実は英国王室のお洒落番長？ “差し色使い”が絶妙な、アン王女の洗練ファッションをチェック！

  • 文：宮田華子

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帽子のセレクト、被り方にも定評アリのアン王女。@anne_princessroyal- instagramのキャプチャ画像

故エリザベス女王の4人の子どもたちの内、娘はアン王女（72歳）たった一人。女王の第2子であり、王位継承順位は16位。アン王女について語られる時、彼女の恋愛、結婚、夫の不倫、離婚、そして誘拐未遂事件など、ゴシップ的な部分がフィーチャーされがちだが、英国王室の中でもひときわ熱心に公務を行っているという一面もある。

英国王室の者たちにとって、「人に見られる」ことも仕事の一部。ファッショニスタとしては故マーガレット王女（エリザベス女王の妹）、故ダイアナ妃、そして現在はキャサリン妃とメーガン妃を追うメディアは多い。そんな中、アン王女の着こなしは上品な中にもきらりと個性が光り「高レベル」と評価が高い。

そこで真の「英国王室・お洒落番長!?」との呼び声も高い、アン王女のファッション・ショットをセレクト。差し色の使い方など、性別を問わず参考に出来る点が多い点も素敵だ。

2017年、スコットランドで行われたスポーツ大会「ブレーマー・ギャザリング」には、えんじ色のトップスに紺のヘッドドレス姿で出席。エレガントな色だが、野暮ったくなるのも簡単なえんじ色を品よく着こなしている。

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若き日の1枚。麻のジャケットの色を活かした首回りとアクセサリー使いにセンスが光る。

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2022年10月、国立灯台博物館訪問時は厚手のジャケットを着用。スタンドカラーのジャケットの襟の「立たせ具合」と中からチラリと覗くスカーフがポイント。

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姪であるユージェニー王女の結婚式にはエメラルドグリーンのドレスで出席。グリーンにキャメル色のショールを合わせるのは…なかなか出来ないテク。

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総裁を務めるチャリティー団体「Save the children」のイベントにて。俳優ヘレナ・ボナム＝カーター（右）に負けていない圧倒的な存在感。刺繍が施されたドレスにストールを合わせ、ゴージャス感がアップしている。

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見るからに上等なツイードのコートに、カシミアの深紅のマフラーを。マスクの配色にも気遣いが感じられる。

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時代を取り入れたスタイルを自分流に着こなす方法を、若い時代にすでに体得していたよう。

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父・フィリップ殿下の葬儀にて。勲章さえも「差し色」に見えてしまうのは佇まいそのものがスタイリッシュだからかも。帽子やリップの色とのコンビネーションも見事。

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ブルーの格子縞のジャケットがはっと目を引く。2017年、ロイヤル・アスコットにて。

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1973年、ベルリン訪問にて。帽子とスカーフの雰囲気を合わせる等、これはいろんな意味で「凝った」スタイル。レトロスタイルが好きな人は参考にしたいはず。

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母・エリザベス女王と一緒に。質の良いセーターと糊の利いたシャツをカジュアルに着こなしている。何てことないシンプルな服装を「お洒落に着こなす」のは実は1番難しい。しかしアン王女にとっては「お手のもの」らしい。

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【画像】実は英国王室のお洒落番長？ “差し色使い”が絶妙な、アン王女の洗練ファッションをチェック！

2017年、スコットランドで行われたスポーツ大会「ブレーマー・ギャザリング」には、えんじ色のトップスに紺のヘッドドレス姿で出席。エレガントな色だが、野暮ったくなるのも簡単なえんじ色を品よく着こなしている。

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若き日の1枚。麻のジャケットの色を活かした首回りとアクセサリー使いにセンスが光る。

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2022年10月、国立灯台博物館訪問時は厚手のジャケットを着用。スタンドカラーのジャケットの襟の「立たせ具合」と中からチラリと覗くスカーフがポイント。

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姪であるユージェニー王女の結婚式にはエメラルドグリーンのドレスで出席。グリーンにキャメル色のショールを合わせるのは…なかなか出来ないテク。

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総裁を務めるチャリティー団体「Save the children」のイベントにて。俳優ヘレナ・ボナム＝カーター（右）に負けていない圧倒的な存在感。刺繍が施されたドレスにストールを合わせ、ゴージャス感がアップしている。

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見るからに上等なツイードのコートに、カシミアの深紅のマフラーを。マスクの配色にも気遣いが感じられる。

