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“ウルトラマン芸人”の自宅には専用部屋まで!? 博多大吉が蒐集するウルトラマンファッション

  • 写真:大河内 禎
  • 文:高野智宏 
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大吉さん着用のMA-1は、アルファインダストリーズ×ウルトラマンのコラボモデルで科学特捜隊仕様。TシャツはウルトラマンティガのGUTS。

現在発売中のPen 6月号『ウルトラマンを見よ』特集から、映画『シン・ウルトラマン』の公開を記念して一部を抜粋してお届け。子どもの頃にウルトラマンと怪獣に出合って受けた衝撃が忘れられない――。そんなファンの声を代表して、お笑いタレントの博多大吉さんにウルトラマンへの想いを語ってもらった。いまやNHKの朝の顔でもある大吉さんがハマったのは、意外にもウルトラマンのファッションだった⁉

ほぼ365日身につけるウルトラマンアイテムは、時計収集から始まった

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ファンとしての熱意が円谷プロにも伝わり、2016年のウルトラマンフェスティバルの公式アンバサダーに就任。ウルトラマン関連の仕事も多く、芸能界随一のウルトラマン好き。

「レオに登場する怪獣、マグマ星人が怖すぎて最初は苦手でしたが、再放送で初代ウルトラマンを観て好きになりました」

そう語るのは“ウルトラマン芸人”のひとり、博多大吉さん。大吉さんが特にこだわるのは、ほぼ365日身につけるというウルトラマンファッションだ。そのきっかけは「腕時計でした」と振り返る。

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右端の時計が最初に入手した40周年モデル。以降、自ら購入したモデルやプレゼントされたものなど、多数のウルトラマン時計をコレクションしている。

「15年ほど前に芸人界隈で高級時計ブームがあり、僕も興味をもちました。でも腕時計に100万円は出せない。そんな時、初代ウルトラマン40周年を記念した時計が発売され、値段も数万円と手頃だったので購入しました。この時計なら、ブランドやグレードを競う“時計ジャンケン”に巻き込まれない。全戦負けなしの不戦勝です(笑)」

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昨秋発売された、『シン・ウルトラマン』をモチーフとした限定クロノグラフモデルも入手済み。

以降、大吉さんは腕時計に飽き足らず服のコレクションも始めた。「東京駅のウルトラマンオフィシャルショップは定期的に顔を出しますし、プレミアムバンダイからは新商品の入荷情報が届きます。また、東京・中野の『ハードコアチョコレート』というショップのウルトラ系Tシャツの新作は必ず入手します」

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上2枚がハードコアチョコレートのオリジナル作品。下はハリウッドランチマーケット。

そんな大吉さんのウルトラコレクションは、Tシャツをはじめジャケットにシューズなど100点以上。特撮とプロレスものも合わせれば軽く200点を超え、自宅には専用部屋もあるという。

さらに舞台やテレビで着るスーツにも、時計やネクタイでウルトラマンファッションを忍ばせる。「身につけていると嬉しくなるし、なぜか落ち着くんですよね」

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昨秋、ドラゴンベアードから販売されたウルトラマンモデルのスニーカー。初代ウルトラマンのタイトルバックがコラージュされたハイカット。

博多大吉 

お笑いタレント。1971年、福岡県出身。大学の落研で出会った博多華丸と90年にデビュー。2014年のTHEMANZAI優勝などを機にブレイク。18年より「あさイチ」(NHK)キャスターに就任。現在まで続く、NHKの朝の顔に。「それって!?実際どうなの課」(中京テレビ)ほか多数出演中。

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※この記事はPen 2022年6月号「ウルトラマンを見よ」特集より再編集した記事です。