アメリカンポップアート揃い踏み!ジュンヤ ワタナベ マンでアートを着る2023年春

  • 写真・文:一史
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シーズンごとの変化はわずかなようで、実は毎回しっかりと時代感が込められたデザイン。
ジュンヤ ワタナベ マンの大きな魅力のひとつです。
リーバイスをはじめとする定番ブランドと次々にコラボして、その関係性を1シーズンだけで終わらせず長く続ける姿勢もファンには胸アツなところ。
“変わらない”よさと“変わる”よさが同居する稀有なブランドですね。
歴史的な大衆ファッションに根付く姿勢も、“セレブわっしょい”なモード界において激レア。
「ジュンヤ ワタナベ マンがあるから、モードへの興味を失わずにいる」という人も少なくないでしょう。

2022年春夏よりブランド名から「コム デ ギャルソン」を取り独立性が増した同ブランドが、23年春夏もやってくれました!
メインに打ち出したのがアメリカンポップアート。
“カラフルポップ”が注目されるいまのファッション気分を見事に示してます。

服と一体になった作品の作家は、アンディ・ウォーホル、バスキア、キース・ヘリングなど大御所がずらり。
なかでも多くのアイテムに使われたのがロイ・リキテンスタイン。
大量印刷されたコミック本の一コマを拡大した作風で名高い人です。

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ここでの写真はジュンヤ ワタナベ マン 23年春夏 東京展示会にてスナップしたもの。

今回の作家のうち、服になることがもっとも少ないのがリキテンスタイン。
ぶっちゃけ、バスキアやヘリングはいろんな服になってますし、ウォーホルもしかり。
彼らを着ること自体に意外性はありません。
でもリキテンスタインとなると俄然面白みが増してきます。
私的にも若い頃から惹かれていた作家ですからワクワクします。
ちなみに彼のアートはというと↓

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20年にアメリカ・ロサンゼルスのモダンアート美術館「ザ・ブロード」をわたしが訪れたとき撮ったもの。
ドット絵はすべて手塗り。
「手間を掛けた=優れたアート」ではなくても、昨今のデジタルアートが苦手な旧タイプの人間は作家の息遣いが感じられる作品に惹かれちゃいます。

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これも最高!
ニットの編み目でドットが表現されてる。
一流デザイナーズブランドならではのつくり込み。
単なるアートプリントTシャツとは次元が違います。

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ウォーホルでカッコいいと思ったのが以下のデニム。

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ザ・ウォーホルなマリリンが、リーバイス製デニムのヒップポケットに。
シンプルな白シャツをパンツインして白スニーカーを履き、後ろ姿のワンポイント勝負で着こなしたいですね。

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バスキアですと、

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ラインアップの一部です。
リキテンスタインやウォーホルと比べると印象が弱い気もしますが、その分ファッションアイテムとして自然に馴染んでます。
目立ちすぎない装いにちょうどよさそう。

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美術館ザ・ブロードは、バスキアコレクションも凄し。

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芸術作品の実物を見るとき、絵画ならキャンバスの端や裏側などを必ず見ちゃいます。
作家の意図しない箇所に、体温を感じて。

ザ・ブロードの写真は、部屋から人がいなくなる瞬間をじっと待ってたのではありません。
ホントに、ほとんど人がいなかった!
バスキアに囲まれた部屋にポツンとひとり立つ幸せったら。
実は私的にバスキアはとくに好みの作家ではないのですが、日本の展覧会なら人がうじゃうじゃなことを考えると「贅沢な時間だなあ」と。
人混みは時節もあるのでしょうけど(訪れた冬はコロナで渡航禁止になる直前)、アメリカの高校の研修らしき集団が幾つか引率されていました。
でもあいつら、部屋にも入らずチラ見して通り過ぎますから w
「一般の若者がモダンアートに関心低いのは万国共通だなっ」と思ったLA体験でした。

All photos&text©KAZUSHI

KAZUSHI instagram
www.instagram.com/kazushikazu/?hl=ja

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【画像】アメリカンポップアート揃い踏み!ジュンヤ ワタナベ マンでアートを着る2023年春

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。