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時代を取り入れたスタイルを自分流に着こなす方法を、若い時代にすでに体得していたよう。

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父・フィリップ殿下の葬儀にて。勲章さえも「差し色」に見えてしまうのは佇まいそのものがスタイリッシュだからかも。帽子やリップの色とのコンビネーションも見事。

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ブルーの格子縞のジャケットがはっと目を引く。2017年、ロイヤル・アスコットにて。

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1973年、ベルリン訪問にて。帽子とスカーフの雰囲気を合わせる等、これはいろんな意味で「凝った」スタイル。レトロスタイルが好きな人は参考にしたいはず。

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母・エリザベス女王と一緒に。質の良いセーターと糊の利いたシャツをカジュアルに着こなしている。何てことないシンプルな服装を「お洒落に着こなす」のは実は1番難しい。しかしアン王女にとっては「お手のもの」らしい。

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「最も目を惹いたのはキャサリン妃」 女王国葬におけるロイヤル＆ファーストレディの喪服姿をセレブライターが振り返る

キャサリン妃のコートドレスの装い

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(c)Alpha Press/amanaimages

現地時間で９月19日に執り行われたエリザベス女王の国葬には、世界の要人たちが参列した。女王への敬意を示したそれぞれの喪服姿は、エレガントな気品に満ち溢れていた。

最も人目を惹いたのはやはり、キャサリン皇太子妃の洗練されたコートドレスの装いだったのではないだろうか。ヴェールをあしらったツバの広いハットもよく似合っていて、ハッとするほど美しいオーラを放っていた。正直、隣りに居た女優出身でドレスアップには慣れているはずのメーガン妃より数倍も品が良く見えて、ロイヤルファミリーとしての矜持に満ちていたように思う。そして王となったチャールズの奥方、カミラ王妃も、若い頃よりずっと垢抜けた姿を披露。王妃としての威厳を見せていた。

左からメーガン妃、カミラ王妃、ジョージ王子、キャサリン皇太子妃。

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シンプルな丸首ドレスのレティシア王妃

プチプラファッションが得意でファッショニスタとしても人気のスペインのレティシア王妃は、シンプルな丸首のドレスのウエストを細いベルトでマーク。旦那様のフェリペ６世の軍服もキマっていて、お似合いの美男美女カップル。

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シャルレーヌ王妃はブローチがアクセント

モナコ公国のシャルレーヌ公妃はハイネックのブラックドレスにグレーのタイツを合わせて、胸元のブローチをアクセントに。元競泳選手で鍛えた、彼女の抜群のスタイルの良さが際立っていた。

それにしても、こうして見ていると皆足元はピンヒールなのだが、華奢なピンヒールが似合う、足首の細いこと！　足首が細いことがプリンセスになる条件なのだろうか。

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フランスのマクロン大統領夫妻

フランスのマクロン大統領と、24歳年上の妻、ブリジット・マクロン。マクロン大統領はシンプルなブラックのスーツ、ブリジット夫人は黒のコートでフェミニンな着こなしで登場。

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バイデン大統領夫妻は手をつないで参列

手を繋いで参列した、アメリカのバイデン大統領と、ファーストレディのジル・バイデン。バイデンはブラックスーツ、ジルは金ボタンのスーツに、帽子の代わりにブラックリボンのヘッドアクセサリーで正装らしさを演出していた。

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インスタの人気者、ブルネイのマティーン王子

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tmski-Instagram

ブルネイの見目麗しいプリンス、マティーン王子はスポーツで鍛えた胸筋で、堂々たるスーツの着こなしを見せた。マティーン王子はイケメン王子として女性たちの熱い視線を集めるロイヤルで、インスタグラムのフォロワーは現在232万人超えの人気者だ。

さまざまな国を代表する要人たちが自国の伝統を保ちつつ装った喪服姿は、荘厳な眺め……。後世に語り継がれるに相応しい国葬の慰めとなり、彩りとなったのだ。

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【画像】エリザベス女王の国葬に集まった、世界のロイヤル＆ファーストレディの喪服姿

キャサリン妃のコートドレスの装い

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(c)Alpha Press/amanaimages

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左からメーガン妃、カミラ王妃、ジョージ王子、キャサリン皇太子妃。

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シンプルな丸首ドレスのレティシア王妃

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シャルレーヌ王妃はブローチがアクセント

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フランスのマクロン大統領夫妻

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バイデン大統領夫妻は手をつないで参列

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インスタの人気者、ブルネイのマティーン王子

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tmski-Instagram

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