「シチズン アテッサ」誕生35周年記念の第3弾限定モデルは、艶ありのブラックカラーの中で独特のブルーが美しく映える!

  • 文:笠木恵司

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ベゼルとブレスレットの中ゴマにコーティングされたブルーが印象的な「シチズン アテッサ」の新作「ブルーユニバースコレクション」。ブランド誕生35周年を記念した第3弾であり、光発電エコ・ドライブ搭載の3モデルを数量限定で発売。写真中央はエコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載した最上級モデル。

『シチズン アテッサ』は、グローバルに活躍するビジネスマンを最先端の技術でサポートする腕時計として1987年に誕生。軽量でキズに強いシチズン独自開発のスーパーチタニウムを全面に打ち出したモデルとしても知られる。2022年はブランド誕生35周年となるため、これを記念した2タイプの限定モデルを発売。さらに第3弾の新作として「ブルーユニバースコレクション」が登場した。

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ベゼルだけでなく、ブレスレットの中ゴマにも新開発のデュラテクトDLCブルーを採用(ベーシックモデルはベゼルのみ)。独特の深い色調がベゼルよりも明瞭に感じられる。最上級モデルの「CC4066-69E」は、光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載。「CC4066-69E」光発電エコ・ドライブ、スーパーチタニウムケース&ブレスレット、ケース径44.6㎜、10気圧防水、世界限定1,000本。¥319,000

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月面着陸船の脚部にスーパーチタニウムを提供

ケースとブレスレットはシチズン独自の表面硬化技術デュラテクトを施したスーパーチタニウムだが、ベゼルとブレスレットの中ゴマに新開発のデュラテクトDLCブルー(以下、DLCブルー)を採用。精悍な艶ありのブラックカラーに針やインデックスのシルバーがコントラストする中で、深いブルーが独特の雰囲気を加えている。これはシャボン玉が虹色に見える「薄膜干渉」という現象に着目して開発されたコーティングカラーであり、美しい色調と滑らかな触り心地を楽しめる反面で、剥離はもちろんキズにも強いという。

シチズンでは2019年に民間月面探査プログラムを推進するispaceとコーポレートパートナー契約を締結。月面着陸船の脚部のパーツとしてスーパーチタニウムを提供している。ロケットは2022年11月28日の打ち上げを予定しているので、DLCブルーは漆黒の宇宙に浮かぶ青色の水の惑星、地球をイメージしたとも解釈できる。ブラックのダイヤルにも星々をラメで表現しており、記念限定モデルにふさわしい高級感のある仕上がりになっている。

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ベーシックモデルの「CB0217-71E」はベゼルだけがDLCブルー。精悍な艶ありブラックのカラーリングに、針とインデックスのシルバーがコントラスト。その外周をベゼルのブルーが彩る。「CB0217-71E」光発電エコ・ドライブ、スーパーチタニウムケース&ブレスレット、ケース径 42.5mm、10気圧防水、世界限定1,600本。¥132,000

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「技術による美学」を表現した、実用的な3モデル

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「AT8187-75E」光発電エコ・ドライブ、スーパーチタニウムケース&ブレスレット、ケース径 42mm、10気圧防水、世界限定1,900本。¥176,000

今回の新作は3タイプをラインナップしており、最上級のモデルは光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載。時刻情報だけなら世界最速レベルの最短3秒で受信できる。その他のモデルは地上局からの標準電波を受信するエコ・ドライブ電波時計となり、リューズのみの簡単操作で世界26時差の時刻とカレンダーを表示できる「ダイレクトフライト」機構を搭載。ベーシックモデルだけはベゼルのみDLCブルーとなる。

どのモデルも定期的な電池交換や頻繁な時間調整は不要。電波を自動的にキャッチして正確な時間に修正するだけでなく、閏年も含めた毎月末を判別して日付を送ってくれる。10気圧防水で第1種耐磁性能を備えているため、一般的な日常生活なら水や磁気などを気にする必要はほとんどない。手がかからない極めて実用的な利便性に加えて、シチズンらしい「技術による美学」をシンボリックに表現した限定モデルといえるだろう。

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3モデルともにケースバックに35周年記念の証として同年ロゴをデザイン。

問い合わせ先/シチズンお客様時計相談室 TEL:0120-78-4807

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