時計の表側と裏側にダイヤルがあり、腕につけたままで反転できるジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダー」がリニューアルされた。表側は曜日と月を表示する2つの小窓があり、6時位置にはポインター式の日付とムーンフェイズを配置。裏側の時分計は第2時間帯となるため、昼夜表示(デイ&ナイト)も備えている。これらを1つのムーブメントで駆動する複雑時計だが、基本的なデザインは1931年に誕生したオリジナルを継承。当時のデザイン潮流だったアールデコの精神とスタイルを守り続けてきた。
今回のリニューアルでも、既存のスタイルを踏襲しながら現代的なエレガンスを控え目に導入。細部を丁寧にブラッシュアップしているが、裏側のダイヤルは大幅に刷新された。これまではダイヤルベースに「クルー・ド・パリ」と呼ばれる伝統的な彫り模様が施されていたが、放射状に光を反射するサンレイ仕上げに変更。これに対応して、時分表示の内側にあったバーインデックスを外周に移動してデザインも変えたほか、6時位置の昼夜表示も時分計の背後に隠すことで、ダイヤル全体がより開放的に感じられるものとなった。
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アールデコを現代的に再解釈した新フォント
ジャガー・ルクルトでは、時計製造以外の分野で活躍するアーティスト、デザイナー、職人などとコラボレーションする「メイド・オブ・メーカーズ」を展開してきた。今回はタイポグラフィに対する実験的なアプローチで世界的に知られるアーティストのアレックス・トロシュートを起用。ブランドの価値観を表現した現代的でダイナミックな新フォント(書体)が誕生した。
アレックス・トロシュートは、創作にあたって「レベルソ」の原点であるアールデコに着目。これを時計製造の技と組み合わせたデザインコンセプトを設定したという。アールデコを現代的に再解釈したフォントには、大胆な彫刻のように力強い視覚的な奥ゆきがあり、とりわけ躍動感が際立っている。この新しいアルファベットはニューヨークで開催される「レベルソ ストーリーズ」展(2022年10月26~11月24日)に出品される。また、「レベルソ」のパーソナライズでケースバックに文字をエングレービングする際の新しい書体として提供されるので、ご期待いただきたい。
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東京・六本木で「THE1931カフェ」を開催
東京都港区の六本木ヒルズでも、1931年に「レベルソ」が誕生した当時のアールデコの雰囲気を体験できる「THE1931カフェ」が11月10日(木)からヒルズカフェで開催される。特別なメニューが準備されるほか、カスタマーカードに記入した人には、新フォントを創作したアレックス・トロシュートとコラボレーションしたレタリングチョコレートがプレゼント(なくなり次第終了)。さらに、ジャガールクルト公式LINEを登録すれば、そのオリジナルフォントが選べるLINE限定壁紙をプレゼントする企画も用意されている。
「THE1931カフェ」
開催日時:2022年11月10日(木)~11月16日(水) 10:30~20:00
※営業時間が変更になる場合もございます。
開催場所:六本木ヒルズ・ヒルズ カフェ
問い合わせ先/ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833
https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja