が開催される。
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IMAGE 10 2011 – Alpinist at a distance, Gasherbrum II Karakoram Himalaya, Pakistan.jpg
パキスタン ヒマラヤのカラコルム山脈、ガッシャーブルム峰。

2018年から、メゾンが打ち出している「ONE OF NOT MANY(少数精鋭)」キャンペーンの広告塔であるコーリー・リチャーズは、2019年にはエベレスト遠征でヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ・デュアルタイム・プロトタイプタイムピース」を着用して登頂。彼が着用したモデルは大人気を博した。

IMAGE 13 2011- Cory Richards, self-portrait, Pakistan.jpg
コーリー・リチャーズのセルフポートレート。

展示は、写真家として20年にわたるキャリアの中で訪れた世界7大陸のスポットから厳選、14枚の写真で構成される。「探検」をテーマにした作品の数々は、自然の力強さを捉えた瞬間や人々の表情など、探検の間に存在する感情、経験、世界への見方を変える繊細さを捉えている。

IMAGE 2  2012 – Bajau spear fisherman, Wakatobi Indoneasia.jpg
インドネシアの海の遊牧民、バジャウ族の狩りの様子を捉えた一枚。

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なかでも注目すべきは、彼の代名詞とも言える山岳写真。スイス、パキスタン、南極大陸で撮影された作品は、アルピニストの旅の臨場感が味わえる迫力満点なものばかりだ。

IMAGE 9 1999 – French Alps above Chamonix, France.jpg
シャモニー上空のフレンチ・アルプス。

その他にも必見なのが、コーリー・リチャーズが現地で出会った人々をモデルにしたという写真の数々。ネパール、インド、アブダビ、ペルー、アメリカでのポートレートは、それぞれの地で生きる彼らの人間性にフォーカスしたエネルギッシュな作品で、一気にその世界観に引き込まれる。

IMAGE 5  2006 - Portrait of young Quecha girl, Santa Cruz Valley, Cordillera Blanca, Peru.jpg
ペルー、サンタ・クルス・バレーで出会ったケチュア族の少女。

今回のコーリー・リチャーズの写真家としての20年のキャリアを振り返ったという写真展で展示される作品の数々は、彼の目を通した探検の芸術そのもの。そこで体験したリスクや予期せぬこと、目標に達するまでの過程に見る、一見平凡な瞬間の美しさに焦点を当てている。

世紀をまたいで、探検の世界で時計が担ってきた重要かつ機能的な要素、そして発見、美、愛を求める人類の終わりのない探求の狭間で、人々を結びつける絆に光を当てたという展示をぜひ目の前で鑑賞して。

『Exploring the Space Between』

開催期間:2023年8月19日(土)~8月24日(木)
開催場所:ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA
東京都中央区銀座7-8-8
開催時間:12時~20時(本イベント期間中は予約不要)
※14時~ / 16時~ / 18時~ サロンアンバサダーによる解説付き
無休
TEL:0120-63-1755
www.vacheron-constantin.com/jp/ja/maison/one-of-not-many.html