十四代、新政、黒竜など全国100酒蔵が集結! 中田英寿がオーガナイズする日本最大級の日本酒イベントが開催

  • 文:白石菜美
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2019年に六本木ヒルズで開催された際の「craft sake week」の会場風景。今回4年振りの開催となる。

中田英寿が代表を務めるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYが主催する日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」が、東京・六本木ヒルズアリーナにて4月21日から30日までの10日間開催される。

「CRAFT SAKE WEEK」のオーガナイザーである中田英寿は、日本全国47都道府県を巡る中で日本酒・農業・工芸を中心に数多くの生産者のもとを訪ね、日本が誇る文化や技術の素晴らしさに出合ってきた。その中でも400以上の酒蔵に訪問し、日本酒の奥深さと可能性を強く感じたことから、2016年に「CRAFT SAKE WEEK」をスタート。これまで東京・六本木をはじめ、九州では博多、東北では仙台などの地域でも開催し、延べ60万人以上が来場した。

「CRAFT SAKE WEEK」は、全国から厳選された酒蔵が日替わりで出店するため、いつ来ても新しい出合いがあり、自分の好みに合った日本酒を見つけることができる。また、蔵元が自ら日本酒を振る舞うことで、参加者は日本酒の選び方や楽しみ方を直接聞くことができるほか、それぞれの酒蔵のこだわりや特徴の違いなどを知ることで、日本が誇る“SAKE”文化に触れ、日本酒の魅力を再発見できるイベントだ。

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中田英寿/元サッカー日本代表。2006年に現役引退後、100以上の国や地域の旅を経験した後、09年から全国47都道府県をめぐる旅をスタート。この旅をきっかけにこれまで400を超える酒蔵を訪問。日本酒のおいしさと文化的可能性を強く感じたことから、2015年には株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY を設立。日本酒開発やイベントコンサルティング、日本酒アプリ「Sakenomy」、日本酒トレーサビリティーシステム「Sake Blockchain」の開発、国際PRアワードの最高峰『ゴールデン・ワールド・アワーズ 2018』最優秀賞を獲得した「CRAFT SAKE WEEK」など、幅広い活動を行なっている。また、日本酒以外にも日本文化を国内外に発信するため、旅の軌跡を紹介するWEBメディア「に・ほ・ん・も・の」や、厳選した作り手を紹介し多言語で出版される書籍「に・ほ・ん・も・の」、J-WAVE でのラジオ番組「TDK VOICES FROM NIHONMONO」、テレビ番組「土曜はナニする!?」内『にほんもの学校コーナー』など、数多くのメディアで情報を発信している。

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約4年ぶりの開催となる今回の「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」では、入手困難な銘酒「十四代」をはじめ、「新政」「而今」「黒龍」など、飲食店でも限られたお店でしか味わえない厳選された酒蔵100蔵とレストラン15店が出店。レストランはミシュラン星付きレストランをはじめ、通常ではなかなか予約を取れない人気店がラインアップ。開催期間中は、一流シェフによる本イベント限定のオリジナルメニューとともに、各酒蔵こだわりの日本酒を楽しむことができる。

また、会場のインスタレーションは「弘前れんが倉庫美術館」、「帝国ホテル新本館(2036年完成予定)」をはじめ数多くの作品を手がける建築家の田根剛が担当。古来から器として使われてきた「Mass=枡」をコンセプトとして、一升の量が入る“枡”を約3000個使用することで、圧倒されるような量の枡が会場を包み込み、柔らかい木の表情と光が豊饒な空間を演出する。さらに、ジャンルの異なるDJが空間や会場のデザイン、雰囲気に合わせて音楽をセレクトし、心地よい空間をつくり出す。ぜひ特別な空間で日本酒を楽しんでほしい。

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『弘前れんが倉庫美術館』などを手がけた気鋭の建築家・田根剛が会場の空間デザインを担当。©︎Atelier Tsuyoshi Tane Architects_craft sake week 2023 at roppongi hills_image 
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田根剛/建築家。1979 年東京生まれ。ATTA ‒ Atelier Tsuyoshi Tane Architects代表。フランス・パリを拠
点に活動。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロ
ッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行中。『弘前れんが倉庫美術館』、『帝国ホテル新本館(2036 年完成予定)』をはじめ、おもな作品には『エストニア国立博物館』『アルサーニ・コレクション財団・美術館』など。おもな受賞にフランス国外建築賞グランプリ 2021、第 67 回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞。著書に『田根 剛 アーキオロジーからアーキテクチャーへ』、『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future』など。©︎ photo Yoshiaki Tsutsui

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日毎にテーマを変えて、希少な日本酒に出合える

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●4月21日(金)「AWA SAKEの日」
二次発酵による自然な発泡の日本酒、「AWA SAKE」。原材料、ガス圧、アルコール度数など厳しい基準を設け、世界の乾杯酒を目指して進化し続ける酒蔵がCRAFT SAKE WEEK初日に勢揃い!

