三重の地場産業の魅力が大集結。いいモノ・うまいモノフェアが開催

  • 文:藤村実里(ふじむら みのり)
  • 動画:恩田弘樹(おんだ ひろき)

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いま、地域の魅力を発信し、地場産業を盛り上げる動きが盛んになっている。なかでも注目したいのが、三重県だ。

海、山など豊かな自然に恵まれた三重県では、古くから農業・漁業などの食産業や匠の技を活かした伝統・地場産業が盛んだ。地元の素材や歴史、文化を最大限に活かした三重の魅力を余すことなく凝縮したものづくりが昔から根付いている。

そんな三重県が力を入れる食と工芸分野に注目した、三重の魅力に触れるイベント「三重のいいモノ・うまいもの発見!!フェア」が開催される。

本イベントは「三重グッドデザイン」と「みえセレクション」に選定された35事業者が近鉄百貨店四日市店に集合し、三重の魅力を体感しながら地場産業を応援することができる展示即売会だ。

「三重グッドデザイン制度」では、県内の伝統産業や地場産業の商品の中から、機能性やデザイン性に優れた商品を選定している。また「みえセレクション制度」では、優れた農林水産物や食品・酒類などを選定している。

今回のフェアは両制度に選定されている35事業者が一堂に集まり、商品を実際に手に取り、作り手の想いなども肌で感じながら購入することができるまたとない機会だ。

「三重グッドデザイン」からは12事業者が出店。最後の一滴まで美味しく飲めるようにデザインされた急須やバイクマフラーの製造技術を駆使したチタン製タンブラーなどの小物から左官職人が考案した野菜蔵まで各事業者が趣向を凝らしたアイデア商品が並ぶ。さらに、見どころは三重県の伝統的工芸品伊賀くみひものキーホルダー作りなど職人技を体験できるワークショップ(事前予約制)。期間中3事業者が実施し、商品の魅力だけでなく、職人の技や想いに触れる貴重な体験ができる。

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「みえセレクション」からは23事業者が出店。海の幸を使用した商品をはじめ、しっとりと上品な味が特長の美熊野牛、スプーンで食べる玄人好みの豆乳、地元の人気酒蔵の酒粕を使ったクラフトビールなど、三重が誇る食から約140商品が展示販売される。

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3日間で開催されるこのイベントを機に、三重の魅力を体感し、見て、触れて、食べて地場産業を応援したい。

「三重のいいモノ・うまいもの発見!!フェア」

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開催場所:近鉄百貨店四日市店 5階 催会場
住所:三重県四日市市諏訪栄町7-34 5階 催会場
会期:2022年2月25日(金)〜27日(日)
時間:午前10時〜午後5時
入場料:無料
※ワークショップ参加には事前予約が必要です。アプリ「MUJI passport」の無印良品近鉄四日市から申し込みをお願い致します。
※期間中、新型コロナウイルス感染拡大の状況次第で、臨時休業する場合があります。
※通常より時間を短縮して営業致しております。営業時間は変更になる場合がありますので、ホームページ等でご確認のうえ、お越しください。
URL:www.d-kintetsu.co.jp/store/yokkaichi/

問い合わせ先/株式会社近鉄百貨店四日市店 TEL:059-354-7850