2000種の試飲が裏付ける、家飲みワインの楽しみ方【書評】

  • 文:今泉愛子

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【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】

『ワイン迷子のための家飲みガイド』

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安齋喜美子 著 集英社 ¥1,760

年間2000種近くのワインを試飲するという著者が、ワインの選び方から家飲みを充実させる方法までを指南。ブルゴーニュの赤ワインが好きなら、ブルゴーニュの主要品種であるピノ・ノワール種に絞って世界各国の赤ワインからも探してみるというように、好みを深めるための実用的なアドバイスが魅力だ。お薦めの銘柄として紹介されるのは、手頃な3,000円台以下が中心。自宅でだからこそ、鯖寿司やスナックなど、レストランでは実現しないような食べ物との自由な組み合わせも提案する。

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※この記事はPen 2022年3月号より再編集した記事です。