
オフィス家具のグローバルリーダーであるスチールケース社から、環境負荷を抑え、ハイブリッドワークのために開発された新発想のスツール「Flex Perch(フレックス・パーチ)」が2022年6月末に発売される。
ハイブリッドワークとは、オフィスワークとテレワークを柔軟に組み合わせた働き方で、ニューノーマル時代の主流になると見込まれている。フレックス・パーチは、多様化するワークスタイルのもとで使用するミーティングチェアとして最適だ。
腰かけるのに理想的な座面傾斜角度7.2度が施され、「Perch = 止まり木」というネーミングのとおり、小休止するように腰をかけて、健康的な姿勢が促されるような設計に。そのため俊敏性が高まり、座る・立つ・歩き回るといった活発な動きが、自由自在にできるのが魅力のひとつといえる。
米ハーバード大学医学部の最新研究によると、立ったり動き回ったりすることで身体の血流促進につながり、気分や創造力を向上させるのだそう。従来の会議室のイスにきちんと座って参加するミーティングに比べ、カジュアルな姿勢がより多くのアイデアを生み出すことだろう。
さらに注目したいのが、安定性と耐久性を備えた「Ultramid® B3EG6 Ccycled™ ポリアミド樹脂」というフレックス・パーチの素材だ。これは、世界最大の化学メーカーBASFの「Ccycling」という革新的なリサイクルプロセスによって、電子機器廃棄物を再利用したもの。70%という高いリサイクル材含有量を実現し、使用済みとなった製品は100%リサイクル可能だ。
スチールケースのグローバルデザインディレクターであるブルース・スミス氏は、「化石燃料の代わりに廃棄物を使用しているのです。当社が目指す化石燃料資源からの脱却とCO2抑制の両方を満たすことができました」と語る。創業当初から環境保全を企業理念として継承してきた同社。資源循環型を追求したものづくりへの挑戦はとどまるところを知らない。
ダイナミックな動きの促進、スペース効率の最大化、持続可能なものづくりという「Steelcase Flex Collection」のテーマが反映されているフレックス・パーチ。今後ますますフレキシブルさや機動性が求められる働き方やワークスペースにおいて、大いに活躍してくれそうなアイテムだ。
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加速するハイブリッドワークの多彩なシーンで活躍




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