130年ぶりの大改修を経て、ロンドンのポートレート・ギャラリーがリオープン

  • 文:宮田華子

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LONDON ロンドン/イギリス

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ジェイミー・フォバート・アーキテクツによる前庭。「集いの空間」を設けた。 National Portrait Gallery forecourt proposal by Jamie Fobert Architects © Forbes Massie.

ロンドン中心部にあるナショナル・ポートレート・ギャラリーは、大規模な改修工事のため、2020年から約3年もの間、休館していた。このほど工事が終了し、6月にリオープンする。

今回の改修は歴史的建造物に指定された建物の大規模修復をメインに、休憩スペースやケータリング施設などを増設。ロンドンの観光地にあるミュージアムには公共施設としての役割も大きい。常設展の入場は無料。再オープンのこけらおとしとなる展示のひとつは、1930年代からフィルムをポートレイト作品に使用していたロンドンの写真家、イヴォンデの初回顧展『イヴォンデ:生涯と色彩』。シャネル文化基金がサポートをしている。

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企画展のひとつは『イヴォンデ:生涯と色彩』(開催期間:6/22~10/15、料金:一般15ポンド~)。写真は1932年に撮影された英国の女優、ジョーン・モードのポートレイト。www.npg.org.uk Joan Maude by Yevonde (1932), given by the photographer, 1971 © National Portrait Gallery, London

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LONDON ロンドン/イギリス

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※この記事はPen 2023年7月号より再編集した記事です。