今年で結婚生活20年。やっと花開いてきた、いい夫婦関係を維持する秘訣とは?

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    42 野々村友紀子|放送作家

    各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第42回は、漫才師から放送作家へ転身。さらには「芸人の嫁」としてテレビ出演したことをきっかけに歯に衣着せぬ発言が評判をよびブレイクした野々村友紀子さんです。

    写真:殿村誠士 構成:舩越由実 衣装協力:Loungedress

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    野々村友紀子●1974年、大阪府生まれ。1992年に漫才コンビとしてデビュー。99年の解散後はOL生活を経て放送作家の道へ。2002年にお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士と結婚後、出産を機に休業。12年、仕事を再開。著書に『アカンヒトズカン』(学研プラス)がある。

    トーク番組に出演するのは楽しいですね。特にテーマが“最近、腹立ったこと”なんかだと、すごくイキイキしてると思います(笑)。視聴者から、ストレス発散になるとコメントいただくこともあるので、強めの発言もしてしまいます。もちろん、あまり不快に思われないように、ですけど。コメンテーターとして出演している『ゴゴスマ』では、MCの石井亮次さんがやわらかく包んで中和してくれるので話しやすいですね。キツく言ってもそう聞こえないので助かります。

    夫婦でテレビ番組に呼ばれることもありますが、旦那がいたほうが気持ちとしてはフニャっとします。旦那が代わりに話してくれたりツッコんでくれたりするので、頼りにしている部分があるのかもしれませんね。家でも同じです。最近、朝ご飯やお弁当づくりといった朝の家事は旦那がやってくれるようになって、体力温存できて仕事がしやすくなりました。旦那とふたり、二人三脚といった感じです。

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    最近は夫婦で過ごす時間がいちばんのリラックスタイムです。自宅でご飯を食べた後にお酒を飲んだり、近所のお店に一緒に行ってワインを飲んだり、毎日その時間を楽しみに帰宅します。娘が高校生と中学生になり、もともと夫婦で趣味が似ていたので、映画に一緒に行ったり、お互いの好きな漫画を薦め合ったりもしています。そんなことをできるようになったのは、やっと最近なんです。

    結婚当初は喧嘩もたくさんしましたけど、考えたんです。夫婦で最も長く過ごすのは老後だって。もし夫婦で一緒にいることがしんどくなったら、子どもが巣立った時に地獄じゃないですか。老後に仲良く過ごせる関係を目指して、そのための下積みの時間をつくっています。それが花開いて、いまはなんでも話せる関係。今年で結婚20年、あっという間でした。

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    以前はたばこを吸っていました。妊娠出産でやめたり、再開したりを繰り返していたんです。でも10年くらい前に名優の渥美清さんが願掛けをしたことで有名な小野照崎神社に、夫婦でお参りして「煙草をやめるから旦那の仕事を増やしてほしい」とお願いしたんです。その後、私だけ仕事が増えて、夫婦で煙草をやめたのにどうしてだろうと思ったら、旦那はこっそり吸っていたんです(笑)。芸人は煙草を吸う人が多いのでその中でやめるのは難しいですよね。たばこを吸ってコミュニケーションを取る文化はまだ根強く残っているので、吸いたくなる気持ちはわかります。

    どちらの立場もわかる目線から言うと、お互いが気持ちよく過ごすための気遣いは必要だと思っています。たとえば、みんなでお店に入った時に「たばこを吸うので隅っこに行きますね」と自分から声を掛けたり、いきなり吸うのではなく「吸っていいですか」と聞いてみたりすると「気を遣ってくれていたんだ」と相手が気づいてくれるかもしれません。お互いが思いやりを見せることで共存しやすくなればいいですね。

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    最新著書『アカンヒトズカン』(学研プラス)が現在発売中。
    問い合わせ先/JT
    www.jti.co.jp

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