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新型レンジローバーで訪れる、nendo佐藤オオキが手がけたミニマルな建築「土管のゲストハウス」

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • 文:和田達彦

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7月に竣工したnendoの作品保管庫兼ゲストハウス。浅間山山麓の御代田町に位置する約3000坪の敷地は、アカマツが生い茂り小川が流れるロケーション。建物は、工場で成形したコンクリートパーツをワイヤーによって締め上げて連結する「プレキャスト工法」と「プレストレス工法」を組み合わせて施工された。

新型レンジローバーでの旅を考えたとき、そのヒントになったのは、20世紀のモダニズム建築を牽引したドイツの名建築家、ミース・ファン・デル・ローエの遺した言葉だった。彼の言葉に導かれるように、デザイナーの佐藤オオキさんとともに長野県・御代田町にある最新作「土管のゲストハウス」を訪れた。

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