ドイツ時計ノモス グラスヒュッテの新作は、男女問わず愛用できるコンパクト&スリムなブラックビューティ

  • 文:笠木恵司

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ドイツの時計ブランド、ノモス グラスヒュッテの2022年新作「ラドウィッグ 33 ノワール」。コレクションでは最小径の33㎜ケースにブラックダイヤルを採用した、クラシカルでエレガントな薄型モデル。ゴールドメッキの針と細身のローマ数字がノーブルな気品を感じさせる。

フラットでスリムなケースに細身の長いラグ。ダイヤルも無駄な装飾を省いたミニマルを徹底。ドイツの時計ブランド、ノモス グラスヒュッテ(以下、ノモス)はシンプルビューティとも表現できる機能美を追求してきた。創業は1906年だが、2度の世界大戦で休眠状態になった同ブランドをデザイナーのローランド・シュヴェルトナーが東西ドイツ統合後の1992年に再興。彼はバウハウスの合理的な「機能主義」を継承しており、そのデザイン理念と19世紀から続く高級時計生産地グラスヒュッテの技術や伝統との融合を目指したといわれる。

現在では13ファミリーにのぼる多彩なラインナップをもつが、その中でも異色のシリーズともいえる「ラドウィッグ」から2022年の新作が登場した。フラッグシップである「タンジェント」と同じ創業年に発表された原点ともいえるモデルだが、基本的なエッセンスは共通しているものの、デザインコンセプトはかなり異なる。アワーマーカーにアラビア数字やバーインデックスではなく、細身のローマ数字を採用した唯一のモデルであり、ダイヤル外周には伝統的なレイルウェイトラック(線路型目盛り)も配置。コンテンポラリーな他のコレクションに比べて、際立ってクラシカルでフォーマルなスタイルにデザインされているのである。

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ノモスのコレクションでは唯一のローマ数字インデックスを採用。偶数だけを表示して他はバーにしているので、ダイヤルがすっきりして視認性も高い。ゴールドメッキの時分秒針がブラックダイヤルに映える。

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ゴールドの3針が映える上品なブラックダイヤル

このシリーズに新たに追加されたのが、スタイリッシュなブラックダイヤルの「ラドウィッグ 33 ノワール」だ。ノモスのモデルでは数少ないブラックというだけでなく、ゴールドメッキの時分秒針をコンビネーション。気品と高級感が漂う個性的なドレスウォッチに仕上がっている。

しかも、ケース径は33㎜で厚さは6.5㎜。ノモスのコレクションでは最小径であり、細身の長いラグが腕に合わせてカーブしているので手首にジャストフィットする。サイズ的にはレディスだが、メンズでもドレッシーなファッションの袖口をもたつくことなく引き締めてくれるに違いない。ストラップはアンスラサイトカラーのベロアレザー。スタイリッシュなダイヤル&ケースに優しさと温かみを加える絶妙の組み合わせだ。

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ケースバックはシースルー。搭載ムーブメントは自社製の手巻き「アルファ」。ノモスのコレクションでは最も多く搭載されているキャリバーであり、耐久性や精度などの信頼性が高い。

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高精度ムーブメントと抜群のコスパも魅力

搭載ムーブメントは自社製の手巻き「アルファ」。現在のコレクションに最も多く搭載されているだけに、耐久性や精度などの信頼性が高い。ちなみに、創業当初は汎用ムーブメントをチューンナップして搭載していたが、30年後の今では6種類の手巻きと7種類の自動巻きキャリバーすべてを完全自社製造している。グラスヒュッテには基準があり、内製率などの条件をクリアしなければこの地名を使用できないのだが、ノモスは95%以上のパーツを自給自足しているという。

「ラドウィッグ 33 ノワール」はドイツのマニュファクチュールが独自のデザインセンスで製作したエレガントなドレスウォッチであり、コンパクトながらもブラックダイヤルと繊細なフォルムが珠玉の存在感を放つ。にもかかわらず、価格はコスパ抜群の25万8500円。毎日の手巻きが楽しみになりそうなモデルだ(パワーリザーブは約2日間)。

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「ラドウィッグ 33 ノワール」手巻き、SSケース、ケース径32.8㎜、パワーリザーブ約43時間、シースルーバック、ストラップはアンスラサイトカラーのベロアレザー、3気圧防水。¥258,500

問い合わせ先/大沢商会 TEL:03-3527-2681

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