ジャン・ヌーヴェル×フィリップ・スタルク、地上125mのホテルは二大巨匠の仕事

  • 文:髙田昌枝(パリ支局長)

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PARIS パリ/フランス

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新ビジネスエリアとして注目のパリ13区。ツインタワーはエッフェル塔、モンパルナス・タワーに次ぐ高さ。

まるでピサの斜塔のように傾いて見える独特なツインタワーが完成したのは2021年末のこと。ジャン・ヌーヴェルが建築を手がけ、東パリの新ビジネスエリアのニューフェイスとしても話題のこのビルに、このほど、フィリップ・スタルクがデザインを手がけた4つ星ホテルがオープンした。

「パリに浮かぶ天空の城」とスタルクが語るこのホテルは、地上80~125m。全139室のうち、81室からセーヌ川と日の出を、58室からはパリの全景と夕陽が望める。レストランとスカイバーは、地上120mのオープンエア。スパには露天ジャクジーも。フランスを代表する二大巨匠の競演、一度宿泊してみては?

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スタルクらしいモダンな内装の客室。大きな窓からの景色が格別。250ユーロ~(1泊1室の料金) https://toohotel.com photo: ©Jérôme Galland

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※この記事はPen 2023年1月号より再編集した記事です。