●4月22日(土)「MODERN STANDARDの日」
“酸”や”ガス感”など、かつての日本酒にはなかった新しい日本酒の”スタンダード”を築き上げてきた、人気と実力を兼ね備えた酒蔵が揃う。

●4月23日(日)「NEW CLASSICの日」
伝統的な製法と新しい技術を融合させ、和食にとどまらず、現代ならではの多様性のある食事にぴったりな日本酒が集結。苦味や渋み、ジューシー感のバランスがとれた、新時代にマッチした数々の銘柄が勢揃い!

●4月24日(月)「東北・北陸の日」
日本有数の酒どころから屈指の実力蔵が集結!寒冷な気候と清流に育まれた、柔らかな味わいと上品な香りが特徴の東北・北陸地方の美酒を堪能できる。

●4月25日(火)「中部・関西の日」
海と山の幸に恵まれ、独特の食文化圏を形成する中部地方と、「日本酒発祥の地」といわれる関西地方で伝統と革新を続ける人気酒蔵が集合!

●4月26日(水)「中国・四国の日」
瀬戸内海沿岸の豊かな自然と、そこで培われた人々の技術が織りなす、独特の個性を持った銘柄が集合。近年 めきめきと力を伸ばしている酒蔵の味をご賞味あれ。

●4月27日(木)「CHEF’S CHOICEの日」
料理に合わせやすく、料理を引き立てるような味わいや香りが特徴的な日本酒を中心に、多くのシェフに愛される日本酒が集結。料理と日本酒のマリアージュの醍醐味を、ぜひこの機会に味わってみては。

●4月28日(金)「CSW 初登場の日」
新進気鋭の若手蔵から、地元ファンに愛される老舗蔵まで、多彩な10蔵が満を持してCRAFT SAKE WEEKに初参戦!

●4月29日(土)「SAKENOMY ALL STARSの日」
日本酒ソムリエアプリ「Sakenomy(サケノミー)」のユーザーから高い支持を集める、実力派ぞろいの酒蔵に出会える一日。新進気鋭の酒蔵から超実力派の酒蔵まで一気に味わえるのはこの日だけ!

●4月30日(日)「チーム十四代の日」
イベントのフィナーレを飾るにふさわしい、日本酒界のレジェンド「十四代」率いるドリームチームが六本木に集結。希少なラインアップを一度に飲み比べできるのはCSWならではの醍醐味!

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ミシュランの星付きレストランも出展し、多彩なペアリングを楽しめる

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●4月25日(火)〜4月29日(土)
La BOMBANCE(ラ・ボンバンス)/日本食(東京・西麻布)
銀座 串かつ凡/串揚げ(東京・銀座) 
焼肉ジャンボ はなれ/焼肉(東京・本郷)
焼鳥 おみ乃/焼鳥(東京・神谷町)
酒井商会/和食居酒屋(東京・渋谷)

●4月30日(日)
TACUBO(タクボ)/イタリアン(東京・代官山)
虎白(コハク)/日本食(東京・神楽坂)
日本橋 蕎ノ字(ソノジ)/天ぷら(東京・日本橋)
PELLEGRINO(ペレグリーノ)/イタリアン(東京・恵比寿)
L'E ervescence(レフェルヴェソンス)/フレンチ(東京・西麻布)

「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」

開催日時:2023年4月21日(金)~ 30日(日)/ 各日12時~21時(L.O. 20時30分)
開催場所:六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6丁目9-1)
参加蔵数:各日10蔵 計100蔵(予定)
レストラン数:15店(予定)
料金:スターターセット ¥3,600(オリジナル酒器グラス+飲食用コイン11枚)
※2回目以降の来場の際は、スターターセットのグラスを持参すると、追加コイン購入のみで楽しみる。
http://craftsakeweek.com

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